授業概要
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生体は糖、タンパク質、核酸、脂質といった有機化合物を構成成分としており、生体が示す機能はそれら構成成分の有機化学反応及び相互作用に基づいている。核酸は生命現象のうちで最も重要な遺伝情報の保持、伝達及びタンパク質の生合成をつかさどる生体高分子であり、あらゆる生物体の生命活動の維持と種の保存に必須な情報の全ては、細胞の中に含まれる核酸の構造に保持されている。また、近年、RNA干渉をはじめとする核酸の新たな機能が見出されている。一方、糖は生体に必須の化合物で、生体におけるエネルギー源やエネルギー貯蔵物質として働くことが古くから知られているが、最近では、細胞表面に存在する認識分子として“糖鎖”に関する研究の発展がめざましく、その“糖鎖”の生理的意義が近年とみに注目を集めている。本講義では、生体高分子のうち、核酸と糖鎖に焦点を絞り、その合成、構造、機能を有機化学的な視点から解説する。
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到達すべき 目標
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生体高分子のうち、核酸と糖鎖の構造と機能及び合成法について学ぶ。これにより核酸及び糖鎖を工学的、医学的に利用・応用するための基礎知識を習得する。
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授業計画と 準備学習
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授業計画 第1回:核酸の化学(1) 第5回:糖鎖の化学(1) 第2回:核酸の化学(2) 第6回:糖鎖の化学(2) 第3回:核酸の化学(3) 第7回:糖鎖の化学(3) 第4回:核酸の化学(4) 第8回:糖鎖の化学(4)
全て対面で行う。
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授業の特色
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学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
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使用言語
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TA,SA配置 予定
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基盤的能力 専門的能力
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授業時間外 の学習
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成績評価の 方法
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参加度(70%)と理解度(30%:レポートなどで問う)。
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到達度評価 の観点
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核酸と糖鎖の構造と機能及び合成法について理解する。 核酸及び糖鎖を工学的、医学的に利用・応用するための基礎知識を習得する。
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テキスト
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テキスト (詳細)
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参考文献
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参考文献 (詳細)
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担当教員実 務経験内容 または実践 的教育内容
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実践的授業 内容等
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備考
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