シラバス参照

開講年度 2021 
授業科目名 ヨーロッパ文化論 
授業科目名(英文) European Cultures 
担当教員

内海 智仁

科目開講学部・学科 地域科学部 
科目区分 専門科目 
科目分類 学科別科目(地域文化学科) 
対象学年 2年生 
開講学期・時間割・教室 後学期 金曜日 2時限 地域 21講義室
授業の形態 講義 
単位
履修コード 2R0B51130 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2021&semekikn=1&kougicd=2R0B51130 
科目ナンバリング RESHIX3241 



授業概要
ローマ帝国のことばであった「ラテン語」は、ヨーロッパにおける漢文(中国語)のようなもの。
ラテン語(およびその文化)を抜きにして、ヨーロッパの文化は語れない。

ラテン語は「死語」の代表のように言われもするが、実は、現代のヨーロッパ諸語の核をなしている成分のひとつであり、その基礎知識は、現代語の学習にも大いに役立つ。

この授業では、ラテン語の「初歩の初歩」を学び、あわせて、ラテン語文化の世界にも目を向ける。 
到達すべき
目標
ラテン語学習のはじめとして、基礎的な語彙と文法を身につけること。
また、ひろくヨーロッパの言語・文化に及ぶ影響の一端を知り、理解を深めること。 
授業計画と
準備学習
教科書を基に、ラテン語を学んでゆく。
第1回の序論の後、毎回(平均)20ページ程度の進度を予定しているが、変更の可能性あり。

1 序論
2 発音とアクセント
3 名詞と形容詞1 (1)
4 名詞と形容詞1 (2)
5 動詞1
6 名詞と形容詞2
7 動詞2
8 代名詞1 (1)
9 代名詞1 (2)
10 動詞3
11 分詞・動名詞・動形容詞
12 動詞4
13 代名詞2・その他 (1)
14 代名詞2・その他 (2)
15 様々な構文 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど、学生による対話や発表               
フィールドワーク、インターンシップ、ものづくり等の体験型学習          
図書館やラーニングコモンズなど、教室以外の場所を活用             
ゲストスピーカーの招聘                                  
TACT(旧AIMS-Gifu)を活用した授業と学習支援                       
レポートの添削や提出物の返却                             
その他                                             
 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
教科書(演習問題を含む)の十分な予習をおこなうことを義務づける。また著者のウェブサイトなど、学生自ら積極的に関心を持ち参照することを推奨する。 
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA配置
予定
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目  
進:   計画      実行      管理     
伝:   傾聴      発信      把握     
考:   課題      創造      論理     
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
十分な予習・復習を行い自ら外国語学習を地道に継続する資質を養う。
新しい外国語(ラテン語)や文化についての基礎を身につける。 
授業時間外
の学習
受講者は、毎回20ページ程度(予定)分の予習(練習問題を含む)をおこない、必ず教科書を持参して授業にのぞむこと。また外国語学習には当然ながら復習が欠かせない。 
成績評価の
方法
毎回の小テスト、100%。 
到達度評価
の観点
毎回の小テストにより、習得したラテン語力、講義内容の理解度を判定する。 
テキスト
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『しっかり学ぶ初級ラテン語』  山下太郎  ベレ出版  2013  978-4-86064-366-9 
テキスト
(詳細)
真に「自習」用に(も)使うことのできるものとしては、おそらく日本初のラテン語学習書。 
参考文献
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『ラテン語の世界』  小林標  (中公新書)中央公論新社  2006  978-4121018335 
2. 『ギリシア・ローマ名言集』  柳沼重剛・編  (岩波文庫)岩波書店  2003  978-4003212318 
3. 『しっかり身につくラテン語 トレーニングブック 』  山下太郎  ベレ出版  2015  978-4-86064-431-4 
参考文献
(詳細)
1.と2.は、ラテン語、ラテン文学入門の気軽な読み物の例として。
3.は、教科書の続編で、練習問題を多数おさめている。 
担当教員実
務経験内容
または実践
的教育内容
実践的授業
内容等
備考
欠席は3回までとする。
十分な準備をした上での出席、授業参加が必要となる。履修する際は注意すること。
後学期オフィスアワー: 金曜12時~14時30分。

*すべて(原則)対面授業で行います。
*ただし非常時には、AIMSで連絡することがあります。そのときは指示に従ってください。
*教室変更などをしてもなお対面授業が困難な状況では、遠隔授業(AIMSや電子メールで教材配布するオンデマンド型)に切り替えます。
*遠隔授業の際は、AIMSや電子メールで課題を課し、それを添削する。また、AIMSを用いるなどして意見交換の機会を設ける。 


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