シラバス参照

開講年度 2025 
授業科目名 歴史学特論 
授業科目名(英文) History 
担当教員

水林 純

科目開講学部・学科 地域科学研究科 
科目区分 専門科目 
科目分類 自由選択科目(地域文化) 
対象学年 1年生 
開講学期・時間割・教室 後学期 月曜日 3時限 地域 11講義室
授業の形態 講義 
単位
履修コード 2QWE50640 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2025&semekikn=1&kougicd=2QWE50640 
科目ナンバリング RESCUS5811 



授業概要
この授業では、歴史研究の道に入る第一歩として、文献を「批判的に」読み解く能力を涵養する。具体的には、日本の中世史・近世史に関わる学術書(二冊を予定している)を全員で講読することを通じて、①文献を読解する能力、②文献に関連した史資料・先行研究を渉猟する能力、③文献の批判的吟味を通し、今後の研究に求められる課題を析出する能力、④自らの考えを他者に説得する能力、また、他者の考えを傾聴する能力、の4点を養う。形態は「講義」となっているが、実質的には演習形式の授業となる。 
到達すべき
目標
以下四点の能力を体得することを到達目標とする。

①歴史学の文献を読み込み、その内容を精確に読解することのできる能力。
②文献に関連する先行研究・史資料を渉猟することのできる能力。
③文献の内容を「批判的に」吟味することを通して、今後さらに深めるに値する問い・課題を析出することのできる能力。
④自身の主張を、他者に対して説得的に伝えることのできる能力。また、他者の主張に耳を傾け、その内容を精確に把握することのできる能力。 
授業計画と
準備学習
スケジュールは以下の通り(変更が入る可能性もある)。
事前学習としては、講読文献の事前予習と、コメントペーパー・報告レジュメの準備等がある。

01.授業ガイダンス
02.文献講読①
03.文献講読②
04.文献講読④
06.文献講読⑤
07.文献講読⑥
08.文献講読⑦
09.文献講読⑧
10.文献講読⑨
11.文献講読⑩
12.文献講読⑪
13.文献講読⑫
14.文献講読⑬
15.文献講読と授業全体のまとめ 
授業実施方法
対面  
ライブ遠隔  
オンデマンド  
ブレンド型:対面と遠隔を組み合わせた授業          
その他:自由記入欄に具体的に記述ください。                                           
 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど,学生による対話や発表  
フィールドワーク,キャリア実習(インターンシップ),ものづくり等の体験型学習  
図書館やラーニングコモンズなど,教室以外の場所を活用  
ゲストスピーカーの招聘  
TACT,Teams を活用した授業と学習支援          
レポートの添削や提出物の返却               
その他                                             
 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
事前学習型授業  
反転授業(オンラインを活用した事前学習)  
調査学習・フィールドワーク  
グループワーク/対話・議論型授業  
プレゼンテーション  
PBL(問題解決型,プロジェクト型)  
授業前・授業後レポート  
その他                                             
毎回の授業を、院生による報告と、参加者全員による議論をもとに進めてゆく。受講生による調査・事前学習と、受講生相互のコミュニケーションによって初めて成り立つ授業である。 
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA等配置
予定
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目「https://www.gifu-u.ac.jp/images/02/b_kiban2013.gif」  
進める力:   計画力   実行力   管理力  
伝える力:   傾聴力   発信力   状況把握力  
考える力:   課題発見力   創造的思考力   論理的思考力  
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
学術的成果を批判的に吟味することを通じ、今後の研究に向けて継承してゆくべき視点と成果、課題を自分なりに考察することのできる能力。これを養うことが、本授業の眼目である。それは、歴史を学問的に研究する上で決して欠かせない力となる。 
授業時間外
の学習
文献講読の予習、コメントペーパーの作成、および報告レジュメの準備は、全て授業時間外に行う必要がある。 
成績評価の
方法
①授業への出席・参加状況と、②課題の提出状況、③自身の担当回における口頭報告の遂行状況を総合的に判断し、成績を評価する。 
到達度評価
の観点
「到達すべき目標」に掲げた種々の目標がどの程度達成されているかという点を、「成績評価の方法」に掲げた二つの基準にもとづいて判断する。 
テキスト
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『村と領主の戦国世界』  藤木久志  東京大学出版会  1997  4130201123 
2. 『近世の村社会と国家』  水本邦彦  東京大学出版会  1987  4130200771 
テキスト
(詳細)
詳細およびテキストの配布方法については、別途指示する。 
参考文献
参考文献
(詳細)
授業内で適宜指示する。 
担当教員実
務経験内容
または実践
的教育内容
実践的授業
内容等
備考


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