授業概要
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この授業では、音声言語の理論を中心に、文章表現の手法もあわせて学びます。 この授業では、音声の物理的側面から音声言語としての運用に至るまで、幅広く音声・音声言語の諸現象を、実際の国語教材への応用にも言及しながら学んでいきます。文章表現については、これら学んだことの表出を中心に学びます。 授業は、予習と復習の確認のため、音声を含む小テストから始まります。遅刻者は、小テスト終了まで入室できません。雪の日には、当然ですが、早く家を出て間に合うよう最善を尽くしてください。 また、授業内で質問や意見を述べることも求められます。 音声および音声言語の知識から運用まで総合的な力を身につけることと、その音声的・文章的表出を磨くことが目標です。
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到達すべき 目標
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毎回、理解度を問う小テストをおこないます。6割が合格点です。最低でも、この6割の知識をもつことが、まず第一目標です。なお、小テストで5回以上の不合格は、単位を認めません。 また、断片的な知識をもつことが大学での学びではありません。総合的に記述できる力、端的に言い述べる力、相手に応じて説明できる力など、さまざまな力を小テストでは見ます。 学期末試験では、個々の小テストの知識の定着度合いと、さらに口頭での対話能力を測ります。
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授業計画と 準備学習
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1. イントロダクション・レディネステスト(既習事項の確認。場合によっては選抜試験となるので注意すること) 2. 音声とは 3. 母音 4. 子音 5. 音の変化とヴァリエーション 6. 表記と音 7. 拍・リズムと読み 8. アクセントとイントネーション 9. プロミネンスとポーズ 10. 話す 11. 聞く 12. 話し合う 13. 多文化間コミュニケーション 14. テスト 15. テストフィードバック・音声言語教育とは (授業予定は、出張などの都合により一部が改変されることもあります)
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授業の特色
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学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
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授業中、一回も全体に対して発言せずに単位が取得できることはありません。必ず、建設的な発言を一回はするように心掛けましょう。 また、授業内で複数回、小グループで議論することを促します。積極的に発言することを求めます。
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使用言語
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TA,SA配置 予定
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基盤的能力 専門的能力
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授業時間外 の学習
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毎年、皆、一生懸命予習をして受講します(各回3時間以上)。授業時間内・外に質問するなどして、疑問を解消しつつ小テストを受けましょう。また、復習も求めます(各回1時間程度)。
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成績評価の 方法
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毎回の小テストを平常点として70% ,期末テスト30%で評価します。これに、発言を含む音声言語運用に関する点数を5点を限度に加減します。
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到達度評価 の観点
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小テストで算5回基準点(60%)以下の場合には、その時点で不合格とする(受講を続けることは妨げられない)。小テストは、病欠・公欠であっても0点とするが、その場合、基準点以下とは見なさない。ただし、教員以外の就職のためのインターン・面接等は、自己都合として公欠扱いしない。 なお、当然のことであるが、4年生であっても、基準に足りなければ、不合格となる。教員免許取得が卒業要件の場合には、よく考えて受講すること。
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テキスト
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No
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書籍名
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著者名
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出版社
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出版年
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ISBN/ISSN
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1.
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『『国語教師が知っておきたい日本語音声・音声言語』(改訂版)』
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山田敏弘
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くろしお出版
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2013
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9784874245835
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テキスト (詳細)
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参考文献
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参考文献 (詳細)
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担当教員実 務経験内容 または実践 的教育内容
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実践的授業 内容等
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備考
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【受講人数制限】副免許取得希望者は、一年次に許可された者のみ受講を許可する。その他の受講生・聴講生は、余裕のある場合のみ受け入れる。 【受講者へのメッセージ】十分に勉強の時間をって予習と復習をしてください。何時間も眺めるよりも、書いたり音読したりするとよいようです。 【オフィスアワー】毎日8時から午後4時半まで(昼休みを除く)、授業時を除いて基本的にいつでもかまいませんが、コロナ禍でもありますので、必ず予約してください。 【授業実施形態】原則として、すべて対面授業を予定している。
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