シラバス参照

開講年度 2022 
授業科目名 観光デザイン実習(フィールドワーク実践) 
授業科目名(英文) Practice for Regional Resource Management & Tourism Design 
担当教員

奥岡 桂次郎

三井 栄

森部 絢嗣

肥後 睦輝

科目開講学部・学科 社会システム経営学環 
科目区分  
科目分類 専門科目 
対象学年 2年生 
開講学期・時間割・教室 後学期 月曜日 3時限 工 多目的教育・研究棟101
授業の形態 演習 
単位
履修コード 2SMS3424 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2022&semekikn=1&kougicd=2SMS3424 
科目ナンバリング SSM3424 



授業概要
観光による地域づくりでは,地域主導で観光客が共感しうるような地域資源の活用が重要であり,地域の住民や企業等の様々な主体が有する知識,経験,能力等を主体的に発揮し協働しながら,観光に関する課題を解決し,持続可能な地域社会の構築へとつながる仕組みづくりが必要である。
そこで,本講義では,観光学Ⅰ・Ⅱの学習内容(観光事業と観光が生み出す価値,地域ブランドの構築とマーケティング手法を学び,岐阜県における観光産業を理解する)をさらに深めるため,観光による地域づくりの視察および対象となる地域の観光事業者と連携してフィールドワークを行い,観光による地域づくりを目的に,実際にターゲット層を想定した上で持続可能となる観光振興策の提案を行う。 
到達すべき
目標
①観光による地域づくりを理解する
②観光客を誘致する・滞在時間を延ばす仕掛けを考える
③ターゲット層を想定した持続可能な観光振興策を提案する 
授業計画と
準備学習
1. 授業ガイダンス:観光デザインの概要
2. 観光DMO:実例から実戦に向けて1
3. 観光DMO:実例から実戦に向けて2
4. 現地調査準備1:中部山岳国立公園(乗鞍岳・高山奥飛騨温泉郷エリア)の現状について
5. 現地調査準備2:中部山岳国立公園(乗鞍岳・高山奥飛騨温泉郷エリア)の課題整理と観察ポイントの整理
6. 現地調査1:1日目1平湯温泉:概要の把握
7. 現地調査2:1日目2平湯温泉:散策と情報収集
8. 現地調査3:1日目3平湯温泉:課題の整理
9. 現地調査4:1日目4平湯温泉:振り返りとまとめ
10. 現地調査5:2日目1乗鞍岳:概要の把握
11. 現地調査6:2日目2乗鞍岳:散策と情報収集
12. 現地調査7:2日目3乗鞍岳:課題の整理
13. 現地調査8:2日目4高山市街地:概要の把握
14. 現地調査9:2日目5高山市街地:観察
15. 現地調査10:2日目6乗鞍岳および高山市街地:振り返りとまとめ
16. 現地調査11:3日目1:高山市街地:課題発見
17. 現地調査12:3日目2:高山市街地:課題の整理
18. 現地調査13:3日目3:高山市街地:振り返りとまとめ
(現地調査の順番や内容は変更あり)
19. グループワーク1:現地実習の情報共有・整理
20. グループワーク2:現地実習の課題発見と地域・観光資源を活かした観光プランの立案
21. グループワーク3:宿泊を伴う観光ルート化と実現性の検証
22. グループワーク4:観光プランの作成と発表準備
23. 中間発表会:観光事業者による取り組み事例の紹介と観光プランの中間発表への講評
24. 発表の振り返りと改善点の共有
25. 観光ツアーの実施準備1:観光プラン再構築
26. 観光ツアーの実施準備2:ツアー内容や収支計画
27. 観光ツアーの実施準備3:関係事業者との調整
28. 観光ツアーの実施:1日目観光ガイド・現地案内
29. 観光ツアーの実施:2日目観光ガイド・点呼や参加者状況の把握
30. 観光ツアーの実施:3日目観光ガイド・最終確認と参加者評価の実施
(観光ツアー中はツアー実施者・引率者として役割分担を行う)
31. 発表会とグループ間相互評価,講評
32. 振り返りとまとめ:全実習の振り返り 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど、学生による対話や発表               
フィールドワーク、インターンシップ、ものづくり等の体験型学習          
図書館やラーニングコモンズなど、教室以外の場所を活用             
ゲストスピーカーの招聘                                  
TACT(旧AIMS-Gifu)を活用した授業と学習支援                       
レポートの添削や提出物の返却                             
その他                                             
 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
グループワークやフィールドワークを通して、論理的思考力・傾聴力・説得力などを育成する取り組みを行う。
プレゼンテーションやグループディスカッションを通して、学生間で意欲的に能力を高めあう取り組みを行う。
実習において、討論や意見交換会を行うことで企業や自治体の課題を考えるきっかけとなる取り組みを行う。 
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA配置
予定
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目  
進:   計画      実行      管理     
伝:   傾聴      発信      把握     
考:   課題      創造      論理     
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
プレゼンテーションやグループディスカッションを行い、自己の取組みの振り返りを行う。
実習において、討論や意見交換会を行う。
フィールドワークにおいて現地調査およびヒアリン調査等を行う。
グループワークを通して論理的思考力・傾聴力・説得力などを育成する。 
授業時間外
の学習
プレゼンテーション資料の作成
グループワークのための情報収集とレポート作成
アンケート調査やヒアリング調査、フィールドワークなどの実習調査データの活用
AIMSを利用した学び合い(協調学習)の支援と授業前後の理解度調査および学習効果の可視化 
成績評価の
方法
参加度(事前準備(調査項目の情報収集力、ヒアリング調査項目作成等)、グループワーク、意見交換会、成果報告会等の発言頻度・積極性・協調性)50%
レポート30%、プレゼンテーション20% 
到達度評価
の観点
①観光による地域づくりの理解についてはレポートやプレゼンテーションの資料内容で評価する。
②観光客誘致・滞在時間を延ばす仕掛けについてはグループワークにおける提案内容で評価する。
③ターゲット層を想定した持続可能な観光振興策の提案については成果報告会の内容で評価する。 
テキスト
テキスト
(詳細)
■実習に関するレジュメの内容
(1)外部講師による事例紹介資料
(2)地域観光資源に関する資料
(3)観光プラン作成に関する資料 
参考文献
参考文献
(詳細)
担当教員実
務経験内容
または実践
的教育内容
実践的授業
内容等
備考
【連絡先】担当教員代表三井栄
 [居室]地域科学部H棟5階
 [メール]smitsui@gifu-u.ac.jp

すべて対面で行う。
ただし、状況によっては実習時期や内容の変更がある。
AIMS-GifuやTeamsのアナウンスを必ずチェックしてください。

実習費2泊3日2回分5万程度の予定 


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