シラバス参照

開講年度 2018 
授業科目名 小児看護方法II 
授業科目名(英文)  
担当教員

大橋 麗子

杉浦 太一

田中 千代

科目開講学部・学科 医学部(看護学科) 
科目区分 専門科目 
科目分類 小児看護学 
対象学年 3年生 
開講学期・時間割・教室 前学期 木曜日 1時限 看護 講義室1
前学期 木曜日 2時限 看護 講義室1
授業の形態 講義 
単位
履修コード 1NSB01410 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2018&semekikn=1&kougicd=1NSB01410 
科目ナンバリング  



授業概要
小児看護方法Ⅰにおける学習を基盤に、健康障害をもつ子どもと家族への看護援助について、演習を主体とし、より具体的・実践的に学習する。紙上事例を用いて看護過程を模擬的に展開する。また、小児看護における基本的な看護技術について、モデル等を用いて実践するとともに、子どもへの説明と同意やプリパレーションなど、医療場面での子どもへのかかわりについて考える。技術演習、事例展開ともにグループワーク形式を基本とし、学生による主体的な問題解決を促す。 
到達目標
1)-(1)健康障害をもつ子どものアセスメントに必要な情報をとりあげることができ、さらに、その情報を適切に解釈(評価)し意味づけることができる。
1)-(2)情報の分析と解釈及び全体像において、情報間の関連性を理解し、対象を総合的に捉えたうえで、看護上の問題を導き出すことができる。
1)-(3)子ども・家族を中心とした視点により、看護上の問題と看護目標を設定できる。
2)小児看護において代表的な看護技術について、原則と方法をその理由とともに説明できる。
3)自己の疑問や問題意識を明確化し、メンバー間で共有することができる。 
授業計画と
準備学習
第1回  オリエンテーション、事例配付

第4~9回 【技術演習】(第8・9回では一部)
 第4・5回 技術演習(1)小児の内服と吸入
       技術演習(2)腰椎穿刺・骨髄穿刺を受ける小児の看護
 第6・7回 技術演習(3)小児の輸液療法
 第8・9回 技術演習(4)保育器の取り扱いと看護

第2~3、8~15回 【事例展開】(第8・9回では一部)
 第2回   事例展開(1)基礎情報の確認〔講義〕
 第3回   事例展開(2)情報の分析と解釈・全体像の作成〔グループワーク〕
 第8・9回 事例展開(3)アセスメントに関するフィードバック〔グループワーク他〕
 第10・11回   事例展開(4)全体像の作成〔グループワーク〕
 第12回   事例展開(5)全体像の発表〔集合〕
 第13回   事例展開(6)全体像の修正・看護計画立案〔グループワーク〕
 第14回   事例展開(7)看護計画の発表〔集合〕
 第15回   事例展開(8)まとめ

・詳細は第1回授業時に説明します。 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど、学生による対話や発表               
フィールドワーク、インターンシップ、ものづくり等の体験型学習          
図書館やラーニングコモンズなど、教室以外の場所を活用             
ゲストスピーカーの招聘                                  
AIMS-Gifuを活用した授業と学習支援                          
レポートの添削や提出物の返却                             
その他                                             
 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
事例検討では、自己学習とグループワークを主としながらも、段階的に教員によるフィードバックを得られるプログラムにしている。
技術演習では、小児看護特有の技術について、モデルを使用し、なるべく実践的な内容になるよう心掛けている。また、事前学習をふまえ、グループワークの中で課題について検討し、ワークシートへのフィードバックを行うことで、学生の自主的な学習を支援している。 
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA配置
予定
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目  
進:   計画      実行      管理     
伝:   傾聴      発信      把握     
考:   課題      創造      論理     
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
小児看護学実習を控えた時期の科目であり、それまでの小児看護学分野での学習を統合し、ケアに必要な知識・技術・態度についてより実践的な能力の育成を意図している。自己学習を前提としたグループワーク形式をとり、主体性・能動性や他者と協働する姿勢をはぐくむ。 
授業時間外
の学習
・技術演習では事前に教科書の該当部分を読み、疑問点があれば整理しておく。ワークシート等提示された事前課題に取り組む。
・事例展開では、必ず自己学習をしたうえでグループワークにのぞむ(グループワークでは自己学習をもとに討議できるように)。 
成績評価
・筆記試験、演習レポート及び授業への取り組み(態度)により評価する。具体的には、筆記試験50%、レポート(技術演習・事例展開)、態度50%。
・技術演習については基本的に出席であることを評価の前提とする。
・詳細については、第1回授業時に説明する。 
到達度評価
方法
1)健康障害をもつ子どものアセスメントに必要な情報の抽出と適切な解釈(評価)、子ども・家族を中心とした視点による看護上の問題と看護目標について、事例展開の記録、グループ発表及び筆記試験により評価する。
2)小児看護において代表的な看護技術の理解及び技術の習得について、技術演習における実施、演習ワークシート及び筆記試験により評価する。
3)自己の疑問や問題意識を明確化およびグループ間で共有する力について、事例展開及び技術演習における取組みにより評価する。 
テキスト
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『系統看護学講座 専門Ⅱ 小児看護学1小児看護学概論・小児臨床看護総論』  奈良間美保他  医学書院  2015   
2. 『系統看護学講座 専門Ⅱ 小児看護学2小児臨床看護各論』  奈良間美保他  医学書院  2015   
テキスト
(詳細)
参考文献
参考文献
(詳細)
備考
【オフィスアワー】田中:水曜10:00-11:00

【連絡先】

 [居室]603研究室

 [電話]3250

 [メール]chiyota@gifu-u.ac.jp 


PAGE TOP