シラバス参照

開講年度 2025 
授業科目名 社会学特論<労働社会学特論> 
授業科目名(英文) Advanced Sociology 
担当教員

伊原 亮司

科目開講学部・学科 地域科学研究科 
科目区分 専門科目 
科目分類 自由選択科目(地域文化) 
対象学年 1年生 
開講学期・時間割・教室 後学期 金曜日 6時限 地域  23セミナー室
授業の形態 講義 
単位
履修コード 2QWE50920 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2025&semekikn=1&kougicd=2QWE50920 
科目ナンバリング RESCUS5801 



授業概要
専門の文献を精読しながら、中身を検討する。
一冊の専門書を取り上げ、一章分ずつ内容を理解して講義に臨み、疑問点などを議論する。
何を読むかは、受講者と相談しながら決めるが、参考までに、『合併の代償』(桜井書店、2019年)を挙げておく。 
到達すべき
目標
①労働に関する分析枠組を理解する。
②理論的なフレームを学ぶことから始める。
③はじめに、社会学全般の理論を学び直し、徐々に労働社会学分野に特化したフレームを理解する。
④また、調査のやり方も学ぶ。資料(史料)調査、統計、聞き取り、参与観察などの調査法を学び直し、
より専門的な手法を学習する。 
授業計画と
準備学習
一回の講義に向けて、指定の一章を読んでくる。
理解できた点と理解できなかった点を明らかにする。
可能であれば、補足用の資料や文献に目を通す。

1.日産とプリンスの合併
2.労働組合の対立
3.合併時のトラブル
4.法廷闘争
5.少数派のなかの少数派
6.現場におけるコンテクスト
7.労働組合の合従連衡
8.和解
9.経営合理化
10.ゴーン改革
11.現場への影響
12.大規模組織のサラリーマンの「キャリア」
13.労使関係論(1) 協調的労使関係
14.労使関係論(2) 敵対的労使関係
15.労使関係論(3) 少数派組合 
授業実施方法
対面  
ライブ遠隔  
オンデマンド  
ブレンド型:対面と遠隔を組み合わせた授業          
その他:自由記入欄に具体的に記述ください。                                           
 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど,学生による対話や発表  
フィールドワーク,キャリア実習(インターンシップ),ものづくり等の体験型学習  
図書館やラーニングコモンズなど,教室以外の場所を活用  
ゲストスピーカーの招聘  
TACT,Teams を活用した授業と学習支援          
レポートの添削や提出物の返却               
その他                                             
 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
事前学習型授業  
反転授業(オンラインを活用した事前学習)  
調査学習・フィールドワーク  
グループワーク/対話・議論型授業  
プレゼンテーション  
PBL(問題解決型,プロジェクト型)  
授業前・授業後レポート  
その他                                             
 
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA等配置
予定
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目「https://www.gifu-u.ac.jp/images/02/b_kiban2013.gif」  
進める力:   計画力   実行力   管理力  
伝える力:   傾聴力   発信力   状況把握力  
考える力:   課題発見力   創造的思考力   論理的思考力  
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
自分の専門分野と異なる院生もいるかと思うが、
社会科学の能力・資質を身につけるという点では共通する。
フレームを学ぶ、現象を多角的に捉える、社会問題に対して対処法を提示する。
これらの習得を意図して指導する。 
授業時間外
の学習
必ず指定の章を読んでおくこと。
また、自分の専門分野と重ね合わせながら学ぶこともある。 
成績評価の
方法
予習の程度(30%)。
発表(30%)。
議論の参加度(40%)。 
到達度評価
の観点
①理論や先行研究の理解度。
②現場感覚。
③社会を立体的に捉える力。
④他の社会を構想する力。

それぞれを評価する。 
テキスト
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『合併の代償』  伊原亮司  桜井書店  2019   
テキスト
(詳細)
その他、適宜紹介する。 
参考文献
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『私たちはどのように働かされるのか』  伊原亮司  こぶし書房  2015   
2. 『ムダのカイゼン、カイゼンのムダ』  伊原亮司  こぶし書房  2017   
3. 『場に生きる力』  伊原亮司  桜井書店  2016   
参考文献
(詳細)
学習進度に即して個別テーマの文献を紹介する。 
担当教員実
務経験内容
または実践
的教育内容
実践的授業
内容等
備考
進め方や講義方法は受講者と相談しながら決めたいと思います。
講義の初回に説明いたします。 


PAGE TOP