授業概要
|
|
本講義では、前半で岐阜県を中心とした方言について、音声、語彙、文法各面から学ぶ。後半では、岐阜県に多く住む外国籍児童生徒に対する教育について学ぶ。両領域とも、座学で学ぶ基礎知識を基に、新規の事項の発見に努め、また、学校で実際に使用できる教材作成をグループで考えていくところまでおこなう。
|
|
|
到達すべき 目標
|
|
両領域について、岐阜県ならびに近隣県で基礎的なことを教えられるよう基本事項を身につけ、教材に活かせることを目標とする。具体的な到達度評価は下に示す。
|
|
|
授業計画と 準備学習
|
|
1.ガイダンス 学ぶべきことの設定、グループ分け、岐阜県方言の基礎 2.日本の方言と岐阜県の方言1〜岐阜県(・愛知県)方言の音声・音韻 3.日本の方言と岐阜県の方言2〜岐阜県(・愛知県)方言の語彙1 美濃・尾張 4.日本の方言と岐阜県の方言3〜岐阜県(・愛知県)方言の語彙2 飛騨(・三河) 5.日本の方言と岐阜県の方言4〜岐阜県(・愛知県)方言の文法1 助詞 6.日本の方言と岐阜県の方言5〜岐阜県(・愛知県)方言の文法2 助動詞 7.日本の方言と岐阜県の方言6〜調査発表準備 8.日本の方言と岐阜県の方言7〜グループ発表 9.外国籍児童生徒教育1〜全国と岐阜県の現状(特に行政と教育を重点に) 10.外国籍児童生徒教育2〜音声の教え方 11.外国籍児童生徒教育3〜語彙の教え方 12.外国籍児童生徒教育4〜文法の教え方 13.外国籍児童生徒教育5〜リライト教材を作る 14.外国籍児童生徒教育6〜日本語能力の評価法 15.外国籍児童生徒教育7〜教材発表・交流会
|
|
|
授業の特色
|
|
|
|
学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
|
|
今年度は新型コロナウイルス感染防止の観点から、アクティブラーニングは限定的に行わなければならないが、できるかぎりグループで自らの役割を認識しよい成果を生むプロセスを促していく予定である。
|
|
|
使用言語
|
|
|
|
TA,SA配置 予定
|
|
|
|
基盤的能力 専門的能力
|
|
|
|
授業時間外 の学習
|
|
グループ内での活動は、課外に行うこととする。具体的には、方言に関してSNS等を用いて調査を行ったり、外国籍児童生徒向けの教材を作成したりすることは、授業時間だけでは足りないため、グループで時間を調整して活動してほしい。
|
|
|
成績評価の 方法
|
|
2つの課題を50%ずつで評価する。テストは行わず、方言についてはグループ発表とそのリフレクション、外国籍児童生徒教育については、教材作成とそのリフレクションを評価対象とする。
|
|
|
到達度評価 の観点
|
|
S評価 2つの課題について、グループとして既存の研究や教材と同等の水準以上の発表が行えており、個人としてもリーダーシップを発揮している。 A評価 2つの課題について、新たな発見を含む既存の研究や教材と同等の水準の発表が行えている。 B評価 2つの課題について、新たな発見はないが既存の研究や教材と同等の水準の発表が行えている。 C評価 2つの課題について、発表は行えているが、個人としてグループワークに十分寄与できていない。 D評価 いずれかのグループ発表に参加していない。
|
|
|
テキスト
|
|
|
|
テキスト (詳細)
|
|
今年度は、講師自作の教材を使用します。費用はかかりませんが、教材や参考資料等は、自分でダウンロードするなどを指示します。必ずしも印刷しなくてもiPadなどに入れて持ってきてください。
|
|
|
参考文献
|
|
|
|
参考文献 (詳細)
|
|
奥村三雄『岐阜県方言の研究』大衆書房 山田敏弘編『岐阜県方言辞典』岐阜大学 外国籍児童生徒教育については、授業時にAIMSにて最新情報の載っているURLを紹介します。
|
|
|
担当教員実 務経験内容 または実践 的教育内容
|
|
|
|
実践的授業 内容等
|
|
|
|
備考
|
|
グループワークを基本とするため対面授業でおこなう。対面授業がおこなえない場合には、開講しない場合もあるので楽器はじめの情報に注意すること。
|
|