シラバス参照

開講年度 2025 
授業科目名 中小企業論特論 
授業科目名(英文)  
担当教員

小林 啓祐

科目開講学部・学科 地域科学研究科 
科目区分 専門科目 
科目分類 自由選択科目(地域政策) 
対象学年 1年生 
開講学期・時間割・教室 後学期 金曜日 2時限 地共 地政共研・資料室
授業の形態  
単位
履修コード 2QWB5046 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2025&semekikn=1&kougicd=2QWB5046 
科目ナンバリング  



授業概要
 本講義は日本における中小企業について、どのような現状にあり、それに対してどのような研究がなされてきたかを学ぶものである。
 昨今の中小企業を取り巻く環境は大変厳しい。絶対数では大半が「中小企業」が占めるが、付加価値額にすると1%にも満たない「大企業」が半分近くを占める構造はもはや定着したといってもよい。しかし、「大企業」は単独で業績をあげてきたわけではない。中小企業と密接に関係しあいながら成長してきたのである。
 本講義では、中小企業をめぐる論点を整理し、既存研究・最新研究を用いながら中小企業の「今」を学ぶ。 
到達すべき
目標
1,中小企業の現状がデータを用いて説明できる
2,具体的な中小企業による取り組みが説明できる
3,行政による中小企業支援策が説明できる 
授業計画と
準備学習
第1回 ガイダンス:今後の進め方を確認するとともに、受講生の理解度についてディスカッションします。
第2回 データにみる中小企業1:現在公開されている中小企業のデータについて整理していきます
第3回 データにみる中小企業2:前回の続きです。
第4回 中小企業の歴史:歴史的に中小企業の位置づけについて学んでいきます
第5回 中小企業をめぐる論点1:これまでどのような研究が中小企業に関してなされてきたか整理します
第6回 中小企業をめぐる論点2:前回の続きです
第7回 中小企業をめぐる論点3:現在の中小企業をめぐる論点について整理します
第8回 中小企業をめぐる論点4:前回の続きです
第9回 振り返り:これまでの振り返りを行うとともに、レポートの講評を行います
第10回 中小企業支援政策1:行政による中小企業支援政策について学びます
第11回 中小企業支援政策2:前回の続きです
第12回 事例検討1:注目すべき取り組みをする中小企業の実例を学びます
第13回 事例検討2:前回の続きです
第14回 事例検討3:前回の続きです
第15回 まとめ:全回のまとめをするとともに、レポートの講評を行います。 
授業実施方法
対面  
ライブ遠隔  
オンデマンド  
ブレンド型:対面と遠隔を組み合わせた授業          
その他:自由記入欄に具体的に記述ください。                                           
 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど,学生による対話や発表  
フィールドワーク,キャリア実習(インターンシップ),ものづくり等の体験型学習  
図書館やラーニングコモンズなど,教室以外の場所を活用  
ゲストスピーカーの招聘  
TACT,Teams を活用した授業と学習支援          
レポートの添削や提出物の返却               
その他                                             
 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
事前学習型授業  
反転授業(オンラインを活用した事前学習)  
調査学習・フィールドワーク  
グループワーク/対話・議論型授業  
プレゼンテーション  
PBL(問題解決型,プロジェクト型)  
授業前・授業後レポート  
その他                                             
 
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA等配置
予定
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目「https://www.gifu-u.ac.jp/images/02/b_kiban2013.gif」  
進める力:   計画力   実行力   管理力  
伝える力:   傾聴力   発信力   状況把握力  
考える力:   課題発見力   創造的思考力   論理的思考力  
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
専門的な話が多くなりますので、「論理的思考力」はかなり鍛えられるでしょう、受け身で講義を受けても何もみにつかないかもしれません。レポートは任意の中小企業について調べてもらいますので、「計画力」「状況把握力」「課題発見力」を鍛えることになります。 
授業時間外
の学習
参考文献を多く提示しますので、事前に読んで参加してください。また、講義後も自分が理解しづらかったところをクリアにしておくようにしてください(どちらも1時間程度) 
成績評価の
方法
中間レポート(50%)、期末レポート(50%)で評価します 
到達度評価
の観点
課題をもって評価します。課題作成にあたっては、先行研究の整理と事例研究が求められます。能動的な参加を求めます。 
テキスト
テキスト
(詳細)
テキストは特に指定しませんが、多くの参考文献を使用します 
参考文献
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『21世紀中小企業論 第4版』  渡辺幸男ら  有斐閣  2022  978-4-641-22195-6 
2. 『中小企業政策論』  佐竹 隆幸 (著), 関 智宏 (編集)  関西学院大学出版会  2021  4862833292 
3. 『日本中小企業小史』  寺岡寛  信山社  2024  978-4-7972-2857-1 
4. 『先進事例で学ぶ地域経済論×中小企業論』  長山 宗広 編著  ミネルヴァ書房  2020  9784623087877 
5. 『地域とつながる中小企業論』  長山 宗広ら  有斐閣  2024  978-4-641-20009-8 
参考文献
(詳細)
上記以外にも、適宜参考文献を講義中に紹介する 
担当教員実
務経験内容
または実践
的教育内容
実践的授業
内容等
備考


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