シラバス参照

開講年度 2024 
授業科目名 微生物遺伝学【分子】 
授業科目名(英文)  
担当教員

谷 元洋

科目開講学部・学科 応用生物科学部 
科目区分 専門科目 
科目分類 応用生命科学課程 
対象学年 3年生 
開講学期・時間割・教室 前学期 火曜日 1時限 応生 102
授業の形態 講義 
単位
履修コード 1ABL11009 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2024&semekikn=1&kougicd=1ABL11009 
科目ナンバリング  



授業概要
遺伝学、分子生物学は生物を理解する上で、基礎となる大変重要な学問です。微生物は遺伝学、分子生物学の発展に多大な貢献をしてきました。
例えば、原核生物である大腸菌は、遺伝子の操作をする上で不可欠であり、異種タンパク質の大量生産でも最も利用されている微生物です。一方で、真核生物である出芽酵母は分子遺伝学アプローチが行いやすいという利点を使って、ノーベル賞受賞にも繋がるような生命現象の解明にもつながっています。
本講義では、遺伝学、分子生物学の発展の歴史、分子生物学のセントラルドグマ、遺伝子の解析法、操作法という観点から、主に大腸菌と出芽酵母に関して掘り下げていきます。 
到達すべき
目標
遺伝学、分子生物学の基礎を理解するとともに、大腸菌や出芽酵母の利用について学ぶ。 
授業計画と
準備学習
1. ガイダンスとイントロダクション
2. 生物化学、分子生物学の発展の歴史
3. 微生物と遺伝学、分子生物学
4. セントラルドグマの理解 DNA複製
5. セントラルドグマの理解 転写
6. セントラルドグマの理解 翻訳、転写制御
7. 転写制御
8. DNA組み換え技術 (大腸菌) (1)
9. DNA組み換え技術 (大腸菌) (2)
10. DNA組み換え技術 (大腸菌) (3)
11. 酵母分子遺伝学 (1)
12. 酵母分子遺伝学 (2)
13. 酵母分子遺伝学 (3)
14. 酵母とスフィンゴ脂質
15. 期末テスト 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど、学生による対話や発表               
フィールドワーク、インターンシップ、ものづくり等の体験型学習          
図書館やラーニングコモンズなど、教室以外の場所を活用             
ゲストスピーカーの招聘                                  
TACTを活用した授業と学習支援                       
レポートの添削や提出物の返却                             
その他                                             
授業資料をTACTにアップロードします。 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
定期的に課題を出します。 
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA等配置
予定
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目  
進:   計画      実行      管理     
伝:   傾聴      発信      把握     
考:   課題      創造      論理     
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
遺伝学、分子生物学における微生物の基礎的素養 
授業時間外
の学習
講義時間外に、自ら課題を行う必要があります。 
成績評価の
方法
期末試験、課題 (授業中に不定期に課します)、出席で総合的に判断します。 
到達度評価
の観点
分子生物学、遺伝学の基礎を理解
遺伝子の組み換え技術を理解
大腸菌と酵母の分子生物学、遺伝学への貢献を理解 
テキスト
テキスト
(詳細)
参考文献
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『Essential細胞生物学』    南江堂  2021  978-4-524-22682-5 
参考文献
(詳細)
担当教員実
務経験内容
または実践
的教育内容
実践的授業
内容等
備考
質問、学習相談については随時受け付けます。
電子メール (tani.motohiro.i3@f.gifu-u.ac.jp)でも質問等を受け付けます。 


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