シラバス参照

開講年度 2021 
授業科目名 異文化論(社会の中の言語・言語の中の社会) 
授業科目名(英文) Cross Cultural Studies 
担当教員

仲 潔

科目開講学部・学科 全学共通教育 
科目区分 教養科目 
科目分類 人文科学(文化・芸術) 
対象学年 1年生 
開講学期・時間割・教室 後学期 月曜日 2時限 全共 37
授業の形態 講義 
単位
履修コード 2ZJI111130 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2021&semekikn=1&kougicd=2ZJI111130 
科目ナンバリング  



授業概要
わたしたちは、ことばを用いて他者とコミュニケーションを図ります。その際、日本語や英語といった言語レベルだけでうまくいくわけではありません。将来、教育に携わる方は、言語・文化・社会への視点の豊かさによって、授業の深み・幅が変わってきます。また、教育以外の場面で社会に参画する方も、言語文化観の豊かさはコミュニケーションを通じた人間関係の構築に寄与します。本講義では、言語・文化・社会にかかわるさまざまな「当たり前」を問い直す内容を扱います。すなわち、言語・文化・社会に対する見方に「ゆさぶり」をかけ、それらを多角的に見ることができるようになることを目指します。 
到達すべき
目標
受講の前後で、自らの言語文化観に変化がもたらされるかどうかを確認します。身近な言語文化的現象を当然視せず、立ち止まって考える姿勢を育むことが学習の目標です。 
授業計画と
準備学習
1:オリエンテーション
2:言語文化観を診る
3:多言語社会と共生
4:英語デトックス:英語帝国主義論、言語道具論を問う
5:外国人とのコミュニケーションのために①:やさしい日本語入門編
6:外国人とのコミュニケーションのために②:やさしい日本語実践編
7:外国人とのコミュニケーションのために③:国際英語論
8:中間ふり返り
9:「英語の達人」から学ぶ
10:世界の中の英語、英語の中の世界
11:英語教科書にツッコミ
12:英単語のこぼれ話
13:異文化「ミス」コミュニケーションから学ぶ
14:コミュニケーション能力からマルチリテラシーズへ
15:言語文化観ゆさぶりチェック

*授業内容については、若干の内容変更や講義順序の変更があり得ます。 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど、学生による対話や発表               
フィールドワーク、インターンシップ、ものづくり等の体験型学習          
図書館やラーニングコモンズなど、教室以外の場所を活用             
ゲストスピーカーの招聘                                  
TACT(旧AIMS-Gifu)を活用した授業と学習支援                       
レポートの添削や提出物の返却                             
その他                                             
 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
講義の内容をふまえ、身近な言語文化現象の「当たり前」を問い直し、その問題点を自ら発見する力・視点を持つために、小レポートや小テストなどの課題を用意します。 
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA配置
予定
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目  
進:   計画      実行      管理     
伝:   傾聴      発信      把握     
考:   課題      創造      論理     
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
 
授業時間外
の学習
毎回、講義後の小レポートを課します。「成績評価の方法」にある「ブログ」への投稿または授業時に配布する資料に書き込み提出、という形式になります。 
成績評価の
方法
・毎回の授業後に、担当者のブログへ授業を受けて「どのような点で、言語文化観がゆさぶられたのか」について書き込みをしてもらいます(75%)。
・授業中に紹介する文献のうち1つ以上を読んで、その所感をレポートで提出してもらいます(25%)。

*その他、初回授業時にお伝えします。 
到達度評価
の観点
毎回の授業後の小レポートにより、言語文化現象への問題意識を喚起してもらいます。その際、講義の内容の中で、どのような点に興味を持ち、自身の身の回りの問題と結びつけて考えられているのかを主にみます。このような小さな蓄積をもとに、最終課題として推薦文献の読後レポートにおいて、言語・文化・社会への認識・見方にどのような変化が起こったのかを論じてもらいます。 
テキスト
テキスト
(詳細)
参考文献
参考文献
(詳細)
随時、紹介します。 
担当教員実
務経験内容
または実践
的教育内容
実践的授業
内容等
備考
原則として対面式授業としますが、コロナ禍の状況に応じて同期型/非同期型の授業形式を取り入れる可能性があります。 


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