シラバス参照

開講年度 2025 
授業科目名 文化人類学特論 
授業科目名(英文) Cultural anthropology 
担当教員

堀江 未央

科目開講学部・学科 地域科学研究科 
科目区分 専門科目 
科目分類 自由選択科目(地域文化) 
対象学年 1年生 
開講学期・時間割・教室 後学期 火曜日 3時限 地域 31セミナー室
授業の形態 講義 
単位
履修コード 2QWE50980 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2025&semekikn=1&kougicd=2QWE50980 
科目ナンバリング RESCUS5871 



授業概要
本授業では、文化人類学の研究項目の中でも、特に家族・親族とジェンダーの問題を中心的に取り扱う。具体的には、中国の家族や親族のあり方を中心的に取り上げ、政治・経済的状況に応じて家族や親族の形態が柔軟に変化してきたこと、そのなかでジェンダーのあり方がいかに変化しつつあるのか、文献輪読を通して学ぶ。文献輪読の際には、英語で書かれた民族誌を取り扱う予定である。 
到達すべき
目標
①文化人類学一般の理論と方法の基礎を身につける
②家族や親族を人類学的にとらえる方法を身につける
③政治経済的状況の変化と家族・親族・ジェンダーのあり方の相関について考える思考力を身につける 
授業計画と
準備学習
1.オリエンテーションと自己紹介
2.人類学の基礎に関する講義、文献輪読の担当決め
3.中国の前近代における家族・親族に関する文献1/2
4.中国の前近代における家族・親族に関する文献3/4
5.中国の前近代における家族・親族に関する文献5/6
6.中国の前近代における家族・親族に関する文献7/8
7.中国の社会主義化以降の家族・親族に関する文献1/2
8.中国の社会主義化以降の家族・親族に関する文献3/4
9.中国の社会主義化以降の家族・親族に関する文献5/6
10.中国の社会主義化以降の家族・親族に関する文献7/8
11.中国の現代的な家族・親族とジェンダーに関する文献1/2
12.中国の現代的な家族・親族とジェンダーに関する文献3/4
13.中国の現代的な家族・親族とジェンダーに関する文献5/6
14.中国の現代的な家族・親族とジェンダーに関する文献7/8
15.まとめ 
授業実施方法
対面  
ライブ遠隔  
オンデマンド  
ブレンド型:対面と遠隔を組み合わせた授業          
その他:自由記入欄に具体的に記述ください。                                           
 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど,学生による対話や発表  
フィールドワーク,キャリア実習(インターンシップ),ものづくり等の体験型学習  
図書館やラーニングコモンズなど,教室以外の場所を活用  
ゲストスピーカーの招聘  
TACT,Teams を活用した授業と学習支援          
レポートの添削や提出物の返却               
その他                                             
 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
事前学習型授業  
反転授業(オンラインを活用した事前学習)  
調査学習・フィールドワーク  
グループワーク/対話・議論型授業  
プレゼンテーション  
PBL(問題解決型,プロジェクト型)  
授業前・授業後レポート  
その他                                             
 
使用言語
日本語  
英語  
その他  
場合によっては中国語 
TA,SA等配置
予定
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目「https://www.gifu-u.ac.jp/images/02/b_kiban2013.gif」  
進める力:   計画力   実行力   管理力  
伝える力:   傾聴力   発信力   状況把握力  
考える力:   課題発見力   創造的思考力   論理的思考力  
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
授業で扱う文献以外にも、学生の関心に応じた雑誌論文や文献などを提示し、さらなる学びを深めてもらいます。
文献の逍遥から輪読までを通して、人類学的な知識を得るための具体的な方法を身に着けてもらいます。 
授業時間外
の学習
毎回の授業で輪読文献を課すので、発表者以外の人も全員事前に文献を読んできて、疑問点や感想をMicrosoft teamsから提出しておくこと。それをもとに当日の議論を行います。 
成績評価の
方法
文献発表やディスカッションにおける積極的な参加度と毎回のコメントペーパー(60%)
期末レポート(40%) 
到達度評価
の観点
①文献の批判的読解能力に基づき評価します
②異文化に対する多角的な想像力に基づき評価します
③人類学的思考の方法を身に着け、それをもとに考える思考能力を評価します 
テキスト
テキスト
(詳細)
参考文献
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『中国の死の儀礼』  J. ワトソンほか  平凡社  1994  4-582-48209-0 
2. 『Chinese Village Life Today: Building Families in an Age of Transition』  Goncalo Santos  University of Washington Press  2021  9780295747392 
参考文献
(詳細)
担当教員実
務経験内容
または実践
的教育内容
実践的授業
内容等
備考
授業形態:対面で行います。体調不良などやむを得ない理由の場合にはオンラインと併用する場合があります。
授業時間以外のやりとりは、基本的にMicrosoft teamsを用いて行います。Teamsのアナウンスの最新情報に気を付けておいてください。 


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