授業概要
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諸君は,大学生になろうと努力し,大学生として数年間を過ごし,そして大学卒業者として社会で活躍する。しかしこれほど長期に渡って関わり合う「大学」とは,いったいどのような制度であり,それはいかなる歩みを経て今日に至ったのだろうか。 岐阜大学には140年以上の歴史がある。岐阜大学に学ぶことは,この歴史に自らが身を置きそれを引き継ぐことを意味する。本授業では,岐阜大学の歩みを日本の大学制度及びその変遷と照らし合わせながら講義する。これを通じて,大学史と岐阜大学の歴史を理解し自己をその連続性の担い手として認識することを目指す。
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到達目標
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・日本の高等教育について,他者に説明できるようになる。 ・岐阜大学の歴史について,他者に説明できるようになる。 ・自らを,岐阜大学の歴史の当事者として自覚することで,より能動的な学習態度を身につける。 ・しっかりとしたレポートを書けるようになる。
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授業計画と 準備学習
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1. 大学の起源 2. 帝国大学の誕生 3. 戦前の高等教育機関① 4. 戦前の高等教育機関② 5. 私立大学の発展 6. 学問の自由と大学の自治 7. レポートの書き方講座① 8. 戦争と大学 9. 戦後大学改革① 10.戦後大学改革② 11.教養教育の登場 12.医師と看護師の学校史 13.レポートの書き方講座② 14.短期高等教育の拡充 15.大学紛争
※資料の発掘状況などの事情で,順番や内容が変わる場合がある。
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授業の特色
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学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
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・自ら問いを立てる力,そしてその問いについて資料を探し,調べたことや考えたことを文章で表す力を付けて欲しいと強く願っています。このため,テーマを自分で設定するレポート課題を学期末試験としています。
・オフィスアワーは曜日や時間を限定せず在室時はいつでも対応します。ご質問などございましたらお気軽にお越し下さい。予約は不要です。研究室は全学共通教育G棟3階(3D教室の前)です。メールはhirouchi@gifu-u.ac.jp,電話は058-293-3097(直通)です。また,学内外で私を見かけた時に気軽に呼び止めて頂いても構いません。その場で対応できることはするつもりでおります。お気軽にどうぞ。
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使用言語
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TA,SA配置 予定
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基盤的能力 専門的能力
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授業時間外 の学習
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本学の図書館には,様々な大学の周年誌など高等教育関連の書籍が多数あるので早い段階から手に取ってみること。
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成績評価
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・学期末レポートで評価する (ほぼ100%)。 ・態度が優れている者や劣っている者について加減点することもある。
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到達度評価 方法
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・高等教育全般や岐阜大学の歴史について書かれていること。 ・独創的なテーマを設定できていること。 ・別途指定する冊数以上の書籍を参考文献として用いていること。 ・出典を明記しており,引用は適切になされていること。 ・集めた情報を自らの言葉で文章にできていること。 ※この他,詳細は授業の中でも説明する。
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テキスト
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テキスト (詳細)
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参考文献
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参考文献 (詳細)
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本学図書館には,岐阜大学の歴史に関する資料や高等教育に関する文献が所蔵されているので,それらを積極的に活用して欲しい。具体的な書名等については個別相談に応じる。
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備考
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*この科目は,JR岐阜駅前の【岐阜大学サテライトキャンパス】で[8時00分~9時30分]に行われる早朝授業です。
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