シラバス参照

開講年度 2025 
授業科目名 計測工学(Bクラス 機械工学科) 
授業科目名(英文) Instrumentation Technology 
担当教員

古屋 耕平

上木 諭

科目開講学部・学科 工学部 
科目区分 学科共通科目 
科目分類 機械工学科 
対象学年 2年生 
開講学期・時間割・教室 前学期 木曜日 2時限 工 102
授業の形態 講義 
単位
履修コード 1TBXB207A1 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2025&semekikn=1&kougicd=1TBXB207A1 
科目ナンバリング  



授業概要
計測とは,何らかの目的をもって事物を量的に捉え,その結果を目的のために利用することであり,工学技術の発展において重要な役割を担っている.本講義では,単位と標準,誤差,各物理量の測定原理,計測データ処理や計測器の基礎を習得する.

下記の「授業計画と準備学習」に記載している「これまでのまとめと中間試験」の日程に注意してください. 
到達すべき
目標
・単位の定義と標準,トレーサビリティを説明できる.
・有効数字,有効桁数の意味を説明できる.
・系統誤差,偶然誤差の意味を説明できる.
・測定値,測定値の平均値が含まれる区間の推定を行える.
・回帰分析(最小二乗法) ,相関分析を行える.
・分散分析(F検定)を行える.

・OPアンプを用いた回路の増幅率が計算できる.
・ブリッジ回路の出力計算が行える.
・ゲイン特性の意味が説明できる.
・サンプリング定理やアナログ-デジタル値の関係を説明できる.
・離散フーリエ変換と高速フーリエ変換の意味が説明できる.
・アッベの原理が説明できる.
・基本的な機械測定機器の名称や用途を説明できる.
・基本的なセンサの名称や原理が説明できる. 
授業計画と
準備学習
本授業は教科書を指定しているが,計測工学に関わる概念を広く理解することを目標としているので,教科書をなぞるように講義するわけではない.全16週の授業内容は下記の通りである.

■測定データの統計処理
1. 計測とその目的,単位と標準,トレーサビリティ
2. 有効数字,機器選定
3. 系統誤差,偶然誤差,測定値が含まれる区間の推定
4. 平均値が含まれる区間の推定
5. 合成標準不確かさ(系統誤差と偶然誤差の合成)
6. 回帰分析(最小二乗法) ,相関分析
7. 分散分析(F検定)

■8. これまでのまとめと中間試験.2025年6月5日(木) 1限
*Aクラス,Bクラス共に1限に実施します.実施場所などの詳細は開講時に説明します.
*毎年,時間を間違える学生がいます.1限です.注意してください.
*1限に参加できない場合は4月末までにメール( furuya.kohei.c0@f.gifu-u.ac.jp )で連絡をください。

■信号の計測法
9. アナログ信号処理 OPアンプ
10. アナログ信号処理 フィルタ
11. デジタル信号処理 A-D変換
12. デジタル信号処理 フーリエ変換

■各種計測器とセンサ,及びその応用
13. 機械的測定
14. センサとセンシング
15. センサとセンシング,計測技術の応用

■16. 期末試験
*Aクラス,Bクラス共に1限に実施します.実施場所などの詳細は後日説明します.
*期末試験の出題範囲は9回から15回目の授業の内容です.
*過年度の学生で期末試験の時間が重なっている場合は7月17日(木)までに連絡をください. 
授業実施方法
対面  
ライブ遠隔  
オンデマンド  
ブレンド型:対面と遠隔を組み合わせた授業          
その他:自由記入欄に具体的に記述ください。                                           
 
授業の特色
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
事前学習型授業  
反転授業(オンラインを活用した事前学習)  
調査学習・フィールドワーク  
グループワーク/対話・議論型授業  
プレゼンテーション  
PBL(問題解決型,プロジェクト型)  
授業前・授業後レポート  
その他                                             
 
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA等配置
予定
GSIによる授業支援  
QTAによる授業支援                       
TAによる授業支援                                      
SAによるピアサポート                                    
その他                                             
配置予定なし 
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目「https://www.gifu-u.ac.jp/images/02/b_kiban2013.gif」  
進める力:   計画力   実行力   管理力  
伝える力:   傾聴力   発信力   状況把握力  
考える力:   課題発見力   創造的思考力   論理的思考力  
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
ただ数式を知っているというレベルではなく,概念をきちんと理解し,使えるようになることを意図している. 
授業時間外
の学習
演習課題等による予習,復習.
演習課題の解答はTeamsまたはTACTへアップロードする. 
成績評価の
方法
演習課題(20%),中間試験(40%),期末試験(40%)で評価する.
但し,全講義の2/3以上の出席を定期試験の受験資格とする. 
到達度評価
の観点
演習課題,中間試験,期末試験により「到達すべき目標」に達しているか評価する. 
テキスト
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『計測システム工学の基礎 第4版』  松田康広,西原主計  森北出版    9784627664449  
テキスト
(詳細)
計測システム工学の基礎 第4版 松田康広,西原主計著 森北出版 
参考文献
参考文献
(詳細)
担当教員実
務経験内容
または実践
的教育内容
実践的授業
内容等
備考
【授業の実施形態】
原則,対面で授業を行う.

【その他】
実施形態等を変更する場合がある.変更する場合はTeamsまたはTACTで連絡する.

【オフィスアワー】
特に設けません.メール,TeamsまたはTACTから問い合わせてください.

【連絡先】
古屋耕平 C501室 furuya.kohei.c0@f.gifu-u.ac.jp
上木諭   E203室 ueki.satoshi.m8@f.gifu-u.ac.jp 


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