授業概要
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専門の文献を精読しながら、中身を検討する。 一冊の専門書を取り上げ、一章分ずつ内容を理解して講義に臨み、疑問点などを議論する。 何を読むかは、受講者と相談しながら決めるが、参考までに、『合併の代償』(桜井書店、2019年)を挙げておく。
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到達すべき 目標
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①労働に関する分析枠組を理解する。 ②理論的なフレームを学ぶことから始める。 ③はじめに、社会学全般の理論を学び直し、徐々に労働社会学分野に特化したフレームを理解する。 ④また、調査のやり方も学ぶ。資料(史料)調査、統計、聞き取り、参与観察などの調査法を学び直し、 より専門的な手法を学習する。
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授業計画と 準備学習
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一回の講義に向けて、指定の一章を読んでくる。 理解できた点と理解できなかった点を明らかにする。 可能であれば、補足用の資料や文献に目を通す。
1.日産とプリンスの合併 2.労働組合の対立 3.合併時のトラブル 4.法廷闘争 5.少数派のなかの少数派 6.現場におけるコンテクスト 7.労働組合の合従連衡 8.和解 9.経営合理化 10.ゴーン改革 11.現場への影響 12.大規模組織のサラリーマンの「キャリア」 13.労使関係論(1) 協調的労使関係 14.労使関係論(2) 敵対的労使関係 15.労使関係論(3) 少数派組合
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授業実施方法
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授業の特色
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学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
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使用言語
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TA,SA等配置 予定
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基盤的能力 専門的能力
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授業時間外 の学習
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必ず指定の章を読んでおくこと。 また、自分の専門分野と重ね合わせながら学ぶこともある。
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成績評価の 方法
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予習の程度(30%)。 発表(30%)。 議論の参加度(40%)。
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到達度評価 の観点
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①理論や先行研究の理解度。 ②現場感覚。 ③社会を立体的に捉える力。 ④他の社会を構想する力。
それぞれを評価する。
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テキスト
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No
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書籍名
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著者名
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出版社
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出版年
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ISBN/ISSN
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1.
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『合併の代償』
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伊原亮司
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桜井書店
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2019
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テキスト (詳細)
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参考文献
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No
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書籍名
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著者名
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出版社
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出版年
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ISBN/ISSN
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1.
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『私たちはどのように働かされるのか』
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伊原亮司
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こぶし書房
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2015
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2.
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『ムダのカイゼン、カイゼンのムダ』
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伊原亮司
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こぶし書房
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2017
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3.
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『場に生きる力』
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伊原亮司
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桜井書店
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2016
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参考文献 (詳細)
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担当教員実 務経験内容 または実践 的教育内容
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実践的授業 内容等
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備考
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進め方や講義方法は受講者と相談しながら決めたいと思います。 講義の初回に説明いたします。
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