シラバス参照

開講年度 2017 
授業科目名 ひろがる学び、つながる学び 
授業科目名(英文) Introduction to Active Learning 
担当教員

廣内 大輔

科目開講学部・学科 全学共通教育 
科目区分 教養科目 
科目分類 複合領域 
対象学年 1年生 
開講学期・時間割・教室 前学期 火曜日 1時限 駅前 サテライト 講義室(中)
授業の形態 講義 
単位
履修コード 1ZFU440690 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2017&semekikn=1&kougicd=1ZFU440690 



授業概要
 学び方を学ぶ科目である。受講生が語り合って作り上げるスタイルの授業である。
 大学での学びをもっと意義あるものにしたいするにはどうすればよいだろうか? より楽しく学ぶことはできないだろうか? 他の学生と助け合って学びを深化させるにはどうすればよいだろうか? これらの問いについて,受講者同士がディスカッションを重ね,納得していくことを目指す。
 また,理想とする全学共通教育科目を企画したり,学習支援活動を実施してみることで,大学における教育と学習の魅力について考える。
 受講者には積極的に発言して,討論に参加する態度が求められる。 
到達目標
・大学における学び方(コツ)を身につけ,卒業後も学び続ける力を養うことができる。
・大学で学びことの意味(全学共通教育の意義)を考え続けるようになる。
・友達と助け合って学ぶ方法が身につく。
・他の学生の学びに対してアドバイスができるようになる。
・本を読むことの楽しさを知り,読書が習慣化する。 
授業計画と
準備学習
第1回  大学の授業はなぜ分かりにくいのですか?
第2回  アカデミック・コアを活用しよう
第3回  大学でないとできない学びって何ですか?
第4回  本を読んでみたいんですけど 
第5回  文献を探せって言われたんですけど 
第6回  自主ゼミをやってみたいんですけど 
第7回  レポートの書き方が分からないのですが① 
第8回  レポートの書き方が分からないのですが②
第9回  プレゼンテーションにコツはあるか?
第10回 全学共通教育(全共)って意味あるんですか? 
第11回 他の学生の学びを手助けしよう① 
第12回 他の学生の学びを手助けしよう②
第13回 全共科目を企画してみよう①
第14回 全共科目を企画してみよう②
第15回 まとめ 
能動的学習
●  討論やプレゼンテーションなど,学生による対話や発表               
  フィールドワーク,インターンシップ,ものづくり等の体験型学習          
●  図書館やラーニングコモンズなど,教室以外の場所を活用             
  ゲストスピーカーの招聘                                  
●  AIMS-Gifuを活用した授業と学習支援                          
●  レポートの添削や提出物の返却                             
●  その他                                             
 こまめに宿題を課す予定です。また,本を複数読んでもらいます。
 積極的な発言を期待します。 
使用言語
●  日本語  
  英語  
  その他  
 
TA,SA配置
予定
  TAによる授業支援                                      
  SAによるピアサポート                                    
●  その他                                             
 アカデミック・コアのスタッフによる学習支援を受けてもらいます。 
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目  
進:     計画      ●  実行        管理     
伝:     傾聴      ●  発信        把握     
考:   ●  課題        創造        論理     
2.専門的能力や資質・能力に関して,育成を意図する指導  
 
授業時間外
の学習
・次週のテーマについて,自分の考えをレジュメにまとめてくること。
・アカデミック・コアや図書館を日頃から使い,その活用法を身につけるよう努めること。
・アカデミック・コア等での自主的なゼミや読書会の実施を強く推奨する。必要に応じて助言・支援も行う。
・大学や教育に関することに,常に関心を向けるようにすること。 
成績評価
 レポート(50%),アカデミック・コアでのイベント企画・実施(25%),アカデミック・コア学生スタッフへの質問・相談(25%)。授業中の積極的な発言(授業への貢献度)など態度を評価することもある。

 ※これら評価については,受講者数に応じて変更する場合がある。
  
到達度評価
方法
 レポートについては,分量,論理展開,参考文献等の使用に着目する。イベント企画実施,学生スタッフへの質問相談については,その積極性(自発性)を重視する。 
テキスト
テキスト
(詳細)
一学期を通じて毎回用いるテキストはない。しかし,下記の参考文献の購入を推奨する。 
参考文献
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『『学問の技法』』  橋本努  筑摩書房  2013  978-4-480-06698-5 
参考文献
(詳細)
・大学に関する本を一冊でも多く読むように心がけること。
・本学および他大学のウェブサイトも参考になる。
・上記の本など,いくつかの文献を購入してもらう場合があります。総額が2000円を超えないように気をつけます。 
備考
 大学の学びの主役は学生です。岐阜大学では学生同士が助け合って学び合う,そのような大学風土の形成を目指しています。一緒に楽しい授業を作りましょう。教員志望の方や本学の学生アシスタント(SA・TA)として活動したい方にも適した科目です。
質問等がある場合(オフィスアワーについて)。
 廣内が研究室に在室している時であればいつでも対応しますので,質問等ございましたらお気軽にお越し下さい。予約は不要です。研究室は全学共通教育G棟3階(3D教室の前)です。メールはhirouchi@gifu-u.ac.jp,電話は058-293-3097(直通)です。
 また,学内外で私を見かけた時に呼び止めて頂いても構いません。その場で対応できることはするつもりでおります。お気軽にどうぞ。


*この科目は,JR岐阜駅前の【岐阜大学サテライトキャンパス】で[8時00分~9時30分]に行われる早朝授業です。 


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