授業概要
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プログラミングは様々な理工学分野で活用されており、技術者として必須の素養である。応用物理コースの学生は、プログラムの設計・アルゴリズム構造・作成のステップ・トラブルへの対応・結果の評価にまで至る、一連のプログラム開発の流れを十部理解することが重要である。これは、一般的な研究・開発の場面でも、応用可能であり、これを習得することは極めて有益である。本授業では、自ら手を動かしてプログラムを設計・作成する演習をメインとし、講義や解説は必要最小限に留める。具体的な測定結果を用いたデータ処理の課題などに取り組ませる。また、一つの大きなプログラムを機能ごとに分割し(関数)、数人で分担して共同開発する演習を行う。
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到達すべき 目標
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・C言語によるプログラミングの基礎(条件分岐、反復、配列、関数など)を習得する。 ・一連のプログラム開発のステップについて、大まかな流れを理解する。 ・これらにより、数10行程度までのプログラム作成能力を身につける。
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授業計画と 準備学習
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第1回 ガイダンス、コンピュータルーム・コンピュータの使用法 第2回 四則演算プログラムの復習 第3-5回 条件分岐と反復/平均、標準偏差、データ集計 第6-8回 配列/最大値、並び替え、ベクトルや行列の計算 第9-11回 データ入出力/ファイルへのデータ読み込み・書き出し、書式 第12-14回 関数/簡単な数値計算アルゴリズム/共同開発の方法 第15回 ポインタ/総合演習 第16回 期末試験
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授業の特色
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学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
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学生自らがプログラムを作成し、デバッグ、実行、改善などを繰り返す。また、互いに作成したプログラム(関数)を交換し、動作を確認することで、共同開発の雰囲気を感じ取ってもらう。
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使用言語
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TA,SA配置 予定
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基盤的能力 専門的能力
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授業時間外 の学習
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ほぼ毎回の授業で、宿題としてプログラム問題を課す。授業以外の時間にも大学のPC教室や自宅PCで積極的に取り組むこと。
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成績評価の 方法
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毎週のプログラム課題 (50%)、期末試験 (50%) で評価する。
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到達度評価 の観点
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様々な状況設定の中、ある入力に対する適切な出力を行うプログラムが作成できること。
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テキスト
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テキスト (詳細)
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特にテキストの指定はないが、講義において参考書を紹介する。
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参考文献
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No
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書籍名
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著者名
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出版社
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出版年
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ISBN/ISSN
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1.
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『プログラミング言語C』
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B.W.カーニハン, D.M.リッチー
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共立出版
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1994
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9784320026926
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2.
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『苦しんで覚えるC言語』
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MMGames
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秀和システム
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2011
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9784798030142
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参考文献 (詳細)
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担当教員実 務経験内容 または実践 的教育内容
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実践的授業 内容等
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備考
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授業の実施形態:原則、対面授業で行う。
その他:次のことに留意すること. ・事前に機構のLMS(Learning Management System, 学習管理システム)であるTACTを確認すること。 ・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)における岐阜大学の活動指針(レベル)等により、 実施形態を変更する場合がある。必要事項は、メールなどで連絡する。
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