授業概要
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ローマ帝国のことばであった「ラテン語」は、ヨーロッパにおける漢文(中国語)のようなもの。 ラテン語(およびその文化)を抜きにして、ヨーロッパの文化は語れない。
ラテン語は「死語」の代表のように言われもするが、実は、現代のヨーロッパ諸語の核をなしている成分のひとつであり、その基礎知識は、現代語の学習にも大いに役立つ。
この授業では、ラテン語の「初歩の初歩」を学び、あわせて、ラテン語文化の世界にも目を向ける。
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到達すべき 目標
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ラテン語学習のはじめとして、基礎的な語彙と文法を身につけること。 また、ひろくヨーロッパの言語・文化に及ぶ影響の一端を知り、理解を深めること。
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授業計画と 準備学習
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教科書を基に、ラテン語を学んでゆく。 第1回の序論の後、毎回(平均)20ページ程度の進度を予定しているが、変更の可能性あり。
1 序論 2 発音とアクセント 3 名詞と形容詞1 (1) 4 名詞と形容詞1 (2) 5 動詞1 6 名詞と形容詞2 7 動詞2 8 代名詞1 (1) 9 代名詞1 (2) 10 動詞3 11 分詞・動名詞・動形容詞 12 動詞4 13 代名詞2・その他 (1) 14 代名詞2・その他 (2) 15 様々な構文
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授業の特色
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学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
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教科書(演習問題を含む)の十分な予習をおこなうことを義務づける。また著者のウェブサイトなど、学生自ら積極的に関心を持ち参照することを推奨する。
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使用言語
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TA,SA配置 予定
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基盤的能力 専門的能力
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授業時間外 の学習
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受講者は、毎回20ページ程度(予定)分の予習(練習問題を含む)をおこない、必ず教科書を持参して授業にのぞむこと。また外国語学習には当然ながら復習が欠かせない。
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成績評価の 方法
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到達度評価 の観点
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毎回の小テストにより、習得したラテン語力、講義内容の理解度を判定する。
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テキスト
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テキスト (詳細)
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真に「自習」用に(も)使うことのできるものとしては、おそらく日本初のラテン語学習書。
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参考文献
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参考文献 (詳細)
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1.と2.は、ラテン語、ラテン文学入門の気軽な読み物の例として。 3.は、教科書の続編で、練習問題を多数おさめている。
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担当教員実 務経験内容 または実践 的教育内容
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実践的授業 内容等
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備考
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十分な準備をした上での授業参加(欠席は3回までとする)が必要となる。履修する際は注意すること。 後学期オフィスアワー: 金曜12時~14時30分。
*すべて(原則)対面授業で行います。 *ただし非常時には、AIMSで連絡することがあります。そのときは指示に従ってください。
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