シラバス参照

開講年度 2026 
授業科目名 人工知能 
授業科目名(英文) Artificial Intelligence 
担当教員

寺田 和憲

科目開講学部・学科 工学部 
科目区分 コース科目 
科目分類 情報コース 
対象学年 3年生 
開講学期・時間割・教室 後学期 火曜日 2時限 工 101
授業の形態 講義 
単位 2 
履修コード 2TDB8346A 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2026&semekikn=1&kougicd=2TDB8346A 
科目ナンバリング  



授業概要
本講義では,人工知能(AI)の基礎から最新のトピックまでを網羅的に学ぶ.知識の表現と獲得のための様々な方法という観点から,推論,機械学習,ニューラルネットワーク,自然言語処理,強化学習などの,AIの主要な技術を体系的に理解する.またAIの歴史的背景から現代的な応用や倫理的問題まで幅広く扱う.基礎的な演習を通じて理論的な基礎を固めつつ,実際のAIシステムの設計や実装に必要な知識を習得する.さらに,AIが社会に与える影響や今後の展望についても議論を行い,技術者として必要な多角的な視点を養う.また,大規模言語モデルを使用した課題への取り組みを通じてAIを使いこなすことによるパフォーマンスの向上を体感する. 
到達すべき
目標
第1回:人工知能の歴史,定義,主要な考え方を説明できる
第2回:記号を用いて知識や関係を表現できる
第3回:論理に基づく推論の考え方を理解し,知識を導出できる
第4回:不確実な知識を確率的に表現し,ベイズ推論の考え方を説明できる
第5回:統計的機械学習の基本的な手法を理解し,データに適用して評価できる
第6回:ニューラルネットワークの基本構造と学習方法を理解し,分類課題に適用できる
第7回:自然言語処理と大規模言語モデルの基本的な仕組みを理解し,テキスト処理課題に適用できる
第8回:状態空間と探索に基づく決定論的な行動計画を定式化できる
第9回:確率的意思決定の考え方を理解し,モデルに基づく最適行動を導出できる
第10回:強化学習の基本的な考え方を理解し,試行錯誤に基づく行動学習を実装できる
第11回:観測データと生成モデルを用いた状態推定の考え方を説明できる
第12回:ゲーム理論やマルチエージェントの観点から,インタラクションと知能の関係を説明できる
第13回:人間と相互作用するAIシステムの設計上の論点を説明できる
第14回:AIの説明可能性,倫理的問題,社会的影響について具体例を挙げて説明できる 
授業計画と
準備学習
第I部 導入

第1回:人工知能とは
人工知能の歴史/知能・人工知能の定義/知能と意識の違い/記述と予測/命題/相関(宣言的知識)/因果(手続き的知識)/意思決定/自律性/合理性/最適性

第II部 知識表現と推論

第2回:記号による知識表現
抽象化と表象と記号/知識表現/セマンティックネット/フレームシステム/オントロジー/Linked Open Data

第3回:推論による知識の導出
帰納/演繹/アブダクション(仮説推論)/記号論理/一階述語論理/導出原理/反駁証明/エキスパートシステム

第4回:確率的知識表現と推論
論理表現の限界と確率表現の必要性/生成モデルと観測モデル/ベイズの定理/ベイズ推定と最尤推定/ナイーブベイズ/ベイジアンネットワーク

第5回:統計的機械学習による知識の獲得
識別モデル/醜いアヒルの子定理/教師なし学習(k-means法,階層的クラスタリング,主成分分析)/教師あり学習/線形モデル(単回帰,重回帰,分散分析,共分散分析)/非線形モデル(ロジスティック回帰,K近傍法,決定木,ランダムフォレスト,SVM)

第6回:ニューラルネットワークによる知識の獲得
ニューラルネットワークの基礎/学習アルゴリズム/深層ネットワーク/畳み込みニューラルネットワーク/生成モデル(GAN,VAE,拡散モデル)/再帰型ニューラルネットワーク

第7回:自然言語による知識表現
形態素解析/構文解析/意味解析/単語と文章のベクトル表現/Transformer/大規模言語モデル/プロンプト設計/検索拡張生成(RAG)

第III部 意思決定と行動計画

第8回:決定論的な行動計画
状態空間/状態と決定論的状態遷移の記述/プランニング/半順序プランニング/GPS/プロダクションシステム/サブサンプション・アーキテクチャ/探索アルゴリズム/ヒューリスティック/遺伝的アルゴリズム

第9回:確率的意思決定
決定論的意思決定の限界/マルコフ決定過程/価値関数と最適性/動的計画法

第10回:強化学習
強化学習/モデルフリー学習/Q学習/深層強化学習

第11回:データ駆動・生成モデルによる手続き的知識の獲得
状態推定/時系列予測/隠れマルコフモデル/物理モデル/観測モデル/カルマンフィルタ/確率ロボティクス/自由エネルギー原理

第IV部 相互作用と知能

第12回:インタラクションと知能
協力と競争/展開型ゲーム/同時手番ゲーム/ゼロ和ゲーム/非ゼロ和ゲーム/交渉/マルチエージェントシステム

第13回:インタラクティブなAI
対話システム/共同作業/ユーザーモデリング/パーソナライゼーション/説得/推薦/ヒューマンコンピュテーションとクラウドソーシング/ヒューマンインザループ/社会的AI・ロボット/AIエージェント

第14回:XAIとAIの倫理
AIの説明可能性と信頼/AIの倫理的問題/データとプライバシー/著作権と生成AI/規制とガイドライン/AIの社会実装 
授業実施方法
対面  
ライブ遠隔  
オンデマンド  
ブレンド型:対面と遠隔を組み合わせた授業          
その他:自由記入欄に具体的に記述ください。                                           
 
授業の特色
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA等配置
予定
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目「https://www.gifu-u.ac.jp/images/02/b_kiban2013.gif」  
進める力:   計画力   実行力   管理力  
伝える力:   傾聴力   発信力   状況把握力  
考える力:   課題発見力   創造的思考力   論理的思考力  
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
 
授業時間外
の学習
講義内容を理解し,知識として定着させるための復習が必要である. 
成績評価の
方法
提出された課題の評価による.試験は行わない. 
到達度評価
の観点
目標に到達しているかどうかは以下の課題によって評価する. 
テキスト
テキスト
(詳細)
参考文献
参考文献
(詳細)
担当教員実
務経験内容
または実践
的教育内容
実践的授業
内容等
備考
課題は大規模言語モデルの使用を前提としている.有料版のChatGPTかClaudeを使用することが望ましい. 


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