シラバス参照

開講年度 2024 
授業科目名 都市形成史(産業史) 
授業科目名(英文) History of City Formation 
担当教員

出村 嘉史

科目開講学部・学科 社会システム経営学環 
科目区分  
科目分類 専門科目 
対象学年 2年生 
開講学期・時間割・教室 後学期 金曜日 1時限 全共 1D
授業の形態 講義 
単位
履修コード 2SMS2311 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2024&semekikn=1&kougicd=2SMS2311 
科目ナンバリング SSM2311 



授業概要
都市はその開発されたエリア単体で成り立っているものではなく、地域的あるいはグローバルな経済活動の拠点として存在しつづけてきた。本講義では、古代から現代にいたり、都市がいかにして成立し、機能を発達させてきたのかについて、基盤施設や都市デザインとそれが支えた産業に着目し、その成立の必然について議論し、今後の都市経営のあり方を考えるための素養を身に付けることを目的とする。 
到達すべき
目標
この講義を通じて,以下のことができるようになることを目標とする。
① 都市デザインや社会基盤施設の歴史的展開を,その成立の必然から理解できる。
② 今後の都市経営のあり方を考える能力を身に付けられる。 
授業計画と
準備学習
1.ガイダンス・概論
Guidance / Introduction
2.定住と遊動の世界
The world of nomads and settlers
3.都市の成立
Emergence of a city
4.古代ローマの応用力/中華のバランス
Ancient Roman applicability / Chinese balance
5.古代日本の土木
Civil engineering of ancient Japan
6.イスラームの交易世界とヨーロッパの形成
Islamic trading world and the formation of Europe
7.ルネサンスとバロック
Renaissance and baroque
8.新大陸への展開
Development to the new continent
9.前近代の日本
Pre-modern Japan
10.産業革命
Industrial Revolution
11.近代都市の建設と公衆衛生
Construction of modern cities and public health
12.都市計画の誕生
Birth of city planning
13.文明開化・近代都市の産業基盤
Japanese civilization / Modern industrial Infrastructures
14.地域計画的な視野
Perspective of Regional Planning
15.総括:都市の交易とこれから
Summary: City trade and the future 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど、学生による対話や発表               
フィールドワーク、インターンシップ、ものづくり等の体験型学習          
図書館やラーニングコモンズなど、教室以外の場所を活用             
ゲストスピーカーの招聘                                  
TACTを活用した授業と学習支援                       
レポートの添削や提出物の返却                             
その他                                             
学習支援は、主としてTeamsを用いる予定。 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
講義毎に、ワークシートの作成を課題とする。
ワークシートの作成には、講義で学習したことを総合的な知識にするため、自ら文献や事例などを調査して深める学習を促す。
受講生はワークシートをTeamsを通して提出し、教員からのフィードバックを受ける。 
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA等配置
予定
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目  
進:   計画      実行      管理     
伝:   傾聴      発信      把握     
考:   課題      創造      論理     
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
ワークシートには、講義で学んだことのみならず、関連事項を自ら調べて深めた内容を求め、それによって総合的な理解を促す。 
授業時間外
の学習
ワークシートの作成、関連する情報の取得など。 
成績評価の
方法
上記ワークシートの充実度によって評価する。
・ 最低限の要件が満たされている(50%)
・ 前項に加えて事象の把握が適切であること(60%)
・ 前項に加えて追加情報を適切に取り入れて整理できていること(80%)
・ 前項に加えて自ら思考して総合的な考察ができていること(100%) 
到達度評価
の観点
以下の観点における多面的思考力、論理的思考力、専門知識とマネジメント力を評価する。

① 都市デザインや社会基盤施設の歴史的展開を,その成立の必然から説明できているかどうか。

② 都市経営のあり方について、自ら情報を集めて思考できているかどうか。 
テキスト
テキスト
(詳細)
講義毎に参考になる文献資料を講義の中で紹介する。 
参考文献
参考文献
(詳細)
講義毎に参考にすべき文献リストを提示する。 
担当教員実
務経験内容
または実践
的教育内容
実践的授業
内容等
備考
対面を基本とするが、状況に応じてオンライン講義もとりいれる。 


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