シラバス参照

開講年度 2025 
授業科目名 数理化学特論 
授業科目名(英文) Mathematical Chemistry 
担当教員

和佐田 裕昭

科目開講学部・学科 地域科学研究科 
科目区分 専門科目 
科目分類 自由選択科目(地域政策) 
対象学年 1年生 
開講学期・時間割・教室 前学期 火曜日 3時限 地共 研究室
授業の形態 講義 
単位
履修コード 1QWB50570 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2025&semekikn=1&kougicd=1QWB50570 
科目ナンバリング RESPOS5531 



授業概要
 理論的な手法を使うと、化学研究における様々な検討の範囲を絞り込むことが可能となる。理論的な方法は実験的には扱うことのできない問題に対してもアクセスできる強みを持つ。
 この授業では、理論的化学的、数理化学的手法を利用する際に必要な事項について解説する。必要に応じてコンピュータを使用した実習を行うことで、実際にどのように研究が行われるかを体験的に学ぶこともある。 
到達すべき
目標
 (1)理論的な数理化学的手法を利用するために必要な事項を理解する。
 (2)理論化学、数理化学的な化学研究の方法を実行できる。 
授業計画と
準備学習
  1、ガイダンス
  2、電子状態理論に必要な数学(1)
  3、電子状態理論に必要な数学(2)
  4、電子状態理論に必要な数学(3)
  5、電子状態理論に必要な数学(4)
  6、電子状態理論に必要な数学(5)
  7、Hartree-Fock法(1)
  8、Hartree-Fock法(2)
  9、Hartree-Fock法(3)
 10、Hartree-Fock法(4)
 11、Hartree-Fock法(5)
 12、基底関数(1)
 13、基底関数(2)
 14、基底関数(3)、いくつかの応用
 15、まとめ

 ※ 講義開始に先立った準備学習は必要ない。
 ※ 必要に応じてコンピュータを利用する場合がある。 
授業実施方法
対面  
ライブ遠隔  
オンデマンド  
ブレンド型:対面と遠隔を組み合わせた授業          
その他:自由記入欄に具体的に記述ください。                                           
 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど,学生による対話や発表  
フィールドワーク,キャリア実習(インターンシップ),ものづくり等の体験型学習  
図書館やラーニングコモンズなど,教室以外の場所を活用  
ゲストスピーカーの招聘  
TACT,Teams を活用した授業と学習支援          
レポートの添削や提出物の返却               
その他                                             
 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
事前学習型授業  
反転授業(オンラインを活用した事前学習)  
調査学習・フィールドワーク  
グループワーク/対話・議論型授業  
プレゼンテーション  
PBL(問題解決型,プロジェクト型)  
授業前・授業後レポート  
その他                                             
 
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 専門用語に関しては、日本語と英語を併記することがある。 
TA,SA等配置
予定
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目「https://www.gifu-u.ac.jp/images/02/b_kiban2013.gif」  
進める力:   計画力   実行力   管理力  
伝える力:   傾聴力   発信力   状況把握力  
考える力:   課題発見力   創造的思考力   論理的思考力  
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
 理論化学・数理化学に関する授業内容を「傾聴」するとともに、いくつかの課題を「実行」することで、理論化学・数理化学の「論理」を「把握」し、理論化学・数理化学に関係した「基盤的能力」と「専門的能力」が高まるように指導する。 
授業時間外
の学習
 授業後の復習を行うことが望ましい。 
成績評価の
方法
 地域科学研究科の成績評価基準により、平常点(50%)、レポート(50%)として、総合的に5段階で評価する。 
到達度評価
の観点
 (1)理論的な数理化学的手法を利用するために必要な事項の理解度は、レポートにより評価する。
 (2)理論化学、数理化学的な化学研究の方法を実行力は、レポートにより評価する。 
テキスト
テキスト
(詳細)
 必要な資料等は、授業時に配布する。 
参考文献
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『Introduction to Quantum Mechanics』  David J. Griffiths  Cambridge University Press  2018  978-1107189638 
2. 『Modern Quantum Chemistry』  Attila Szabo & Neil S. Ostlund  Macmillan  1982  0-07-062739-8 
参考文献
(詳細)
 その他、必要に応じて紹介する。 
担当教員実
務経験内容
または実践
的教育内容
実践的授業
内容等
備考
 【受講者へのメッセージ】
    授業を通じて疑問等が生じた場合などは、授業担当者に質問することが望ましい。

 【オフィスアワー】
    在室の場合はいつでも可。

 【連絡先】
   〔研究室〕地域科学部 A205。


 【授業の実施形態】
    対面授業を原則とするが、その時々の様々な状況に応じて「対面授業と遠隔授業の形式」を使い分ける場合があり得る。

       〔遠隔授業の場合の形式〕
          TACTを利用したオンデマンド方式と電子メールを併せて使用する形式。

       〔遠隔授業の場合の実施方法〕
          教材や資料の配布はTACTを利用するオンデマンド方式または電子メールを利用する方法。質疑は電子メールを用いる個別対応による方法。

       〔遠隔授業の場合の教育効果の担保〕
          電子メールを用いて質疑を受け付ける。

       〔遠隔授業の場合の意見交換の機会〕
          対面授業の際に意見交換の機会を設ける。授業のすべての回が遠隔授業となった場合は、対面での議論が可能となった段階で意見交換の機会を設ける。 


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