授業概要
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まちづくりとは、私達の暮らし、すなわち社会をより良くする取り組みすべてのことを言う。道路や建物をつくることや行政だけがやればいいというものではない。ひとり一人できることがあり、誰でもでき、協力すれば、まちはもっと良くなる。
この授業は、(1)社会的課題解決に挑戦する先駆者、(2)まちづくりを支援する専門家、(3)地域社会に貢献する起業家等をまちづくりリーダーのロールモデルとし、地域社会で活躍するゲスト講師の講話から、その行動や想いを理解する。これにより、自分が何に興味があり何が好きで何に共感するのか、何ができて何ができないのか、強みや弱みは何か等に気付き、自分らしいまちづくりリーダーになるにはどうすればいいかを考える。また、希望者は週末や水曜日午後を利用して、ゲスト講師が活動する地域に出掛け、まち歩きや活動などを行う。 以上のことを通して、まちづくりリーダーとして必要不可欠な「何事にも主体的で様々な人達と協働できる姿勢や態度」の重要性に気付き、地域社会で活動する切っ掛けにすることを狙いとする。
なお、希望者は、後学期「まちづくりリーダー実践」(ゲスト講師と地域社会で活動する集中講義形式の授業)を履修できる。
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到達すべき 目標
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1.大学での学びに対する目的を明確にする。 2.地域社会に対する関心や当事者意識を持つ。 3.基盤的能力の基礎を身に付ける。 4.主体的に協働する姿勢や態度の重要性に気付く。
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授業計画と 準備学習
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第 1回4/11「ガイダンス、マインドセット(対話と振り返りの意味理解、目標設定)」 第 2回4/18「子どもたちの新しい学びとまちづくり」 山村雄太((NPO)SEVEN SEEDS 代表理事) 第 3回4/25「スポーツで地域を盛り上げる!Jリーグが取り組むシャレン!とは?」 第 4回5/ 2 「お寺がハブとなるまちづくり」 田中勲((株)人と土 代表取締役) 第 5回5/ 9 「ゼロからの組織づくり~クローバの未来予想図」 島田貴子((NPO)クローバ 代表) 第 6回5/16「社会的課題に関するゲーミフィケーション」 東善朗((一社)Do It Yourself 代表理事) 第 7回5/23「子どもも大人も、共に育つ地域づくり」 篠田花子((一社)ヒトノネ 代表理事) 第 8回5/30「舞妓,和傘,クラフトビール,岐阜城下町の古民家で観光再生」 蒲勇介((NPO)ORGAN 代表理事) 第 9回6/ 6 「ドローンが創り出す新しい空の革命」 石田 宏樹((株)ROBOZ 代表取締役社長) 第10回6/13「持続可能な社会と地域経済の発展」 江崎禎英(岐阜大学 客員教授) 第11回6/20「マイプロジェクト入門〜探究活動での学びと成長」 伊藤大貴((一社)ココラボ 代表理事) 第12回6/27「ご当地タレントと地域活性」 やながせ ゆっこ(ひとひとの会 岐阜ご当地タレント) 第13回7/ 4「人で人呼ぶまちづくり」 佐藤 徳昭(ひとひとの会 代表/ラデッキ(株) 代表取締役) 第14回7/11「現代版・共生社会とは?」 恩田聖敬((株)まんまる笑店 代表取締役社長) 第15回7/25「全体振り返り+後学期『まちづくりリーダー実践』履修希望調査+チーム分け」
※期末試験は実施しない。
※希望者は、週末/水曜日午後に行う以下の学外活動に参加できる。日程は講義時に示す。 ・FC岐阜試合運営ボランティア+試合観戦 @岐阜メモリアルセンター長良川競技場 ・飛騨市ふるさと種蔵村myみょうが畑プロジェクト @飛騨市宮川町種蔵 他
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授業の特色
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学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
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・授業中の対話、振り返りの意味理解、受講生個人毎の目標設定をするなど、しっかりマインドセットを行うことで、受講生が学びに対して意識を持つようになる。 ・教室での授業は60分の講話後、30分の受講生同士の対話、質疑応答を行う。これにより、能動的に学ぶ姿勢が促進され、講話の内容を自分のものとして習得できるようになる。 ・振り返り(自己省察)により、自らの学びと成長を確認するとともに、課題を発見し、その解決に向けた行動を踏み出す切っ掛けとなる。
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使用言語
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TA,SA配置 予定
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基盤的能力 専門的能力
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授業時間外 の学習
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・気付き発見シートを作成する。 ・自主的に地域に出掛けたり、現地での活動に参加したりする。
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成績評価の 方法
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(1)授業参加姿勢(20%)、(2)気付き発見シート(60%)、(3)振り返り(自己省察)に取り組む姿勢(20%)に基づいて評価する。
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到達度評価 の観点
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授業参加姿勢、気付き発見シート、振り返り(自己省察)に取り組む姿勢に基づき、「到達目標」に記載した以下の4つの目標に対する達成度を評価する。 1.大学での学びに対する目的を明確にする。 2.地域社会に対する関心や当事者意識を持つ。 3.基盤的能力の基礎を身に付ける。 4.主体的に協働する姿勢や態度の重要性に気付く。
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テキスト
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テキスト (詳細)
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必要に応じて、TeamsやTACTにて資料を配付する。
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参考文献
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参考文献 (詳細)
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担当教員実 務経験内容 または実践 的教育内容
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実践的授業 内容等
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実際の現場での活動や教室内外でのグループワークを中心とした開講形態をとる。 この授業は、(1)社会的課題解決に挑戦する先駆者、(2)まちづくりを支援する専門家、(3)地域社会に貢献する起業家等をまちづくりリーダーのロールモデルとし、地域社会で活躍するゲスト講師の講話から、その行動や想いを理解する。
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備考
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授業の実施形態:すべて対面授業で行う。(コロナ感染症の状況によりオンライン併用の可能性あり。)
履修条件等:全学年を対象とする。
※後学期「まちづくりリーダー実践」(ゲスト講師と地域社会で活動する集中講義形式の授業)の履修を推奨する。 ※抽選となった場合、抽選前に、授業コーディネータへ受講意欲を連絡した学生を優先する。
授業コーディネーター:髙木朗義(社会システム経営学環 教授)
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