シラバス参照

開講年度 2021 
授業科目名 電磁気学演習III(Aクラス 電気電子コース) 
授業科目名(英文)  
担当教員

久米 徹二

科目開講学部・学科 工学部 
科目区分 コース科目 
科目分類 電気電子コース 
対象学年 2年生 
開講学期・時間割・教室 後学期 火曜日 4時限 工 13
授業の形態 講義 
単位
履修コード 2TDA7315B0 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2021&semekikn=1&kougicd=2TDA7315B0 
科目ナンバリング  



授業概要
電磁気学は,電気電子工学の基本となる重要な基礎科目である.本演習では,電磁気学基礎,電磁気学Ⅱで学んだ内容の復習を行った後,電磁気学Ⅲの講義内容についてより理解を深めるために,磁性体中の静磁場,電荷保存則,変位電流,誘導起電力,電磁波等について具体的な例を用いた演習を行う. 
到達すべき
目標
演習を通じて電磁気学Ⅲの講義内容をより深く理解するとともに,応用力を身に着けることを目標とする.演習の各目標テーマは,以下のとおりである.
・ 磁性体中の静磁場について理解し,磁界の計算をできるようにする.
・ 電荷保存則,変位電流の概念を理解し,磁場が発生するメカニズムを理解する.
・ 電磁誘導の法則から,誘導起電力等の計算をできるようにする.
・ マクスウェル方程式より電磁波の波動方程式を求め,電磁波の物理的性質を理解するとともに,電磁波の諸現象を計算,予測できるようにする. 
授業計画と
準備学習
第1回:ガイダンス,電磁気学基礎の復習と演習
第2回:電磁気学Ⅱの復習と演習
第3回:磁性体中の静磁場に関する演習
第4回:電流と磁場に関する演習
第5回:電荷保存則に関する演習
第6回:変位電流に関する演習
第7回:アンペールの法則,ビオ-サバールの法則に関する演習
第8回:ファラデーの電磁誘導に関する演習
第9回:磁界の変化による誘導起電力に関する演習
第10回:回路の運動による誘導起電力に関する演習
第11回:マクスウェル方程式に関する演習
第12回:電磁波の波動方程式に関する演習
第13回:電磁波の物理的性質に関する演習
第14回:電磁波の境界条件に関する演習
第15回:電磁波の透過,反射,放射に関する演習
第16回:定期試験 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど、学生による対話や発表               
フィールドワーク、インターンシップ、ものづくり等の体験型学習          
図書館やラーニングコモンズなど、教室以外の場所を活用             
ゲストスピーカーの招聘                                  
TACT(旧AIMS-Gifu)を活用した授業と学習支援                       
レポートの添削や提出物の返却                             
その他                                             
 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA配置
予定
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目  
進:   計画      実行      管理     
伝:   傾聴      発信      把握     
考:   課題      創造      論理     
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
 
授業時間外
の学習
成績評価の
方法
総合点(平常点+定期試験)が90〜100点をS,80〜89点をA,70〜79点をB,60~69点をCとする. 
到達度評価
の観点
平常点50%(演習,レポート,小テスト含む),定期試験(50%)によって総合的に評価する. 
テキスト
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『電磁気学を理解する』  関根松夫,佐野元昭 共著  昭晃堂     
テキスト
(詳細)
参考文献
参考文献
(詳細)
担当教員実
務経験内容
または実践
的教育内容
実践的授業
内容等
備考
授業の実施形態: 対面授業は8回,遠隔授業は7回行う。
遠隔授業の実施方法:Teamsによる双方向同時配信で行う。授業は録画し後ほど確認できるようにする。

電磁気学基礎、電磁気学II、電磁気学III、振動波動を履修しておくことが望ましい.
教員相互の授業参観 可 


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