授業概要
|
|
この授業では、歴史研究の道に入る第一歩として、文献を「批判的に」読み解く能力を涵養する。具体的には、日本の中世史・近世史に関わる学術書(二冊を予定している)を全員で講読することを通じて、①文献を読解する能力、②文献に関連した史資料・先行研究を渉猟する能力、③文献の批判的吟味を通し、今後の研究に求められる課題を析出する能力、④自らの考えを他者に説得する能力、また、他者の考えを傾聴する能力、の4点を養う。形態は「講義」となっているが、実質的には演習形式の授業となる。
|
|
|
到達すべき 目標
|
|
以下四点の能力を体得することを到達目標とする。
①歴史学の文献を読み込み、その内容を精確に読解することのできる能力。 ②文献に関連する先行研究・史資料を渉猟することのできる能力。 ③文献の内容を「批判的に」吟味することを通して、今後さらに深めるに値する問い・課題を析出することのできる能力。 ④自身の主張を、他者に対して説得的に伝えることのできる能力。また、他者の主張に耳を傾け、その内容を精確に把握することのできる能力。
|
|
|
授業計画と 準備学習
|
|
スケジュールは以下の通り(変更が入る可能性もある)。 事前学習としては、講読文献の事前予習と、コメントペーパー・報告レジュメの準備等がある。
01.授業ガイダンス 02.文献講読① 03.文献講読② 04.文献講読④ 06.文献講読⑤ 07.文献講読⑥ 08.文献講読⑦ 09.文献講読⑧ 10.文献講読⑨ 11.文献講読⑩ 12.文献講読⑪ 13.文献講読⑫ 14.文献講読⑬ 15.文献講読と授業全体のまとめ
|
|
|
授業実施方法
|
|
|
|
授業の特色
|
|
|
|
学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
|
|
|
|
使用言語
|
|
|
|
TA,SA等配置 予定
|
|
|
|
基盤的能力 専門的能力
|
|
|
|
授業時間外 の学習
|
|
文献講読の予習、コメントペーパーの作成、および報告レジュメの準備は、全て授業時間外に行う必要がある。
|
|
|
成績評価の 方法
|
|
①授業への出席・参加状況と、②課題の提出状況、③自身の担当回における口頭報告の遂行状況を総合的に判断し、成績を評価する。
|
|
|
到達度評価 の観点
|
|
「到達すべき目標」に掲げた種々の目標がどの程度達成されているかという点を、「成績評価の方法」に掲げた二つの基準にもとづいて判断する。
|
|
|
テキスト
|
|
| |
No
|
書籍名
|
著者名
|
出版社
|
出版年
|
ISBN/ISSN
|
|
1.
|
『村と領主の戦国世界』
|
藤木久志
|
東京大学出版会
|
1997
|
4130201123
|
|
2.
|
『近世の村社会と国家』
|
水本邦彦
|
東京大学出版会
|
1987
|
4130200771
|
|
|
|
テキスト (詳細)
|
|
詳細およびテキストの配布方法については、別途指示する。
|
|
|
参考文献
|
|
|
|
参考文献 (詳細)
|
|
|
|
担当教員実 務経験内容 または実践 的教育内容
|
|
|
|
実践的授業 内容等
|
|
|
|
備考
|
|
|