授業概要
|
|
「岐阜」の名前だけでも意外と奥が深い。 日常的に使用している名前や目にしている出来事について、その背景を歴史の面から知り、ものの考え方の一つとして歴史学の手法を知ることで視野を広げてもらいたい。 扱うのは前半が中国の殷周時代、後半は日本の中近世の技術史が中心となる。
|
|
|
到達目標
|
|
・岐阜に関連する基礎的な東洋史の知識を習得する。 ・歴史学の基礎的な調査方法や論の立て方が理解できる。 ・上記を踏まえて自身でレポートの課題設定をすることができる。
|
|
|
授業計画と 準備学習
|
|
1.ガイダンス、レポートの書き方 2.「岐阜」の由来(織田信長の名づけと史料の扱い) 3.「岐」のはなし(岐山と周の文王) 4.「阜」のはなし(曲阜と孔子) 5.今に伝わる思想・伝わらなかった歴史 6.仏教の伝来(仏教の基本・仏塔の変遷) 7.日本の仏教受容(日本の仏塔・山岳信仰との関わり) 8.仏教の伝えた技術(仏教建築・道具の歴史) 9.日本仏教の展開 10.都市や城の設計 11.日本の技術展開 12.技術交流の歴史 13.暦と時計 14.招かざる交流 15.岐阜の災害史
※各回の進捗や質問に応じて内容は変更する可能性がある。
|
|
|
授業の特色
|
|
|
|
学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
|
|
|
|
使用言語
|
|
|
|
TA,SA配置 予定
|
|
|
|
基盤的能力 専門的能力
|
|
|
|
授業時間外 の学習
|
|
|
|
成績評価
|
|
平常点(30%)、レポート課題(70%)で採点する。
|
|
|
到達度評価 方法
|
|
小感想文とレポート課題の内容から到達度を判断する。
|
|
|
テキスト
|
|
|
|
テキスト (詳細)
|
|
|
|
参考文献
|
|
| |
No
|
書籍名
|
著者名
|
出版社
|
出版年
|
ISBN/ISSN
|
|
1.
|
『古代中国』
|
貝塚茂樹・伊藤道治
|
講談社
|
2000
|
|
|
2.
|
『日本建築史』
|
藤田勝也・古賀秀作編
|
昭和堂
|
1999
|
|
|
|
|
参考文献 (詳細)
|
|
複数回にまたがる関連図書を提示する。
貝塚茂樹・伊藤道治『古代中国』講談社2000(主に第3回~第5回) 藤田勝也・古賀秀作編『日本建築史』昭和堂1999(主に第6回~第10回)
このほか、適宜講義中に提示する。
|
|
|
備考
|
|
※「次世代地域リーダー育成プログラム」の初級段階・「地域志向科目」である。 なお、プログラム修了者には、学長から修了証が授与される(詳細は、地域協学センターに問い合わせること)。
|
|