授業概要
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物理化学とは,化学の対象である物質について,物理学的な手法で研究する科学領域である。物理化学を学ぶことで複雑な生命現象や食品の物性を理解することができる。本講義は,化学の基本を既に学んだ低学年向けに,応用科目を学ぶ上での必修の基礎的科目として位置づけられる
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到達すべき 目標
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状態量の理解と熱力学関数(内部エネルギー,エンタルピー,エントロピー等)の計算方法や反応の 進行方向の判定が出来るようになる。
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授業計画と 準備学習
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1.理想気体 2.実在気体 3.気体の分子運動論 4.仕事と熱 5.熱力学第1 法則 6.熱容量 7.気体の膨張 8.熱化学 9.自発過程 10.エントロピー 11.熱力学第2 法則 12.ギブスの自由エネルギー
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授業の特色
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学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
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使用言語
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TA,SA等配置 予定
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基盤的能力 専門的能力
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授業時間外 の学習
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成績評価の 方法
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出席日数を満たした上で,中間試験(50点)および期末試験(50点)の総合点で評価する。
追試験について インフルエンザなどのしかるべき理由による中間試験あるいは期末試験の欠席については、 それぞれ中間試験追試験あるいは期末試験追試験を行う。追試験は配点50点、満点50点で行う。
再試験について 中間試験あるいは期末試験で得点が30点に満たない場合は、済措置である再試験を中間試験、期末試験ごとに1回行う。 再試験は救済措置であるので、その配点は中間試験再試験50点および期末試験再試験50点であるが、得点が30点を超えた時点で30点以上の点数はつけない。すなわち再試験は配点50点 満点30点である。
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到達度評価 の観点
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テキスト
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No
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書籍名
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著者名
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出版社
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出版年
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ISBN/ISSN
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1.
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『化学・生命科学系のための物理化学』
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Raymond Chang
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東京化学同人
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2003
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4807905635
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テキスト (詳細)
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本書は、米国で大好評の学部学生向けの教科書、Raymond Chang, “Physical Chemistry for the Chemical and Biological Sciences”の全訳である。物理化学の法則と考え方を学ぶと同時に、有機化学、無機化学、分析化学、材料科学を理解するための基礎として、さらに超分子、酵素、光生物学、生体膜、核酸など生体分子系にも適用できるように配慮され、基礎知識を手際よく整理しまとめた教科書としてほぼ完璧な内容となっている。また最新の話題や物質も取上げ、各章には多くの問題が、巻末には解答も付けられている。さらに数学的な基本公式や誘導に必要な式も整理されていて、教科書として現代物理化学の一つの手本になるものであるように思われる。
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参考文献
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参考文献 (詳細)
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担当教員実 務経験内容 または実践 的教育内容
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実践的授業 内容等
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備考
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