シラバス参照

開講年度 2022 
授業科目名 岐阜にまつわる東洋史 
授業科目名(英文) Oriental History Related to Gifu 
担当教員

塚本 明日香

科目開講学部・学科 全学共通教育 
科目区分 教養科目 
科目分類 岐阜学 
対象学年 1年生 
開講学期・時間割・教室 前学期 火曜日 5時限 全共 103
授業の形態 講義 
単位
履修コード 1ZGF440780 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2022&semekikn=1&kougicd=1ZGF440780 
科目ナンバリング  



授業概要
「岐阜」の名前だけでも意外と奥が深い。
日常的に使用している名前や目にしている出来事について、その背景を歴史の面から知り、ものの考え方の一つとして歴史学の手法を知ることで視野を広げてもらいたい。
導入として「岐阜の由来」に関連する古代中国や中世日本を取り上げ、
そこから日本建築史をベースにした技術史を中心に話を展開する。

※対面・オンデマンド併用で実施(備考欄参照のこと) 
到達すべき
目標
・岐阜に関連する基礎的な東洋史の知識を習得する。
・歴史学の基礎的な調査方法や論の立て方が理解できる。
・上記を踏まえて自身でレポートの課題設定をすることができる。 
授業計画と
準備学習
1.ガイダンス、レポートの書き方
 <岐阜の由来>
2.「岐阜」の由来(織田信長の名づけと史料の扱い)
3.「岐」のはなし(岐山と周の文王)
4.「阜」のはなし(曲阜と孔子)
5.禅僧たちの立ち位置(中国・日本の思想)
 <日本建築史・技術史>
6.仏教建築の伝来(仏教の基本・仏塔の変遷)
7.日本の仏教受容(日本の仏塔・初期仏教のかたち)
8.神仏習合のかたち(神社建築・白山信仰)
9.国風化と建築様式の再移入(寝殿造・禅宗様)
10.技術の発達(道具の歴史・西洋との接触)
11.城の発展(権力者の居所)
12.民家建築の発展(数寄屋建築・庶民の居所)
 <近代科学への道>
13.権威と時計(暦の改訂)
14.招かざる交流(医学史ことはじめ)
15.近代科学の発展(地震学と濃尾地震)

※各回の進捗や質問に応じて内容は変更する可能性がある。 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど、学生による対話や発表               
フィールドワーク、インターンシップ、ものづくり等の体験型学習          
図書館やラーニングコモンズなど、教室以外の場所を活用             
ゲストスピーカーの招聘                                  
TACT(旧AIMS-Gifu)を活用した授業と学習支援                       
レポートの添削や提出物の返却                             
その他                                             
 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA配置
予定
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目  
進:   計画      実行      管理     
伝:   傾聴      発信      把握     
考:   課題      創造      論理     
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
 
授業時間外
の学習
成績評価の
方法
平常点(30%)、レポート課題(70%)で採点する。 
到達度評価
の観点
平常シートとレポート課題の内容から到達度を判断する。 
テキスト
テキスト
(詳細)
毎回レジュメを配布してテキストとする。 
参考文献
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN/ISSN
1. 『日本建築史』  藤田勝也・古賀秀作編  昭和堂  1999   
2. 『日本仏教史』  蓑輪顕量  春秋社  2015   
参考文献
(詳細)
複数回にまたがる主要な参考文献である。
この他、毎回5冊程度の参考文献をレジュメにて提示する。 
担当教員実
務経験内容
または実践
的教育内容
実践的授業
内容等
備考
※「次世代地域リーダー育成プログラム」の初級段階・「地域志向科目」である。
なお、プログラム修了者には、学長から修了証が授与される(詳細は、地域協学センターに問い合わせること)。

※対面とオンデマンド形式を併用する。
・対面の場合…実際に講義室で受講し、その場で平常シートを提出。
・オンデマンドの場合…約1万字程度の文章資料を確認し、期限までに要約レポートを提出。
いずれの形式で受講するかは各自で判断して良い。 


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