授業概要
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今日の社会において、生活の成り立ちがたさ・困難は、いたるところで露呈してきている。その現れ方はさまざまながら、本講義では「生活問題」の集約点となる「貧困」に焦点を当て、背景となる構造的問題や、貧困の具体的実相、そしてそれら問題への対応・支援のあり方について、具体的事例を交えながら学んでいく。
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到達すべき 目標
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①貧困はけっして特異な現象ではなく、日常的な生活の延長線上にあるということを理解する ②貧困問題の解決に向けて、どういった対応が取りうるのかということについて、受講者なりの見解・立ち位置を見定めること
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授業計画と 準備学習
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毎回の授業では、「応答編」と「概要編」の二部に分け行なう。 「概要編」でトピックの概略を説明した後、受講者の意見・感想をもとに、次週の「応答編」にて内容理解を深めていく形式であり、受講者の関心に即し、適宜本題の展開にも修正を加えていく。
【全体像】 1.イントロダクション~「生活福祉」の位置づけ~ 2.「貧困」の捉え方と実情 3.貧困と社会的排除
【社会的・構造的背景】 4.公共/市場/家族 5.雇用破壊の進行 6.社会保障制度 7.生活保護制度
【貧困の実相】 8.子どもの貧困①~背景と現状~ 9.子どもの貧困②~支援の展開~ 10.ホームレス問題①~貧困問題の最底辺~ 11.ホームレス問題②~支援の取り組み~
【支援】 12.社会保障と生活支援のあいだ 13.「社会参加」をめぐる問い 14.「新しい公共」をめぐる攻防
15.全体のまとめ
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授業の特色
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学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
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●毎回の授業ごとに、各自の関心・論点をシートに記入し、回収する。そこで示された論点に基づき、次回の講義冒頭で振り返りと応答を行なう。 ●随時、テーマに即して関連文献や実践現場を紹介するとともに、地域で主催されている各種学習会・セミナー等の案内を行ない、自主的な学習機会の保障に努める。
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使用言語
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TA,SA配置 予定
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基盤的能力 専門的能力
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授業時間外 の学習
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●随時、テーマに即して関連文献や実践現場を紹介するとともに、地域で主催されている各種学習会・セミナー等の案内を行ない、自主的な学習機会の保障に努める。 ●授業で学んだ観点を、日常生活のなかに応用して捉えてみる態度を促す。
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成績評価の 方法
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講義ごとの意見・感想30%、レポート課題70%を基本として評価する。
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到達度評価 の観点
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テキスト
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テキスト (詳細)
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参考文献
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参考文献 (詳細)
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担当教員実 務経験内容 または実践 的教育内容
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実践的授業 内容等
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備考
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教室での対面受講を基本としつつ、必要に応じてオンラインでの参加も可能とします。
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