授業概要
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動物園(水族館も含む)は,生きた動物,主に野生動物を収集・飼育し,種の保存を図りながら展示や研究等を行う博物館の一形態である。動物園は,レクリエーション,教育,種の保存,調査・研究がその中心的な役割とされ,また昨今注目される生物多様性の保全にも大きく貢献し,現代社会に必要不可欠な場所になっている。動物園は単なるレジャーランドではない。動物園の存在意義と機能について,歴史的背景から紹介し,動物園とは何か,動物園学とは何かを,博物館の観点から概説する。
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到達すべき 目標
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動物園学(博物館学)に関する基礎的知識を理解し,専門性の基礎となる能力を身につける。
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授業計画と 準備学習
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1.動物園(学)・博物館(学)とは 2.動物園・博物館の現状 3.動物園・博物館の歴史① 4.動物園・博物館の歴史② 5.動物園・博物館の定義・機能・進化① 6.動物園・博物館の定義・機能・進化② 7.博物館法,動物園の組織と学芸員の役割 8.動物園の施設に関わる法令① 9.動物園の施設に関わる法令② 10.動物園の野生動物に関わる条約・法令① 11.動物園の野生動物に関わる条約・法令② 12.動物園と生物多様性保全 13.動物園の展示手法① 14.動物園の展示手法② 15.動物園の展示手法③,まとめ
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授業の特色
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学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
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使用言語
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TA,SA配置 予定
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基盤的能力 専門的能力
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授業時間外 の学習
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成績評価の 方法
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出席日数を満たした上で,筆記試験(100%)で評価する。試験は対面で実施する。
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到達度評価 の観点
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動物園学(博物館学)に関する基礎的知識の理解度についての筆記試験により評価する。
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テキスト
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テキスト (詳細)
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参考文献
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No
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書籍名
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著者名
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出版社
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出版年
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ISBN/ISSN
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1.
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『動物園学入門』
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朝倉書店
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2014
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2.
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『動物園学ことはじめ(オンデマンド版)』
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玉川大学出版部
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2012
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3.
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『動物園学』
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文永堂出版
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2011
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参考文献 (詳細)
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担当教員実 務経験内容 または実践 的教育内容
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実践的授業 内容等
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備考
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【重要】 博物館学芸員資格の取得希望者は必修科目である。この講義は,応用生物科学部の「動物園学(博物館概論)」として実施し,応用生物科学部の2年生と共に受講する。「博物館概論」ではあるが,他の博物館学講義ではほとんど取り上げられない生体を扱う博物館(動物園,水族館)を中心に解説する。
授業の実施形態:すべて対面授業で行う。
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