授業概要
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高校で学習する微積分を基礎に、その復習と大学で新たに学ぶであろう数学を同時に講義する。講義の前半では、初等関数を復習しその性質を確認する。後半では、連続関数の定義から始まり、微分法を復習した後、逆関数の導関数の求め方,対数微分法,平均値の定理を実際に初等関数に当てはめて計算する。
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到達目標
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高校で既に学習済みの内容も多く含むが、それらの復習と共に、正確な記号の定義も含めて学習し直す講義とする。数学的には、逆関数の導関数の求め方,対数微分法,平均値の定理を実際に初等関数に適用できることを学習到達目標とする。
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授業計画と 準備学習
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1. 二項定理 2. 数列の極限 3. eの定義について 4. 関数の定義とその分類 5. 指数関数、対数関数、三角関数 6. 逆関数 7. 関数の極限の定義 8. 連続関数の定義と最大値原理 9. 微分係数、導関数及び微分法の諸公式 10 .初等関数の導関数 11. 高階導関数 12. 逆関数の導関数 13. 対数微分法 14. 平均値の定理 15. 理解度認定
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授業の特色
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学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
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使用言語
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TA,SA配置 予定
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基盤的能力 専門的能力
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授業時間外 の学習
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この授業は,毎回演習問題を課す。受講生は,必ず毎時間の復習を行い,演習の回答を次回の授業で提出すること。
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成績評価
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演習問題への取り組み及び理解度認定により総合評価する。
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到達度評価 方法
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逆関数の導関数が求められるか,対数微分法を用いて導関数を求められるか,平均値の定理を実際に初等関数に適用できるかについて見る。
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テキスト
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No
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書籍名
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著者名
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出版社
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出版年
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ISBN/ISSN
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1.
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『微分法と積分法』
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中井三留
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学術図書出版社
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2009
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4873611261
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テキスト (詳細)
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2000円程度の書籍であり,微分法と積分法の基礎が書かれている入門書である。必ず購入すること。
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参考文献
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参考文献 (詳細)
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備考
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履修条件:本授業は,文系学生向けの微分法の入門的なものであり,高校数学ⅡやⅢの内容を多く含む。そのため,理系学生にとっては,既習の内容が多い。文系学生の学びの場としての性格上,学習集団のレベルの均一化を図る必要があると考える。よって,工学部,および医学部医学科に所属している学生の履修を認めない。 履修申請については,1回目の申請期間で締切とする(再申請以降は受付不可)。
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