授業概要
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災害対策においては,自助だけでも,共助だけでも,公助だけでも不十分であり,すべてが機能することが求められます.特に,防災・減災を実現していくためには,災害発生前に地域の防災力を向上することが必要です.本講義では,地域の災害対策を担うための基礎知識を身につけ,率先して地域防災・減災に貢献できるようになるための基本的スキルを学びます.本講義終了後には,日本防災士機構による「防災士」の受験資格が得られます.
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到達目標
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基礎的な災害関連事象,防災・減災知識を身につける.基礎的な防災・減災技術・訓練技法を身につける.基礎的な防災・減災のためのワークショップ手法を身につける.
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授業計画と 準備学習
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本講義は1項目1時間として実施します.講師の事情により,予定が入れ替わる場合があります.その場合は事前に連絡します. 1. オリエンテーション(近年の自然災害に学ぶ防災リーダーの役割) 2. 岐阜県の風水害・土砂災害のしくみと被害,その対策 3. 災害をもたらす気象現象 4-6,災害図上訓練(被害想定とハザードマップ,避難と避難行動,逃げ時マップによる災害図上訓練) 7.岐阜県の地形・地質と火山災害 8.地震のしくみと被害 9.災害とライフライン 10-12.普通救命講習(または避難所運営訓練) 13.行政の災害対応 14.災害と危機管理 15.災害時要支援者対策 16-18.避難所運営訓練(または普通救命講習) 19.災害時のメンタルケア 20.災害医療 21.災害とボランティア 22.平常時の防災活動 23-24.ワークショップ:本講座を地域防災に活かすために
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能動的学習
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討論やプレゼンテーションなど,学生による対話や発表
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フィールドワーク,インターンシップ,ものづくり等の体験型学習
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図書館やラーニングコモンズなど,教室以外の場所を活用
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ゲストスピーカーの招聘
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AIMS-Gifuを活用した授業と学習支援
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レポートの添削や提出物の返却
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その他
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使用言語
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TA,SA配置 予定
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基盤的能力 専門的能力
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1.基盤的能力に関する重点指導項目
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進:
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計画
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実行
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管理
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伝:
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傾聴
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発信
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把握
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考:
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課題
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創造
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論理
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2.専門的能力や資質・能力に関して,育成を意図する指導
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清流の国ぎふ 防災・減災センターの地域防災リーダー育成講座(基礎編)との連携科目である.そのため,多様なバックグラウンドを持つ社会人と共に受講することになる.グループワークでは,社会人と大学生がともに作業する形をとることで,お互いの立場の違いやものの見方の共有を促し,学びを深化させる
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授業時間外 の学習
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成績評価
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受講レポートによって評価します.欠席の場合は欠席用レポートによって評価しますが,4日中1.5日以上欠席した場合は不可となります.
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到達度評価 方法
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受講に当たり,到達度評価に関して評価観点と評価尺度を記したルーブリックを配布します.このルーブリックに従って評価を行います.
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テキスト
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No
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書籍名
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著者名
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出版社
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出版年
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ISBN/ISSN
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1.
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『防災士教本』
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日本防災士機構
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テキスト (詳細)
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各講義で配布する資料を用いる.なお,防災士の受験をする場合のみ防災士教本が必要.防災士教本については一括購入となるため,購入については履修登録者に別途案内する.
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参考文献
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参考文献 (詳細)
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備考
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集中講義のため変則的な開講形態となるが,確実に受講可能であることを履修要件とする.また,本講義は別途募集する社会人受講生と一緒に受講する形態となる. 日程は以下の通りである.11/5(日),11/12(日),11/19(日),12/3(日) ※気象警報などで休講とした場合は,12/10(日)を予備日として調製中である. 全体の受講人数に余裕がある場合は定員以上の受講を認めますので,臆せず登録してください。
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