シラバス参照

開講年度 2021 
授業科目名 英語科教育法I 
授業科目名(英文)  
担当教員

仲 潔

科目開講学部・学科 教育学部 
科目区分 教職科目 
科目分類 教育学部 
対象学年 2年生 
開講学期・時間割・教室 後学期 水曜日 2時限 教育 B101
授業の形態 講義 
単位
履修コード 2ETP03002 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2021&semekikn=1&kougicd=2ETP03002 
科目ナンバリング  



授業概要
学校教育における「英語科教育」は「外国語」教育の1つとして位置付けられている。また、学校教育である以上、英語科教育の根本には「人間教育」の思想がなければならない。この様な観点から、英語科教育法をともに再構築していくことが本講義の狙いである。ことばの機能の多様性、ことばの多様性、学習者の多様性をはじめ、最新の研究成果についても随時紹介していく。受講者各自の高い意識および高度な英語運用能力を前提とする。
*授業形態については、対面式と同期型オンライン、非同期型オンラインの併用とする。初回時は対面式とし、その際に詳細について述べる。 
到達すべき
目標
英語教育学に関する知見をもとに、「思い込み」による英語教育観にもとづかずに英語の授業を計画し、実行できるようになること。また、模擬授業づくりにおける担当教員との相談の場を設けるが、他の受講生の相談の機会に対し可能な限り積極的に聴講することを求める。 
授業計画と
準備学習
授業計画は以下の通り。

第1回:オリエンテーション:英語教育と英語科教育 *プリントを配布する
第2回:国際英語論と日本の英語教育 *教員が担当
第3回:さまざまな英語教授法について *教員が担当
第4回:コミュニケーション能力とことばの3機能 *教員が担当
第5回:これからの英語教育について *受講生による議論 
第6回~15回:学生による授業実演およびディスカッション
第6回:言語の多様性への気づきと模擬授業
第7回:英語の多様性への気づきと模擬授業
第8回:ことばの認識機能と模擬授業(1)
第9回:ことばの関係機能と模擬授業(1)
第10回:ことばの認識機能と模擬授業(2)
第11回:ことばの関係機能と模擬授業(2)
第12回:ことばの認識機能と模擬授業(3)
第13回:ことばの関係機能と模擬授業(3)
第14回:ことばの認識機能と模擬授業(4)
第15回:CLIL(内容言語統合型授業)

*受講生の人数に応じて、若干の変更がある。 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど、学生による対話や発表               
フィールドワーク、インターンシップ、ものづくり等の体験型学習          
図書館やラーニングコモンズなど、教室以外の場所を活用             
ゲストスピーカーの招聘                                  
TACT(旧AIMS-Gifu)を活用した授業と学習支援                       
レポートの添削や提出物の返却                             
その他                                             
 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
講義内容に関する文献の講読、担当教員との面談を経て、模擬授業を行ってもらう。その際、授業や文献、面談から得られた知識を自ら活用し、授業を構想してもらう。さらに、授業後にはオンライン・ブログにおいて、受講者達と意見交換をしてもらう。自らの模擬授業を振り返り、完成版の授業案・配布プリントを作成してもらう。このように、教員がコーディネーターとして協力しつつ、自律的な学習を促すように配慮している。自分の相談日以外だけではなく、他の受講者の相談日にも積極的に聴講することを前提とする。 
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA配置
予定
TAによる授業支援                                      
SAによるピアサポート                                    
その他                                             
 
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目  
進:   計画      実行      管理     
伝:   傾聴      発信      把握     
考:   課題      創造      論理     
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
 
授業時間外
の学習
講義内容に関する先行研究を各自読んで理解し、その成果をオンライン・ブログに反映させる。模擬授業づくりのための視点をより多く得るため、小中学校への視察も行ってもらう。
基本的には、対面式授業において授業作りの相談、同期型・非同期型オンライン授業において講義形式、各自への課題文献としてテキストを活用する。また、分散登校により、全員が模擬授業を行うこととする。 
成績評価の
方法
成績評価方法については、以下の通りとする。

・出席(授業貢献度も含む)…40点
・プレゼンテーション…20点
・授業実演…20点(論述試験またはレポート)
・レポート…20点

*ただし、受講人数に応じて発表回数に変更がある場合には、成績評価についても変更があり得る。 
到達度評価
の観点
学生による模擬授業および学習指導案の作成において、専門的知識を教育実践に取り入れられているかを評価する。 
テキスト
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『英語教育のための国際英語論』  柴田・仲・藤原  大修館書店  2020  978-4469246421 
テキスト
(詳細)
私が担当する英語科教育法Ⅳにおいても使用します。学習指導要領の改訂により新たに導入された「国際共通語としての英語」という教育理念を具体的に解説した入門書となっています。 
参考文献
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『これからの英語教育の話をしよう』  藤原康弘・仲潔・寺沢拓敬康弘・仲潔・寺沢拓敬  ひつじ書房  2017  978-4894768802 
2. 『英語デトックス』  山本忠行・江田裕子ペギー 編  くろしお出版  2016  978-4874247037 
参考文献
(詳細)
担当教員実
務経験内容
または実践
的教育内容
実践的授業
内容等
備考
【受講者へのメッセージ】一緒に楽しみながら授業を活性化しましょう。

【授業形態について】原則として対面式授業としますが、コロナ禍の状況に応じて同期型/非同期型授業を取り入れることもあります。

【オフィスアワー】10分を超えるオフィスアワーを希望する場合には、あらかじめご予約ください。

【連絡先】

 [居室] nakac@ *@以下は、岐阜大学の定型に同じ。 


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