授業概要
|
|
計測とは,何らかの目的をもって事物を量的に捉え,その結果を目的のために利用することであり,工学技術の発展において重要な役割を担っている.本講義では,単位と標準,誤差,各物理量の測定原理,計測データ処理や計測器の基礎を習得する.
下記の「授業計画と準備学習」に記載している「これまでのまとめと中間試験」の日程に注意してください.
|
|
|
到達すべき 目標
|
|
・単位の定義と標準,トレーサビリティを説明できる. ・有効数字,有効桁数の意味を説明できる. ・系統誤差,偶然誤差の意味を説明できる. ・測定値,測定値の平均値が含まれる区間の推定を行える. ・回帰分析(最小二乗法) ,相関分析を行える. ・分散分析(F検定)を行える.
・OPアンプを用いた回路の増幅率が計算できる. ・ブリッジ回路の出力計算が行える. ・ゲイン特性の意味が説明できる. ・サンプリング定理やアナログ-デジタル値の関係を説明できる. ・離散フーリエ変換と高速フーリエ変換の意味が説明できる. ・アッベの原理が説明できる. ・基本的な機械測定機器の名称や用途を説明できる. ・基本的なセンサの名称や原理が説明できる.
|
|
|
授業計画と 準備学習
|
|
本授業は教科書を指定しているが,計測工学に関わる概念を広く理解することを目標としているので,教科書をなぞるように講義するわけではない.全16週の授業内容は下記の通りである.
■測定データの統計処理 1. 計測とその目的,単位と標準,トレーサビリティ 2. 有効数字,機器選定 3. 系統誤差,偶然誤差,測定値が含まれる区間の推定 4. 平均値が含まれる区間の推定 5. 合成標準不確かさ(系統誤差と偶然誤差の合成) 6. 回帰分析(最小二乗法) ,相関分析 7. 分散分析(F検定)
■8. これまでのまとめと中間試験.2025年6月5日(木) 1限 *Aクラス,Bクラス共に1限に実施します.実施場所などの詳細は開講時に説明します. *毎年,時間を間違える学生がいます.1限です.注意してください. *1限に参加できない場合は4月末までにメール( furuya.kohei.c0@f.gifu-u.ac.jp )で連絡をください。
■信号の計測法 9. アナログ信号処理 OPアンプ 10. アナログ信号処理 フィルタ 11. デジタル信号処理 A-D変換 12. デジタル信号処理 フーリエ変換
■各種計測器とセンサ,及びその応用 13. 機械的測定 14. センサとセンシング 15. センサとセンシング,計測技術の応用
■16. 期末試験 *Aクラス,Bクラス共に1限に実施します.実施場所などの詳細は後日説明します. *期末試験の出題範囲は9回から15回目の授業の内容です. *過年度の学生で期末試験の時間が重なっている場合は7月17日(木)までに連絡をください.
|
|
|
授業実施方法
|
|
|
|
授業の特色
|
|
|
|
学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
|
|
|
|
使用言語
|
|
|
|
TA,SA等配置 予定
|
|
|
|
基盤的能力 専門的能力
|
|
|
|
授業時間外 の学習
|
|
演習課題等による予習,復習. 演習課題の解答はTeamsまたはTACTへアップロードする.
|
|
|
成績評価の 方法
|
|
演習課題(20%),中間試験(40%),期末試験(40%)で評価する. 但し,全講義の2/3以上の出席を定期試験の受験資格とする.
|
|
|
到達度評価 の観点
|
|
演習課題,中間試験,期末試験により「到達すべき目標」に達しているか評価する.
|
|
|
テキスト
|
|
| |
No
|
書籍名
|
著者名
|
出版社
|
出版年
|
ISBN/ISSN
|
|
1.
|
『計測システム工学の基礎 第4版』
|
松田康広,西原主計
|
森北出版
|
|
9784627664449
|
|
|
|
テキスト (詳細)
|
|
計測システム工学の基礎 第4版 松田康広,西原主計著 森北出版
|
|
|
参考文献
|
|
|
|
参考文献 (詳細)
|
|
|
|
担当教員実 務経験内容 または実践 的教育内容
|
|
|
|
実践的授業 内容等
|
|
|
|
備考
|
|
|