授業概要
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本授業では、文化人類学の研究項目の中でも、特に家族・親族とジェンダーの問題を中心的に取り扱う。具体的には、中国の家族や親族のあり方を中心的に取り上げ、政治・経済的状況に応じて家族や親族の形態が柔軟に変化してきたこと、そのなかでジェンダーのあり方がいかに変化しつつあるのか、文献輪読を通して学ぶ。文献輪読の際には、英語で書かれた民族誌を取り扱う予定である。
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到達すべき 目標
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①文化人類学一般の理論と方法の基礎を身につける ②家族や親族を人類学的にとらえる方法を身につける ③政治経済的状況の変化と家族・親族・ジェンダーのあり方の相関について考える思考力を身につける
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授業計画と 準備学習
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1.オリエンテーションと自己紹介 2.人類学の基礎に関する講義、文献輪読の担当決め 3.中国の前近代における家族・親族に関する文献1/2 4.中国の前近代における家族・親族に関する文献3/4 5.中国の前近代における家族・親族に関する文献5/6 6.中国の前近代における家族・親族に関する文献7/8 7.中国の社会主義化以降の家族・親族に関する文献1/2 8.中国の社会主義化以降の家族・親族に関する文献3/4 9.中国の社会主義化以降の家族・親族に関する文献5/6 10.中国の社会主義化以降の家族・親族に関する文献7/8 11.中国の現代的な家族・親族とジェンダーに関する文献1/2 12.中国の現代的な家族・親族とジェンダーに関する文献3/4 13.中国の現代的な家族・親族とジェンダーに関する文献5/6 14.中国の現代的な家族・親族とジェンダーに関する文献7/8 15.まとめ
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授業実施方法
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授業の特色
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学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
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使用言語
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TA,SA等配置 予定
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基盤的能力 専門的能力
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授業時間外 の学習
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毎回の授業で輪読文献を課すので、発表者以外の人も全員事前に文献を読んできて、疑問点や感想をMicrosoft teamsから提出しておくこと。それをもとに当日の議論を行います。
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成績評価の 方法
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文献発表やディスカッションにおける積極的な参加度と毎回のコメントペーパー(60%) 期末レポート(40%)
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到達度評価 の観点
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①文献の批判的読解能力に基づき評価します ②異文化に対する多角的な想像力に基づき評価します ③人類学的思考の方法を身に着け、それをもとに考える思考能力を評価します
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テキスト
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テキスト (詳細)
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参考文献
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No
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書籍名
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著者名
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出版社
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出版年
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ISBN/ISSN
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1.
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『中国の死の儀礼』
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J. ワトソンほか
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平凡社
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1994
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4-582-48209-0
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2.
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『Chinese Village Life Today: Building Families in an Age of Transition』
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Goncalo Santos
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University of Washington Press
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2021
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9780295747392
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参考文献 (詳細)
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担当教員実 務経験内容 または実践 的教育内容
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実践的授業 内容等
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備考
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授業形態:対面で行います。体調不良などやむを得ない理由の場合にはオンラインと併用する場合があります。 授業時間以外のやりとりは、基本的にMicrosoft teamsを用いて行います。Teamsのアナウンスの最新情報に気を付けておいてください。
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