シラバス参照

開講年度 2019 
授業科目名 現代医療の最前線 
授業科目名(英文) Forefront in modern medicine 
担当教員

青木 隆明

青木 光広

岩間 亨

川﨑 雅規

紀ノ定 保臣

末次 淳

土屋 朋大

土井 智章

古井 辰郎

堀川 幸男

松橋 延壽

村上 啓雄

吉倉 延亮

國貞 隆弘

科目開講学部・学科 全学共通教育 
科目区分 教養科目 
科目分類 複合領域 
対象学年 1年生 
開講学期・時間割・教室 前学期 水曜日 1時限 全共 105
授業の形態 講義 
単位
履修コード 1ZFU440180 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2019&semekikn=1&kougicd=1ZFU440180 
科目ナンバリング  



授業概要
医療は国民の最大関心事の一つである一方、往々にして個人的な疾患予防や治療への関心にのみとどまり、患者がシステムとして医療の概略を理解した上でたゆまぬ改革を促すという近代的な医療制度にとって不可欠なプロセスが十分に機能しているとは言い難い。医療関係者の説明不足もその原因の一つとしてあげられるならば、誠に不本意なことである。本講義では、このような現状を改革する試みとして現代医療の最先端について各分野の専門家がわかりやすく講義し、21世紀の医療の可能性とあるべき姿を展望する。講義を通じ、自らの健康について考え今後の生活に役立たせることにも留意する。講義は個別の先端的医療の紹介が中心であるが、講義の端々に現れるシステムとしての日本の医療を感じ取り、講義を契機に自ら必要な情報を得るなどして、医師を志す者も含めて患者こそが現代医療を担う主体であると自覚することを目指す。 
到達目標
独立した各回の講義では講師の専門分野の医療に関する最新の情報が疾患を予防し治療するという目標に沿って明快に提示されるので、受講者はまず個々の講義の内容を自分の持つ言葉と論理で再構成して理解するように努めるべきである。受講後講義の内容を的確にまとめ、家族や友人に内容の核心を省略せずにわかりやすく説明できることが望ましい。さらに、全講義を通して受講者なりに現代医療のイメージを具体例を挙げながら包括的に語ることができれば本講義の主目的が達成されたことになる。 
授業計画と
準備学習
1. 幹細胞を用いた再生医療の最前線
2. ES細胞、iPS細胞が開く再生医療の未来
3. 生殖医療の現状と今後の展望
4. 神経難病治療の最前線
5. 人工内耳の世界:補聴器を使用してもまったく聞こえない人に訪れた光「人工内耳」とは何か? 人間の内耳に埋め込まれる人工内耳の精緻なシステムと大いなる効果
6. 救急と集中治療医学の最前線
7. ITとネットワーク医療
8. 腎移植:現在行われている腎移植の実際と免疫抑制療法と日本における腎移植医療の問題点
9. 脳卒中治療の最前線
10. ここまでわかった心筋梗塞発症のメカニズム― 光と超音波による動脈硬化の新たな診断法―
11. 大腸がん治療最前線
12. リハビリテーションとロボット
13. 肝炎ウイルス治療の最前線
14. 糖尿病の臨床と研究の最前線
15. 感染症対策の最前線とパンデミックフルーへの対処 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど、学生による対話や発表               
フィールドワーク、インターンシップ、ものづくり等の体験型学習          
図書館やラーニングコモンズなど、教室以外の場所を活用             
ゲストスピーカーの招聘                                  
AIMS-Gifuを活用した授業と学習支援                          
レポートの添削や提出物の返却                             
その他                                             
 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA配置
予定
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目  
進:   計画      実行      管理     
伝:   傾聴      発信      把握     
考:   課題      創造      論理     
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
 
授業時間外
の学習
受講者が講義で重要と判断したキーワードに関して、講義後速やかにインターネット(メルクマニュアル http://merckmanual.jp/mmpej/index.html)や身近な医学書(今日の治療指針など)で確認し、知識として定着させて欲しい。理解できない用語(例えばDNA合成酵素など)が出てきたら、メモして生化学や生命科学の教科書で調べて講義内容との関連を確認することを積み重ねると、受講者の医療に関する判断の基準に使える生きた知識になる。 
成績評価
出席および随時行うレポートや小テストによる総合評価。 
到達度評価
方法
個々の講義内容に関して、講師(医師)に対して、患者として患者の利益につながる見解を述べることができる。 
テキスト
テキスト
(詳細)
特になし 
参考文献
参考文献
(詳細)
備考
履修条件等: 


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