シラバス参照

開講年度 2024 
授業科目名 分析化学 
授業科目名(英文)  
担当教員

木塚 康彦

科目開講学部・学科 応用生物科学部 
科目区分 専門基礎科目 
科目分類 応用生命科学課程 
対象学年 2年生 
開講学期・時間割・教室 前学期 金曜日 2時限 応生 102
授業の形態 講義 
単位
履修コード 1ABL11033 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2024&semekikn=1&kougicd=1ABL11033 
科目ナンバリング  



授業概要
分析化学は、化学反応を利用して特定の物質を検出したり、物質の組成や量を調べるものである。本講義では、分析化学の基礎と、応用生命科学実験に対応する化学分析法の知識の修得を目的とする。特に、分析化学の基本となる溶液中での酸・塩基の振る舞い、pHの考え方や計算方法を中心に学ぶ。 
到達すべき
目標
化学分析のうち、特に滴定による物質の定量のための理論と数値処理力を身につける。さらに物質の分離の基礎となる分配とクロマトグラフィーの基本的な考え方、および機器による物質の分析の基礎となる光吸収について理解する。 
授業計画と
準備学習
 1.概要説明、単位と有効数字
 2.濃度計算
 3.イオンの活量、化学平衡
 4.水のイオン積、酸・塩基のpH
 5.多価の酸・塩基、アミノ酸のpH
 6.塩、緩衝液のpH

   中間テスト

 7.中和滴定
 8.沈殿と沈殿滴定
 9.錯体とキレート滴定
10.酸化還元滴定
11.分離と分配
12.光吸収と分光分析
13.クロマトグラフィー

   期末テスト 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど、学生による対話や発表               
フィールドワーク、インターンシップ、ものづくり等の体験型学習          
図書館やラーニングコモンズなど、教室以外の場所を活用             
ゲストスピーカーの招聘                                  
TACTを活用した授業と学習支援                       
レポートの添削や提出物の返却                             
その他                                             
 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
復習やテスト勉強をしやすいように、講義には穴埋め形式のレジュメを使用し、講義終了前に簡単な小テスト(採点はしない)を毎回実施する。復習のために、講義とほぼ同じ内容の動画、小テストの解説動画を講義終了後に配信する。質問は、講義前後、メール等で随時受け付ける。 
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA等配置
予定
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目  
進:   計画      実行      管理     
伝:   傾聴      発信      把握     
考:   課題      創造      論理     
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
2年生後期からの学生実験、3年生後期からの研究室での実験を行う上で基礎となる数値計算、有効数字の考え方、化学測定の原理などが身につくよう考慮する。将来の学生実験、卒業研究、大学院における研究に役立つ様、研究での具体例を挙げながらの説明に努める。 
授業時間外
の学習
講義のレジュメ、配信される講義動画などを用い、中間テスト、期末テストに備えた勉強を行うことで基礎的な分析化学の知識が幅広く身につく。 
成績評価の
方法
出席点(1回1点x13回の13点満点)、中間試験の得点(43点満点)、期末試験の得点(44点満点)の合計点を成績とする。 
到達度評価
の観点
中間試験と期末試験を実施し、出席点を含む合計点が60点以上に到達したかどうかで評価する。 
テキスト
テキスト
(詳細)
テキストは、自作のレジュメを使用する(毎回配布)。レジュメは講義後に取得できるようにオンラインでアップする。 
参考文献
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『分析化学の基礎』  木村優・中島理一郎  裳華房    ISBN978-4-7853-3015-4 
2. 『クリスチャン分析化学Ⅰ.基礎編』  C.D. Christian  丸善    ISBN978-4-621-07554-8 
参考文献
(詳細)
担当教員実
務経験内容
または実践
的教育内容
実践的授業
内容等
備考
レジュメを配布し、毎回小テストを実施します(採点はしない)。特に教科書の購入は必要ありません。
より深い自学を希望する人は参考文献を参照してください。

この授業は、すべて対面で実施します(定期テストも対面で実施)。
復習のため、また講義を欠席した際の自学のため、講義とほぼ同じ内容の動画を、講義後に配信します(欠席した場合は出席点はつきません)。

【オフィスアワー】
 10-17時(月-金)、訪問したい場合には事前にメールにて連絡を取ってください。質問等はこの時間に限らずメール等で随時受け付けますのでご連絡ください。

【連絡先】
 [居 室] 糖鎖生命コア研究所(iGCORE) 岐阜研究棟504,501
 [メール] kizuka.yasuhiko.k8@f.gifu-u.ac.jp 


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