シラバス参照

開講年度 2018 
授業科目名 小児看護方法I 
授業科目名(英文)  
担当教員

大橋 麗子

杉浦 太一

田中 千代

科目開講学部・学科 医学部(看護学科) 
科目区分 専門科目 
科目分類 小児看護学 
対象学年 2年生 
開講学期・時間割・教室 後学期 金曜日 3時限 看護 講義室2
後学期 金曜日 4時限 看護 講義室2
授業の形態 講義 
単位
履修コード 2NSB01402 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2018&semekikn=1&kougicd=2NSB01402 
科目ナンバリング  



授業概要
小児看護論、小児健康援助論における学習を基盤に、健康障害をもつ子どもと家族への看護援助について学習する。小児期に特徴的な症状と、アセスメント・看護援助の方法について学ぶ。また、代表的な健康障害とその治療の特徴について概説した上で、小児の病期(急性期、慢性期等)や場面(病棟、外来、家庭、学校等)に応じたケアニーズと、発達段階をふまえた看護援助の方法について学ぶ。さらに、健康障害をもつ子どもに共通して求められる基本的な看護技術について、演習を通して学ぶ。 
到達目標
1)健康障害をもつ子どもによくみられる症状と対症看護について説明できる。
2)小児期に代表的な疾患、治療の特徴と、それらをふまえたアセスメント項目について説明できる。
3)病期や場面に応じた、子どもと家族のケアニーズや支援の方法の特徴について説明できる。
4)健康障害をもつ子どもに共通する基本的な看護技術の特徴を理解し、模擬的に実施することができる。 
授業計画と
準備学習
【授業計画】
第1回 病気や入院が子どもと家族に与える影響
第2回 小児期の身体的特徴
     消化器疾患の子どもと家族の看護
第3回 染色体異常・先天異常をもつ子どもと家族の看護
     ハイリスク新生児と家族の看護
第4回 呼吸器疾患をもつ子どもと家族の看護
第5回 手術を受ける子どもと家族の看護(1)
第6回 手術を受ける子どもと家族の看護(2)
     代表的な小児外科系消化器疾患
第7回 アレルギー疾患をもつ子どもと家族の看護
第8回 障害をもつ子どもと家族の看護
第9回 代謝性疾患をもつ子どもと家族の看護
第10回 腎疾患をもつ子どもと家族の看護
第11回 小児がんの子どもと家族の看護
第12回 循環器系疾患をもつ子どもと家族の看護
第13~15回 子どもの身体的アセスメント
 【講義】子どもの身体的アセスメントの基本
     身体計測・バイタルサイン測定の基本
 【技術演習】(1)身体計測
       (2)バイタルサイン測定 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど、学生による対話や発表               
フィールドワーク、インターンシップ、ものづくり等の体験型学習          
図書館やラーニングコモンズなど、教室以外の場所を活用             
ゲストスピーカーの招聘                                  
AIMS-Gifuを活用した授業と学習支援                          
レポートの添削や提出物の返却                             
その他                                             
 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
実際の子どもの様子についての映像を用いて、子どもや家族の体験や看護師に求められることについて、学生のイメージ化を促している。
小児の看護過程でのポイントを学生がイメージしやすいよう、一部の回では、事例を用いてアセスメントや必要な看護支援について説明している。
技術演習では、事前学習と講義をもとに、モデルに対する実践やグループ間での話し合い、その後の発表と教員からのフィードバック、というつながりの中で、学生自らが調べ考えることを促している。 
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA配置
予定
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目  
進:   計画      実行      管理     
伝:   傾聴      発信      把握     
考:   課題      創造      論理     
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
小児看護におけるアセスメントや看護実践に必要な基礎的能力をはぐくむ。講義形式を主とするが、必要に応じて課題を提示することにより、自分で考え表現する機会、これまでの学びを想起し統合する機会とする。 
授業時間外
の学習
各回の内容について事前に教科書等により自己学習し疑問点を明確にしておくことがのぞましい。授業後には授業で直接言及したこと以外も含めて教科書等によりしっかり復習すること。成人領域との違いについても意識しながら授業に臨めるように準備することを推奨する。 
成績評価
・筆記試験、演習レポート及び授業への取り組み(態度)により評価する。具体的には、筆記試験90%、演習10%(参加態度、レポートによる)。
・技術演習については基本的に出席であることを評価の前提とする。
・詳細については、第1回授業時に説明する。 
到達度評価
方法
1)健康障害をもつ子どもによくみられる症状と対症看護、2)小児期に代表的な疾患・治療の特徴とアセスメント項目、3)病期や場面に応じたケアニーズや支援の方法の特徴、について筆記試験により評価する。
4)健康障害をもつ子どもに共通する基本的な看護技術の特徴の理解と実施について、技術演習、演習時のレポート、筆記試験により評価する。 
テキスト
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『系統看護学講座 専門Ⅱ 小児看護学1小児看護学概論・小児臨床看護総論』  奈良間美保他  医学書院  2015   
2. 『系統看護学講座 専門Ⅱ 小児看護学2小児臨床看護各論』  奈良間美保他  医学書院  2015   
テキスト
(詳細)
参考文献
参考文献
(詳細)
備考
【オフィスアワー】田中:金曜11:30-12:30

【連絡先】

 [居室]603研究室

 [電話]3250

 [メール]chiyota@gifu-u.ac.jp 


PAGE TOP