シラバス参照

開講年度 2023 
授業科目名 知能機械工学演習 
授業科目名(英文) Intelligent Mechanical Engineering Practices II 
担当教員

伊藤 聡

科目開講学部・学科 工学部 
科目区分 コース科目 
科目分類 知能機械コース 
対象学年 3年生 
開講学期・時間割・教室 前学期 木曜日 2時限 工 C419
前学期 木曜日 3時限 工 C419
授業の形態 講義 
単位
履修コード 1TBB4382D0 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2023&semekikn=1&kougicd=1TBB4382D0 
科目ナンバリング  



授業概要
高度で複雑な動きをする機械製品にはマイクロコンピュータが搭載されている.マイクロコンピュータでは情報の検出と判断および適切な動作指令の生成が行われる.機械の場合,動作の指令はアクチュエータにより運動へと変換され,その運動を通し機械が環境へ与えた作用は,搭載したセンサーにより取り込まれる.機械制御ではこのような一連の処理を通して使用者の利用目的に合った動作を実現するように機構と制御を設計・製作することが必要となる.

本演習では,実際にワンチップマイコンボードを利用し,簡単なロボットを製作する.ロボットの動きにテーマを与え,それにあうような機能を生み出す機構と制御を実際に設計・製作することで,マイコンボードによる制御の仕組みとその使用方法,コンピュータでの情報処理とプログラミング,モータ・センサー・機械部品の利用方法などを実践的に学習する.

演習での取り組みはグループ単位とする.グループ内での分担作業を通じて,協調性,計画性,リーダ/フォロワシップ,および演習最後の発表会・競技会を通じたプレゼン技能,資料作成能力,表現力などを養う機会を提供する. 
到達すべき
目標
・プログラム開発環境が使いこなせる
・パラレル・ポートが使いこなせる
・タイマ・カウンタが使いこなせる
・モータの速度制御ができる.
・各種センサの値を取り込み,その数値の意味が理解できる.
・センサー情報による動作の切り替えができる.
・ロボット動作の問題点を自分たちで発見できる.
・発見できた問題点の解決方法について考案できる.
・グループ内で協調できる.
・筋道だったプレゼン資料を分かりやすく作成できる
・発表と質疑応答ができる. 
授業計画と
準備学習
第1回  概要,プログラム開発環境
第2回  パラレルポートの使用法とその応用
第3回  タイマカウンタの使い方
第4回  タイマカウンタの応用
第5回  AD変換の使い方
第6回  センサー情報の検出
第7回  機構①
第8回  機構②
第9回  行動設計
第10回 グループ学習①
第11回 グループ学習②
第12回 グループ学習③
第13回 グループ学習④
第14回 グループ学習⑤
第15回 発表会・競技会①
第16回 発表会・競技会②

※進捗状況による変更有り 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど、学生による対話や発表               
フィールドワーク、インターンシップ、ものづくり等の体験型学習          
図書館やラーニングコモンズなど、教室以外の場所を活用             
ゲストスピーカーの招聘                                  
TACT(旧AIMS-Gifu)を活用した授業と学習支援                       
レポートの添削や提出物の返却                             
その他                                             
 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
3名を目処にグループをを作り,グループごとに独自のロボットを作製する.最終回に作製したロボットを説明する発表会と,実際に動かしてパフォーマンスをする競技会を実施する 
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA配置
予定
TAによる授業支援                                      
SAによるピアサポート                                    
その他                                             
 
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目  
進:   計画      実行      管理     
伝:   傾聴      発信      把握     
考:   課題      創造      論理     
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
 
授業時間外
の学習
便宜,演習に使用する教室を開放し,機材を貸し出す. 
成績評価の
方法
毎回提出するレポートを中心に,演習への取り組み姿勢,発表会・競技会でのプレゼンなどを総合的に判断する. 
到達度評価
の観点
・テータシートをみて,マイコンを思い通りに利用できたか
・C言語によりロボットの動作をプログラムできたか
・自分自身で,問題発見,作業計画,問題解決ができたか.
・グループでの共同作業ができたか
・自分達の意見や考え方をプレゼンにより他者に伝えることができたか 
テキスト
テキスト
(詳細)
プリントを配布する 
参考文献
参考文献
(詳細)
担当教員実
務経験内容
または実践
的教育内容
実践的授業
内容等
備考
・前後半にグループ分けして実施する.

・授業の実施形態:原則,対面授業で行う.

・その他:次のことに留意すること.
 ・事前にAIMS-Gifu を確認すること.
 ・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)における岐阜大学の活動指針(レベル)等により,実施形態を変更する場合がある,必要事項は,TACT等で連絡する. 


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