授業概要
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この授業では、保育学(ならびに幼児教育学)について総合的に学ぶ. 保育の領域は、①保育の哲学(保育の思想、保育・教育の理念と意義など)、②保育の科学(心理学、医学、栄養学など)、③保育の実践学、の三つに分かれるが、これらの領域について総合的に学ぶ。 保育のあり方を, 自らの「実践」を通じて学んだり, 様々な書物で「知識」として受け入れたりすることは極めて重要である。「実践」や「知識」によって, 保育者は自らの保育を振り返り, よりよい保育のあり方を希求することができるからである。しかしながら同時に, 日々の保育の「実践」では, これまでに出会うことのなかった新しい問題に直面したり, 今までの「知識」の枠組みでは捉えきれない「知」と遭遇する。そのとき, 自分の力で「よく考えること」が必要になる。その場合の手がかりについて学ぶことがこの授業の目標である。
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到達目標
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保育学の構造を理解し、保育に必要な知識を身につける。 家庭科教育において、幼児とのふれあい体験が指導できるような知識と技術を身につける。
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授業計画と 準備学習
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1. 家庭科教育における保育関係領域の指導について 2.保育学を学ぶことの意義:保育の現状と問題点を考える 3.保育の意義と理念:語源と歴史をめぐって 4.施設保育の意義と理念:語源,歴史,法律,教育学, 社会福祉の立場から 5.保育の場:保育の場としての家庭,保育施設, 社会 1 6.保育の場:保育の場としての家庭,保育施設, 社会 2 7.保育の思想と歴史:保育思想の展開,欧米の保育(施設)史 8.フ レーベルに学ぶ:保育の内容,方法,理念, 組織 9.保育の思想と歴史:保育思想の展開,欧米と日本の保育史 10.保育制度の現状と課題:幼稚園と保育所,子どもの権利条約 11.乳児の発達と保育:心理的発達の基本法則, 発達特徴 12.幼児の発達と保育:心理的発達の基本法則, 発達特徴 13.保育の内容と方法:歴史的変遷,基本構造, 基本原理, 保育者 14.家庭科における保育の教育のありかたについて-保育の必要性をどう教えるか 15.幼児とのふれあい体験の意義とその方法:幼稚園・保育所訪問実習のありかたについて
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能動的学習
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討論やプレゼンテーションなど,学生による対話や発表
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フィールドワーク,インターンシップ,ものづくり等の体験型学習
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図書館やラーニングコモンズなど,教室以外の場所を活用
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ゲストスピーカーの招聘
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AIMS-Gifuを活用した授業と学習支援
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レポートの添削や提出物の返却
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その他
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使用言語
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TA,SA配置 予定
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基盤的能力 専門的能力
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1.基盤的能力に関する重点指導項目
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進:
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計画
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実行
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管理
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伝:
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傾聴
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発信
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把握
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考:
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課題
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創造
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論理
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2.専門的能力や資質・能力に関して,育成を意図する指導
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授業時間外 の学習
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成績評価
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到達度評価 方法
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テキスト
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テキスト (詳細)
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参考文献
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参考文献 (詳細)
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備考
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【受講者へのメッセージ】家庭科免許を取得するものに限る。
【連絡先】
[居室]A415
[電話]058-293-2308
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