授業概要
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災害対策においては,自助だけでも,共助だけでも,公助だけでも不十分であり,すべてが機能することが求められます.特に,防災・減災を実現していくためには,災害発生前に地域の防災力を向上することが必要です.本講義では,地域の災害対策を担うための基礎知識を身につけ,率先して地域防災・減災に貢献できるようになるための基本的スキルを学びます.
本講義終了後には,日本防災士機構による「防災士」の受験資格が得られます.ただし,新型コロナウイルス感染症感染拡大対策などの事情によって,オンライン開講となった場合,「防災士」の受験資格が得られない事があります.
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到達すべき 目標
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基礎的な災害関連事象,防災・減災知識および基礎的な防災・減災のためのワークショップ手法を身につける.
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授業計画と 準備学習
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本講義は,11月~12月の日曜日4日間の集中講義です. 開講時間帯は9:00-17:00です(適宜休憩を挟みます). 1項目60分として実施します.内容は少し変更になる可能性があります.
ガイダンスを10月第2週ごろ行いますので,必ず参加してください. 連絡はTACTで行いますので,必ず確認するようにしてください.
1. 防災リーダーに期待される活動 2. 気象災害・風水害 3.災害に関する情報の入手と利用 4~6.避難行動計画の考え方 7.地震・津波による災害 8.ライフライン・交通インフラの確保 9.企業・団体の事業継続 10~12.地域の防災活動 13.多文化防災 14.災害時要支援者対策 15.復旧・復興と被災者支援 16~18.人に優しい避難所の考え方 19.災害時のメンタルケア 20.災害ボランティア活動 21.自主防災活動と地区防災計画 22~24.地域の防災活動計画の作成手法
この授業は清流の国ぎふ 防災・減災センターの地域防災リーダー育成講座との連携科目である.
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授業の特色
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学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
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4~6.避難行動計画の考え方,10~12.地域の防災活動,16~18.人に優しい避難所の考え方,22~24.地域の防災活動計画の作成手法は,ワークが中心です.参加者同士の対話や交流を通じて,実際の防災活動の課題や問題意識などを共有する事で,より深い視点で学び,取り組む事ができるようになります.
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使用言語
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TA,SA配置 予定
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基盤的能力 専門的能力
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授業時間外 の学習
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成績評価の 方法
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毎回の受講レポートによって評価します.欠席の場合は欠席用レポートによって評価しますが,1/3以上欠席した場合は未履修または不可となります.
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到達度評価 の観点
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レポートの採点結果によって評価します.自由記述については,講義内で学んだことのみを述べる(レベル1),それに加え,根拠に基づいた自分の考えを述べる(レベル2),それに加え,自身がその課題に関連する防災・減災対策にどう取り組むかを述べる(レベル3),それに加え,実際に取り組み,その内容について報告を行う(レベル4)として採点します.
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テキスト
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No
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書籍名
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著者名
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出版社
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出版年
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ISBN/ISSN
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1.
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『防災士教本』
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日本防災士機構
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テキスト (詳細)
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各講義で配布する資料を用います.なお,防災士の受験をする場合のみ防災士教本が必要です.防災士教本については一括購入となるため,購入については履修登録者に別途案内します.
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参考文献
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参考文献 (詳細)
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担当教員実 務経験内容 または実践 的教育内容
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■実務経験または実践的教育内容あり■
学外講師招聘および実習
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実践的授業 内容等
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地域,行政,民間や学校の中ですでに防災活動をリードしている人たちと一緒に受講する。参加者同士の対話や交流を通じて,実際の防災活動の課題や問題意識などを共有する事で,より深い視点で学び,取り組む事ができるようになる。地域の災害対策を担うための基礎知識を身につけ,率先して地域防災・減災に貢献できるようになるための基本的スキルを学ぶ。
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備考
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授業の実施形態:すべて対面授業で行う。(コロナ感染症の状況によりオンライン併用の可能性あり。)
集中講義のため変則的な開講形態となりますが,【確実に受講可能であることを履修要件とします】。 本講義の一部は別途募集する社会人受講生と一緒に受講する形態となります。 開講予定日は11月~12月です。 開講時間帯は9:00-17:00です(適宜休憩を挟みます)。 本講義の修了者は地域防災リーダー実践Iの受講資格が得られます。
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