シラバス参照

開講年度 2024 
授業科目名 生化学I 
授業科目名(英文)  
担当教員

海老原 章郎

科目開講学部・学科 応用生物科学部 
科目区分 専門基礎科目 
科目分類 応用生命科学課程 
対象学年 2年生 
開講学期・時間割・教室 前学期 水曜日 2時限 応生 101
授業の形態 講義 
単位
履修コード 1ABL11022 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2024&semekikn=1&kougicd=1ABL11022 
科目ナンバリング  



授業概要
生物の基本的な活動や現象を化学的に理解することを目的とする。まず生体を構成している物質(糖,ヌクレオチド,核酸,アミノ酸,タンパク質)に対する化学構造とその性質を学ぶ。次いで,物質の化学構造に基づいて,エネルギー代謝がどのように制御されるか,および代謝の乱れによって生じる疾病がどのように起こるかについて学ぶ。 
到達すべき
目標
代表的な生体分子の構造と機能を理解し,次いで生命維持の基本である物質,エネルギー代謝,および代謝調節の仕組みについて考察する力を高める。 
授業計画と
準備学習
Ⅰ 生化学の基礎
 1. 生命,細胞
 2. 水,水素結合,イオン,緩衝液

Ⅱ 生体分子の構造と機能
 3. 単糖と多糖
 4. ヌクレオチド,核酸,生体情報
 5. アミノ酸
 6. タンパク質、酵素

Ⅲ 代謝
 7. 代謝とは何か
 8. グルコースの異化代謝
 9. クエン酸サイクル
 10. 電子伝達系と酸化的リン酸化
 11. エネルギー代謝調節の仕組み

授業は講義形式(対面)で行う。 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど、学生による対話や発表               
フィールドワーク、インターンシップ、ものづくり等の体験型学習          
図書館やラーニングコモンズなど、教室以外の場所を活用             
ゲストスピーカーの招聘                                  
TACTを活用した授業と学習支援                       
レポートの添削や提出物の返却                             
その他                                             
講義では、分子模型を用いて分子の特性を具体的に把握することを積極的に行う。毎回の講義に対する学生からの疑問・質問について、講義冒頭に解説を加え、学生の理解度が高まるよう工夫する。 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
分子模型を使って、分子に関する具体的イメージを与える。体内の代謝に関係する最近の新聞記事などの時事的話題を積極的に取り入れて、授業で扱う内容と実生活とのの関連性を示す。 
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA等配置
予定
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目  
進:   計画      実行      管理     
伝:   傾聴      発信      把握     
考:   課題      創造      論理     
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
体内の代謝に関係する最近の新聞記事などの時事的話題を取り上げて、生化学が紙の上の事象ではなく、生活に密着していることを理解できるよう工夫する。 
授業時間外
の学習
配布資料およびオンライン教材に挙げた演習問題などを解くことで、理解を深めてほしい。 
成績評価の
方法
各講義回に対する課題への解答(30%)と筆記試験(定期試験70%)によって評価する。 
到達度評価
の観点
各講義回に対する課題への解答と筆記試験によって各項目の理解度を評価する。 
テキスト
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『ヴォート基礎生化学(第5版)』  Donald Voet著,田宮信雄他訳  東京化学同人  2017  9784807909254 
テキスト
(詳細)
参考文献
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『生物と無生物のあいだ』  福岡 伸一  講談社現代新書  2007  9784061498914 
2. 『はじめての生化学(第2版)』  平澤 栄次  化学同人  2014  9784759815894 
参考文献
(詳細)
担当教員実
務経験内容
または実践
的教育内容
実践的授業
内容等
備考
【連絡先】 [居室]A棟622号室

授業はすべて対面で行う。 


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