授業概要
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生命科学を理解する上で、有機化合物の構造解析技術は必要不可欠である。機器分析学では、有機化合物の構造情報を取得するために用いられる様々な分析機器および分析法を紹介し、その分析原理やデータの解析方法を学修する。 本講義では、機器分析学の基礎として、紫外・可視分光法 (UV-Vis)、赤外分光法 (IR)、核磁気共鳴分光法 (NMR)、質量分析法 (MS)の原理について概説し、演習問題を通して構造解析の実際を学修する。
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到達すべき 目標
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各種機器分析の原理と解析方法を理解し、各分析法で得られるデータ(スペクトル)から化合物の分子構造を導き出せる。
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授業計画と 準備学習
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1. ガイダンス,光の性質 2. 電磁波と分光分析 3,4. 紫外・可視分光法 (UV-Vis) 5,6. 赤外分光法 (IR) 7. 中間試験 8-11. 核磁気共鳴分光法 (NMR) 12-13. 質量分析法 (MS) 14. 構造解析問題の解説 15. 期末試験
※ 各項目の順序および回数は変更の場合あり
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授業の特色
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学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
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過去の定期試験等で出題した問題を配布し演習問題とする。 上記の演習問題の解答を定期試験前に解説する時間を設ける。
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使用言語
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TA,SA等配置 予定
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基盤的能力 専門的能力
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授業時間外 の学習
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講義スライドや参考図書を利用して、予習・復習をする。 図書館所蔵の機器分析に関する書籍を利用して学習する。 TACT上にアップされた演習問題を解き、各自で理解度を把握する。
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成績評価の 方法
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小テスト、中間試験および期末試験で評価する。 配点: 小テスト(20点)、中間試験(40点)、期末試験(40点) ※ 配点は変更の可能性あり 再試験は原則実施しない。
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到達度評価 の観点
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毎講義で小テストを実施する。また、適切なタイミングで中間試験を実施し理解度を評価する。
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テキスト
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テキスト (詳細)
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本講義では基本的にテキストは使用しないが、参考文献1の「ビギナーズ有機構造解析」は、機器分析学IIの教科書であるため、事前に購入しておくことを推奨する。
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参考文献
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参考文献 (詳細)
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参考文献1の「ビギナーズ有機構造解析」は、機器分析学IIでも使用するため予め購入しておくことを推奨する。
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担当教員実 務経験内容 または実践 的教育内容
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実践的授業 内容等
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備考
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授業の実施形態:すべて遠隔授業で行う。ただし、構造解析問題の解説および中間・期末試験は対面で実施する。 遠隔授業の実施方法:TACTにアップロードされた講義動画を各自でダウンロードして学習するオンデマンド形式で行う。設定された期日までに各自で講義動画をダウンロードして学習を進め、講義動画視聴後に、TACTの小テスト機能を用いて設問を提示し、それに受講者は解答する。 講義ファイルは、「ガイダンス・イントロダクション」「電磁波と分光分析」「紫外・可視分光法 (UV-Vis)」「赤外分光法 (IR)」「核磁気共鳴分光法 (NMR)」「質量分析法 (MS)」の項目に対応するPPTの動画を予定している。 なお、質問がある場合は、随時TACT上あるいはEメールで受け付ける。
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