授業概要
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生物の基本単位である細胞には、代謝などで個別の役割を担う細胞内小器官が存在する。 細胞内小器官は単位膜に囲まれ、特化した代謝機能を持ち、さらに核外遺伝情報を持つものも存在する。 この講義では、分子生物学・生化学の立場から、細胞の構造と機能を理解することを目的とする。 特に、生物化学の範疇外である細胞構造(膜など)に依存した生命活動や、真核細胞の起源と進化などについての理解を深める。
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到達すべき 目標
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細胞レベルでの生物の進化や、細胞の機能など、現代の生物学について基本的な知識を体系的に身に着けることを目標とする。
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授業計画と 準備学習
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真核生物における細胞内小器官へのタンパク質の輸送と、葉緑体の仕組みを中心に講義する。
(1)原核生物と真核生物の相違 (2)細胞内共生説と核外遺伝情報 (3)細胞内器官の構造と機能 (4)細胞内器官の形成機構 (5)オルガネラターゲッティングの仕組み (6-7)物質の輸送(チャネルとトランスポーター) (8)葉緑体の機能:光合成(機能) (9-10)葉緑体の機能:光合成(制御、多様性と進化) (11)葉緑体の機能:遺伝子発現機構、代謝のコンパートメンテーション (12)地球の歴史と光合成生物の進化 (13−14)光合成能力の獲得様式(細胞内共生、二次共生、盗葉緑体) (15)テスト
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授業の特色
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学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
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使用言語
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TA,SA等配置 予定
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基盤的能力 専門的能力
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授業時間外 の学習
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成績評価の 方法
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到達度評価 の観点
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講義内容の理解度を中心に評価する レポート課題では、情報収集能力、収集された情報の正確さ、構成力、論理性を中心に評価する
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テキスト
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テキスト (詳細)
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参考文献
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No
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書籍名
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著者名
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出版社
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出版年
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ISBN/ISSN
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1.
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『細胞の分子生物学 第五版』
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Newton Press
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2.
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『「藻類30億年の自然史」第二版』
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井上勲
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東海大学出版会
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参考文献 (詳細)
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担当教員実 務経験内容 または実践 的教育内容
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実践的授業 内容等
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備考
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対面で実施予定。
但し、状況に応じてOffice365のOneDriveによるファイル配信・再生(山本)、及びTEAMS・TACTでの講義とする(小山・予定)。
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