シラバス参照

開講年度 2025 
授業科目名 文化解釈論特論 
授業科目名(英文) Advanced Cultural Interpretation 
担当教員

内田 勝

科目開講学部・学科 地域科学研究科 
科目区分 専門科目 
科目分類 選択必修科目(地域文化) 
対象学年 1年生 
開講学期・時間割・教室 後学期 金曜日 4時限 地域 外国語実習室
授業の形態 講義 
単位
履修コード 2QWV50670 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2025&semekikn=1&kougicd=2QWV50670 
科目ナンバリング  



授業概要
18世紀イギリスの滑稽小説を日本語訳で読むとともに、その作品が広く読まれた背景事情を、主に18世紀イギリスの文化状況の視点から考察する予定です。 
到達すべき
目標
一つの文学作品を時間をかけて読み込むことで、その作品を生んだ文化的背景に関する理解を深めること、でしょうか。 
授業計画と
準備学習
テキストとしては、ローレンス・スターン(Laurence Sterne)の小説『トリストラム・シャンディ』(1759-67)を取り上げる予定です。(受講者の顔ぶれによっては、ほぼ同時代の別の作家の作品を取り上げる場合もあります。)原書は18世紀の英語で書かれているため、この授業では原則として日本語の翻訳を用いる予定ですが、これも受講者の顔ぶれによっては原書で読むことがあるかもしれません。毎回、参加者による発表という形でテキストを読み進めながら、その文化的背景について議論します。どういうペースで作品や関連文献を読んでいくかは受講者との会話の成り行き次第で決まっていくので、「第○週にはテキストの△ページから□ページまでを扱う」という厳密な予定を立てることは不可能です。ところがなんと現代日本の大学では、15回の授業の各週にどういう内容を扱うかが記載されていなければシラバスとして不完全であると見なされるようなので、シラバスを不完全にしないために以下の無内容な「授業計画」を書いておきます。こうした不毛な形式主義の愚かさを面白がる人にこそ受講していただきたい授業です。

第1回:授業計画についての相談、および受講生との相談に基づく1週目の授業
第2回:受講生との相談に基づく2週目の授業および脱線
第3回:受講生との相談に基づく3週目の授業および脱線
第4回:受講生との相談に基づく4週目の授業および脱線
第5回:受講生との相談に基づく5週目の授業および脱線
第6回:受講生との相談に基づく6週目の授業および脱線
第7回:受講生との相談に基づく7週目の授業および脱線
第8回:受講生との相談に基づく8週目の授業および脱線
第9回:受講生との相談に基づく9週目の授業および脱線
第10回:受講生との相談に基づく10週目の授業および脱線
第11回:受講生との相談に基づく11週目の授業および脱線
第12回:受講生との相談に基づく12週目の授業および脱線
第13回:受講生との相談に基づく13週目の授業および脱線
第14回:受講生との相談に基づく14週目の授業および脱線
第15回:受講生との相談に基づく15週目の授業および脱線 
授業実施方法
対面  
ライブ遠隔  
オンデマンド  
ブレンド型:対面と遠隔を組み合わせた授業          
その他:自由記入欄に具体的に記述ください。                                           
 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど,学生による対話や発表  
フィールドワーク,キャリア実習(インターンシップ),ものづくり等の体験型学習  
図書館やラーニングコモンズなど,教室以外の場所を活用  
ゲストスピーカーの招聘  
TACT,Teams を活用した授業と学習支援          
レポートの添削や提出物の返却               
その他                                             
 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
事前学習型授業  
反転授業(オンラインを活用した事前学習)  
調査学習・フィールドワーク  
グループワーク/対話・議論型授業  
プレゼンテーション  
PBL(問題解決型,プロジェクト型)  
授業前・授業後レポート  
その他                                             
毎回の授業では、個々の学生がテキストの中からその日扱う箇所について発表します。また学期末レポートでは、個々の学生が自ら見つけたテーマを探求して論じます。 
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA等配置
予定
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目「https://www.gifu-u.ac.jp/images/02/b_kiban2013.gif」  
進める力:   計画力   実行力   管理力  
伝える力:   傾聴力   発信力   状況把握力  
考える力:   課題発見力   創造的思考力   論理的思考力  
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
授業での発表や議論を重ねながら学期末レポートを執筆することを通じて、基盤的能力に加え、他者の文章の内容を要約する力、自分が取り入れた情報を他者に分かりやすく伝えるために編集する力、および論理的に一貫した主張を展開する文章構成力といった専門的能力を高めてもらいます。 
授業時間外
の学習
作品を読み、発表の準備をしてもらいます。学期末にはレポートを執筆してもらいます。 
成績評価の
方法
成績評価の対象となるのは、授業時の発表(55%)と学期末のレポート(45%)です。 
到達度評価
の観点
到達目標「一つの文学作品を時間をかけて読み込むことで、その作品を生んだ文化的背景に関する理解を深めること」を、授業での発表および学期末レポートによって評価します。評価を行うにあたってもっとも重視する点は、受講者が作品の理解に基づいて自分自身の主張をどこまで展開できているかです。 
テキスト
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『トリストラム・シャンディ(上)』  ロレンス・スターン  岩波書店  1969  4003221214 
2. 『トリストラム・シャンディ(中)』  ロレンス・スターン  岩波書店  1969  4003221222 
3. 『トリストラム・シャンディ(下)』  ロレンス・スターン  岩波書店  1969  4003221230 
テキスト
(詳細)
参考文献
参考文献
(詳細)
担当教員実
務経験内容
または実践
的教育内容
実践的授業
内容等
備考
【オフィスアワー】後期は次の時間帯に在室している可能性が高いです。火曜10:00-12:00、水曜12:10-16:00、金曜10:00-14:40。

【連絡先】

 [居室]地域科学部A棟7階 内田研究室

 [メール]uchida.masaru.m7@f.gifu-u.ac.jp 


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