シラバス参照

開講年度 2023 
授業科目名 社会言語学 
授業科目名(英文) Sociolinguistics 
担当教員

橋本 永貢子

科目開講学部・学科 地域科学部 
科目区分 専門科目 
科目分類 学科別科目(地域文化学科) 
対象学年 2年生 
開講学期・時間割・教室 前学期 金曜日 3時限 地域  23セミナー室
授業の形態 講義 
単位
履修コード 1R0B51140 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2023&semekikn=1&kougicd=1R0B51140 
科目ナンバリング RESHIX3221 



授業概要
本講義では、言語を社会との関わりという観点から考えていきます。
同じ言語の話し手であっても、ある人の言語体系と別のある人のそれは必ずしも同じではありません。使う語彙が異なったり、発音が異なったり、文法が異なったりすることさえあります。それは実際の言語運用が、具体的な人と人との関わりの中で、あるいは具体的な場の状況に応じて用いられる、つまり “社会”的な要因に影響されるためです。
こうした観点から本講義では、次のような学習目標を設定し授業を進めていきます。
①日本語を中心とした言語のバリエーションを提示し、それが地域や年齢、性別などの様々な社会的要因とどのように関わっているかを理解する
②ある言語現象についてそれに関わる社会的要因を分析できるような能力を磨く 
到達すべき
目標
①社会言語学に関する基本的事項を習得する
②<問題の発見>⇒<調査>⇒<分析・考察>というプロセスで言語現象を考えることができるようになる 
授業計画と
準備学習
1.社会言語学とは
2.地域と言語(方言)①
3.地域と言語(方言)②
4.年齢と言語①
5.年齢と言語②
6.性差と言語①
7.性差と言語②
8.会話スタイル①
9.会話スタイル②
10.言葉のイメージ(グループ発表準備)
11.言葉のイメージ(グループ発表)①
12.言葉のイメージ(グループ発表)②
13.待遇表現①
14.待遇表現②
15.まとめ

※準備学習については、「授業時間外の学習」に記載しています。 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど、学生による対話や発表               
フィールドワーク、インターンシップ、ものづくり等の体験型学習          
図書館やラーニングコモンズなど、教室以外の場所を活用             
ゲストスピーカーの招聘                                  
TACT(旧AIMS-Gifu)を活用した授業と学習支援                       
レポートの添削や提出物の返却                             
その他                                             
 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
・受講生の言語体験を振り返ってもらい、それを具体例として取り上げていきます。
・テーマごとに、興味を持った点や分かった点分かりにくかった点を書いて提出してもらいます。次回講義では、記載されたことについて補足説明し、あるいは必要に応じて、再度議論します。
・グループ発表においては、テーマの選択から、データの収集、および分析などを全て受講生自身によって進めていきます。 
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA配置
予定
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目  
進:   計画      実行      管理     
伝:   傾聴      発信      把握     
考:   課題      創造      論理     
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
社会言語学におけるデータの扱いや分析のやり方を習得する。またグループ発表の一連の過程を通して論理的思考力・創造的思考力・課題発見力などを育成していきます。 
授業時間外
の学習
(1)講義で扱う内容について、関連する書籍等を参照すること。
(2)グループ発表では、データ収集および分析、プレゼンテーションの準備について、多くが授業外での取り組みとなる。 
成績評価の
方法
平常点(20%)、グループ発表(30%)、試験(50%)によって総合的に評価します 
到達度評価
の観点
①社会言語学に関する基本的事項を習得に関しては、期末試験及び平常のテーマごとに提出を求めるミニレポートによって評価します。
②社会言語学的方法の習得に関しては、グループ発表を中心に期末試験及びミニレポートから評価します。 
テキスト
テキスト
(詳細)
随時資料を配布します 
参考文献
参考文献
(詳細)
講義内で紹介します。 
担当教員実
務経験内容
または実践
的教育内容
実践的授業
内容等
備考
担当教員との連絡方法:Teams

授業形態:原則、対面授業
ただし、諸事情により対面授業が困難となった場合には、Teamsによる双方向同時配信で行います。 


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