シラバス参照

開講年度 2025 
授業科目名 地域と環境SDGs 
授業科目名(英文) Community and Environmental SDGs 
担当教員

小林 智尚

その他 各担当教員

三谷 晋

三井 栄

向井 貴彦

八代田 真人

櫻田 修

科目開講学部・学科 全学共通教育 
科目区分 教養科目 
科目分類 岐阜学 
対象学年 1年生 
開講学期・時間割・教室 後学期 月曜日 3時限 全共 1C
授業の形態 講義 
単位
履修コード 2ZGF440460 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2025&semekikn=1&kougicd=2ZGF440460 
科目ナンバリング  



授業概要
地球温暖化や海洋汚染、水質汚染、大気汚染、森林破壊などの環境問題が深刻になってきています。そのため企業、自治体などの活動においても環境に配慮した経営、運営が求められている中で、環境に配慮しながら事業活動を進めるツールとして環境マネジメントシステム(EMS)の導入が進んでいます。また、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)の達成のためには、自分はどんなことができるだろう?と、他人事ではなく、自分事として考えていく必要もあります。
この講義では、EMSの枠組みを理解し、環境負荷などの分析評価を通して、持続可能な世界を実現していくためのヒントを考えていくことをねらいとしています。講義中に岐阜大学の環境への取り組みを紹介するとともに、環境をキーワードにエネルギー、経営・経済、法律、化学、気象、防災、食と農業、生物多様性などについて専門にしている本学教員から学びます。また、地域と環境の実際を学ぶために、東海地区の自治体・銀行・電力・製造業などの分野からゲストスピーカーをお招きして、各組織の環境の取り組みについての話しを伺います。環境に配慮した施設見学も予定しています。 
到達すべき
目標
本講義では、環境問題の状況を理解するとともに、環境マネジメントシステム(EMS)の枠組みを学び、EMSの手法を理解し、一人ひとりが環境問題に関する理解を深め、自分事として考えてEMSの実践活動、SDGsの目標達成につなげていくことを目標とします。 
授業計画と
準備学習
以下の講義内容を予定しています。
講義の順などの詳細については、初回の講義で周知します。
<岐阜大学の教員による環境講義>
1) 環境とエネルギー [櫻田(工)、長谷川(名誉教授)]
2) 環境経営と環境経済[三井(社会システム経営学環)]
3) 環境マネジメントシステムISO14001と環境監査[櫻田、長谷川]
4) 化学、環境、ライフサイクルアセスメント(LCA)[櫻田]
5) 地球温暖化と気象災害 [小林(工)]
6) 環境法概論[三谷(地域)]
7) 農業と環境 [八代田(応生)]
8) 生物多様性と環境[向井(地域)]
以上については、オンラインとオンデマンド併用のハイブリッド形式の遠隔授業を実施の予定。
<自治体、企業などの環境への取り組み> 
以降の9)~15)の内容は、岐阜大学で対面授業を予定。
9) 施設見学[櫻田・長谷川]
10) 岐阜県内の取り組み [*岐阜県公衆衛生検査センター 溝口氏・長谷川]
11) 岐阜市の取り組み [*岐阜市役所・長谷川]
12) 銀行などのofficeビルの取り組み [*十六銀行 山口氏・長谷川]
13) 電気事業の取り組み [*中部電力・長谷川]
14) 製造業の取り組み [*河合石灰工業 木戸氏・長谷川]
15) 製造業の取り組み [*東洋精鋼 渡邊氏・長谷川] 
[]内は主担当教員。
*印の方々にはゲストスピーカーとしてお話ししていただきます。 
授業実施方法
対面  
ライブ遠隔  
オンデマンド  
ブレンド型:対面と遠隔を組み合わせた授業          
その他:自由記入欄に具体的に記述ください。                                           
 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど,学生による対話や発表  
フィールドワーク,キャリア実習(インターンシップ),ものづくり等の体験型学習  
図書館やラーニングコモンズなど,教室以外の場所を活用  
ゲストスピーカーの招聘  
TACT,Teams を活用した授業と学習支援          
レポートの添削や提出物の返却               
その他                                             
環境の講義と学外の環境の取組についての話し、環境に関連する施設見学 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
事前学習型授業  
反転授業(オンラインを活用した事前学習)  
調査学習・フィールドワーク  
グループワーク/対話・議論型授業  
プレゼンテーション  
PBL(問題解決型,プロジェクト型)  
授業前・授業後レポート  
その他                                             
 
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA等配置
予定
GSIによる授業支援  
QTAによる授業支援                       
TAによる授業支援                                      
SAによるピアサポート                                    
その他                                             
 
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目「https://www.gifu-u.ac.jp/images/02/b_kiban2013.gif」  
進める力:   計画力   実行力   管理力  
伝える力:   傾聴力   発信力   状況把握力  
考える力:   課題発見力   創造的思考力   論理的思考力  
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
・東京商工会議所主催の環境社会検定試験(エコ検定)の受験の支援。
・希望者にはISO 14001内部環境監査など、学生の立場から本学の環境マネジメントシステムの運営、学内の環境配慮活動の推進に参加できます。内部環境監査に事前の研修を受けて参加してくれた学生には、11月に学長先生から「ISO14001内部環境監査員養成研修」修了証書が授与されます。 
授業時間外
の学習
環境問題に関する広い知識を得るために、新聞、ニュースなどの記事に注目してください。 
成績評価の
方法
各テーマ毎に課題を提出して基本的な環境についての事項について整理して理解を高め、それらを総合して、実際に環境について対応していく能力を評価します。 
到達度評価
の観点
各テーマ毎の課題から基本的な環境についての事項について整理して理解を高め、それらを総合して、実際に環境について対応していく能力を評価します。また、提出してくれた課題のフォローアップも行います。 
テキスト
テキスト
(詳細)
必要な資料をTACTにアップロードします。また、対面講義では必要に応じて配布資料を準備します。 
参考文献
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『『日本産業規格 JIS Q 14001:2015』 』    日本規格協会  2015   
2. 『改訂10版 環境社会検定試験®eco検定公式テキスト』  東京商工会議所  日本能率協会マネジメントセンター  2025  9784800592958 
参考文献
(詳細)
担当教員実
務経験内容
または実践
的教育内容
実践的授業
内容等
備考
本講義は、ほぼ同じ内容で、以下のように前学期、後学期に別な時間帯で開講します。
・前学期・月曜・5限 岐阜大学・中部学院大学・岐阜市立女子短期大学・名古屋大学の学生対象
・後学期・月曜・3限 岐阜大学の学生対象
どちらも、遠隔(一部対面)授業
【岐阜大学・名古屋大学の学生さんへ】
・2024年度までの岐阜大学「環境マネジメントと環境経営」の単位修得した学生は履修不可。
・留学生の履修を優先します。
・見学にでかけるので、本科目を受講する学生は学研災に加入すること(非加入の学生は受講できません)。
 入学時に加入しているとは思います。学研災に加入しているか否かの確認は、所属学部等の学務係まで。
・全学共通教育・前学期・集中講義「マネージメント論(マネジメントシステムと監査)」の履修もおすすめします。 


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