シラバス参照

開講年度 2024 
授業科目名 細胞生物学 
授業科目名(英文)  
担当教員

小山 博之

山本 義治

科目開講学部・学科 応用生物科学部 
科目区分 専門基礎科目 
科目分類 生産環境科学課程 
対象学年 2年生 
開講学期・時間割・教室 後学期 火曜日 3時限 応生 102
授業の形態 講義 
単位
履修コード 2ABA10018 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2024&semekikn=1&kougicd=2ABA10018 
科目ナンバリング  



授業概要
生物の基本単位である細胞には、代謝などで個別の役割を担う細胞内小器官が存在する。 細胞内小器官は単位膜に囲まれ、特化した代謝機能を持ち、さらに核外遺伝情報を持つものも存在する。 この講義では、分子生物学・生化学の立場から、細胞の構造と機能を理解することを目的とする。
特に、生物化学の範疇外である細胞構造(膜など)に依存した生命活動や、真核細胞の起源と進化などについての理解を深める。 
到達すべき
目標
細胞レベルでの生物の進化や、細胞の機能など、現代の生物学について基本的な知識を体系的に身に着けることを目標とする。 
授業計画と
準備学習
真核生物における細胞内小器官へのタンパク質の輸送と、葉緑体の仕組みを中心に講義する。

(1)原核生物と真核生物の相違 
(2)細胞内共生説と核外遺伝情報
(3)細胞内器官の構造と機能
(4)細胞内器官の形成機構
(5)オルガネラターゲッティングの仕組み
(6-7)物質の輸送(チャネルとトランスポーター)
(8)葉緑体の機能:光合成(機能)
(9-10)葉緑体の機能:光合成(制御、多様性と進化)
(11)葉緑体の機能:遺伝子発現機構、代謝のコンパートメンテーション
(12)地球の歴史と光合成生物の進化
(13−14)光合成能力の獲得様式(細胞内共生、二次共生、盗葉緑体)
(15)テスト 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど、学生による対話や発表               
フィールドワーク、インターンシップ、ものづくり等の体験型学習          
図書館やラーニングコモンズなど、教室以外の場所を活用             
ゲストスピーカーの招聘                                  
TACTを活用した授業と学習支援                       
レポートの添削や提出物の返却                             
その他                                             
レポート課題 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA等配置
予定
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目  
進:   計画      実行      管理     
伝:   傾聴      発信      把握     
考:   課題      創造      論理     
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
細胞生物学分野における基礎的な知識の習得と関連諸分野の紹介(生化学、分子生物学、生物物理学、ゲノム科学、細胞進化学)が中心
講義内容の理解はもちろん重要であるが、それに加えて受講生が興味を持てる分野の発見につながることも期待している 
授業時間外
の学習
レポート課題 
成績評価の
方法
定期試験およびレポート 
到達度評価
の観点
講義内容の理解度を中心に評価する
レポート課題では、情報収集能力、収集された情報の正確さ、構成力、論理性を中心に評価する 
テキスト
テキスト
(詳細)
参考文献
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『細胞の分子生物学 第五版』    Newton Press     
2. 『「藻類30億年の自然史」第二版』  井上勲  東海大学出版会     
参考文献
(詳細)
担当教員実
務経験内容
または実践
的教育内容
実践的授業
内容等
備考
対面で実施予定。

但し、状況に応じてOffice365のOneDriveによるファイル配信・再生(山本)、及びTEAMS・TACTでの講義とする(小山・予定)。 


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