シラバス参照

開講年度 2019 
授業科目名 視聴覚教育メディア 
授業科目名(英文)  
担当教員

加藤 直樹

科目開講学部・学科 教育学部 
科目区分 専門科目 
科目分類 学校教育(教職基礎コース) 
対象学年 3年生 
開講学期・時間割・教室 前期(集中・随時) その他 未定 駅前 サテライト教室
授業の形態 講義 
単位
履修コード 1EGE11000 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2019&semekikn=1&kougicd=1EGE11000 
科目ナンバリング  



授業概要
視聴覚教育におけるメディアの活用について,教育方法の史的展開からの位置づけを概観する。さらに,情報メディアの進展と教育での活用について検討するとともに,これらが学習理論を背景として教育的に意味づけられていることを理解する。また,知識基盤社会における情報教育について検討することで,育成すべき能力からの授業を考えるとともに,メディアセンターの考え方を理解する。これらの理解を背景として,メディアスペシャリストとして必要となる能力にもとづき,自らの学習成果を省察する。このために,学習ポートフォリオの作成を課す。なお,視聴覚教材の作成においてグループワーク等の活動による学修を求める。
なお,本授業はネットワーク大学コンソーシアム岐阜の単位互換授業として実施し,その授業方法は,授業内容に示すようにサテライトキャンパスでの対面講義とe-Learningによる自学を組み合わせて実施する. 
到達目標
視聴覚教育について経験を踏まえて説明し,視聴覚教材と学習理論について基礎的用語を用いて解説できる.また,学校図書館司書教諭,社会教育主事,博物館学芸員におけるメディアスペシャリストとして必要な能力と社会的背景を説明できる.さらに,視聴覚教材を開発するとともに自らの学修を適切に省察し,叙述的省察を記述できる. 
授業計画と
準備学習
授業日が指定されている回は,サテライト教室で実施します.
e-Learning自学と記されている回は,大学,自宅等のPCを利用してビデオにより学習します.
第 1回目:(4月27日第1時限)ガイダンス,教育方法としての視聴覚教育,e-Learning等学習法
第 2回目:(4月27日第2時限)ワークショップ・視聴覚教材の開発を構想
第 3回目:(e-Learning自学)視聴覚教育の理論展開・小テスト
第 4回目:(e-Learning自学)視聴覚教育の進展・小テスト
第 5回目:(5月25日第1時限)視聴覚教育の確認テスト,視聴覚教材の開発計画
第 6回目:(5月25日第2時限)ワークショップ・デジタル教材の制作技法
第 7回目:(e-Learning自学)プログラム学習と行動主義・小テストと掲示板討議
第 8回目:(e-Learning自学)マルチメディアと構成主義・小テストと掲示板討議
第 9回目:(e-Learning自学)CSCLと社会的構成主義・小テストと掲示板討議
第10回目:(6月22日第1時限)教材と学習理論の確認テスト,視聴覚橋座うの中間発表
第11回目:(6月22日第2時限)ワークショップ・教材の改善
第12回目:(e-Learning自学)知識基盤社会を担う能力・掲示板討議
第13回目:(e-Learning自学)図書館・博物館におけるメディアスペシャリストの活動・掲示板討議
第14回目:(e-Learning自学)メディアスペシャリストの職能・掲示板討議
第15回目:(7月27日第1時限)視聴覚教材の報告と吟味
試験    (7月27日第2時限)筆記試験 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど、学生による対話や発表               
フィールドワーク、インターンシップ、ものづくり等の体験型学習          
図書館やラーニングコモンズなど、教室以外の場所を活用             
ゲストスピーカーの招聘                                  
AIMS-Gifuを活用した授業と学習支援                          
レポートの添削や提出物の返却                             
その他                                             
 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
視聴覚技術を活用したビデオ教材の作成に取り組みながら視聴覚情報の学習効果に関する理解を深める。 
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA配置
予定
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目  
進:   計画      実行      管理     
伝:   傾聴      発信      把握     
考:   課題      創造      論理     
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
 
授業時間外
の学習
(1)基本的な学習内容は授業時間外のe-Learning(ビデオ視聴を含む)を併用して進め,授業時間内には相互学習や討論を重視する.このため,AIMSでのe-Learningにより自己のペースで学習することが求められる.
(2)学習課題において制作物の提出がが求められる.AIMSでの学習ジャーナル記述を通して,関連する内容について図書館等での文献調査により発展,深化する自学習や自主ゼミ等を期待する.
(3)ラーニングポートフォリオの作成には長時間を要するため,その根拠資料として自学習の成果等を適切に整理することが求められる. 
成績評価
制作作品(30%)、確認テスト・定期試験(40%)、ラーニングポートフォリオ(30%) 
到達度評価
方法
(1)視聴覚教育メディアの習得に必要な知識理解は,中間の確認テスト及び定期試験により評価する.
(2)視聴覚教育メディアや育成能力,社会背景等に関する深い洞察に基づく視聴覚教材の作成力を制作物で評価する.
(3)自らの学習に対する省察をラーニングポートフォリオの記述や根拠資料により評価する. 
テキスト
テキスト
(詳細)
参考文献
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『デジタル教材の教育学』  山内祐平  東京大学出版会  2010  978-4130520799 
2. 『デジタルメディア時代の教育方法』  日本教育方法学会  図書文化社  2011  978-4810016031 
3. 『視聴覚メディアと教育』  山口榮一  玉川大学出版部  2004  978-4472403033 
4. 『教育メディアの開発と活用 (教育工学選書) 』  近藤勲,堀田龍也,野中陽一,黒上晴夫  ミネルヴァ書房  2015  978-4623063673 
参考文献
(詳細)
備考
【受講者へのメッセージ】
本授業はネットワーク大学コンソーシアム岐阜の単位互換授業として実施し,その授業方法は,授業内容に示すようにサテライト教室での対面講義とe-Learningによる自学を組み合わせて実施する. 


PAGE TOP