授業概要
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理論的な手法を使うと、化学研究における様々な検討の範囲を絞り込むことが可能となる。理論的な方法は実験的には扱うことのできない問題に対してもアクセスできる強みを持つ。 この授業では、理論的化学的、数理化学的手法を利用する際に必要な事項について解説する。必要に応じてコンピュータを使用した実習を行うことで、実際にどのように研究が行われるかを体験的に学ぶこともある。
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到達すべき 目標
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(1)理論的な数理化学的手法を利用するために必要な事項を理解する。 (2)理論化学、数理化学的な化学研究の方法を実行できる。
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授業計画と 準備学習
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1、ガイダンス 2、電子状態理論に必要な数学(1) 3、電子状態理論に必要な数学(2) 4、電子状態理論に必要な数学(3) 5、電子状態理論に必要な数学(4) 6、電子状態理論に必要な数学(5) 7、Hartree-Fock法(1) 8、Hartree-Fock法(2) 9、Hartree-Fock法(3) 10、Hartree-Fock法(4) 11、Hartree-Fock法(5) 12、基底関数(1) 13、基底関数(2) 14、基底関数(3)、いくつかの応用 15、まとめ
※ 講義開始に先立った準備学習は必要ない。 ※ 必要に応じてコンピュータを利用する場合がある。
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授業実施方法
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授業の特色
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学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
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使用言語
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TA,SA等配置 予定
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基盤的能力 専門的能力
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授業時間外 の学習
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成績評価の 方法
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地域科学研究科の成績評価基準により、平常点(50%)、レポート(50%)として、総合的に5段階で評価する。
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到達度評価 の観点
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(1)理論的な数理化学的手法を利用するために必要な事項の理解度は、レポートにより評価する。 (2)理論化学、数理化学的な化学研究の方法を実行力は、レポートにより評価する。
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テキスト
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テキスト (詳細)
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参考文献
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No
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書籍名
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著者名
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出版社
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出版年
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ISBN/ISSN
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1.
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『Introduction to Quantum Mechanics』
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David J. Griffiths
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Cambridge University Press
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2018
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978-1107189638
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2.
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『Modern Quantum Chemistry』
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Attila Szabo & Neil S. Ostlund
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Macmillan
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1982
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0-07-062739-8
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参考文献 (詳細)
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担当教員実 務経験内容 または実践 的教育内容
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実践的授業 内容等
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備考
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【受講者へのメッセージ】 授業を通じて疑問等が生じた場合などは、授業担当者に質問することが望ましい。
【オフィスアワー】 在室の場合はいつでも可。
【連絡先】 〔研究室〕地域科学部 A205。
【授業の実施形態】 対面授業を原則とするが、その時々の様々な状況に応じて「対面授業と遠隔授業の形式」を使い分ける場合があり得る。
〔遠隔授業の場合の形式〕 TACTを利用したオンデマンド方式と電子メールを併せて使用する形式。
〔遠隔授業の場合の実施方法〕 教材や資料の配布はTACTを利用するオンデマンド方式または電子メールを利用する方法。質疑は電子メールを用いる個別対応による方法。
〔遠隔授業の場合の教育効果の担保〕 電子メールを用いて質疑を受け付ける。
〔遠隔授業の場合の意見交換の機会〕 対面授業の際に意見交換の機会を設ける。授業のすべての回が遠隔授業となった場合は、対面での議論が可能となった段階で意見交換の機会を設ける。
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