シラバス参照

開講年度 2023 
授業科目名 地域防災リーダー実践II 
授業科目名(英文) Training of Community Damage Prevention Leaders II 
担当教員

髙木 朗義

能島 暢呂

村岡 治道

小山 真紀

科目開講学部・学科 全学共通教育 
科目区分 教養科目 
科目分類 岐阜学 
対象学年 1年生 
開講学期・時間割・教室 前期(集中・随時) その他 未定
授業の形態 講義 
単位
履修コード 1ZGF440890 
備考1  
シラバスURL https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2023&semekikn=1&kougicd=1ZGF440890 
科目ナンバリング  



授業概要
「地域防災リーダー実践I」で身につけた防災・減災に関する知識と実践力を活かし,地域防災・減災の様々な課題に関連するプロジェクトを牽引する.防災・減災の実践の場としては,清流の国ぎふ 防災・減災センターで月1回開催している「げんさい楽座」や大学における防災減災に関する課題,地域などと協働して取り組む防災減災の課題などを予定している.
本講義では,防災・減災に係わるテーマについて,グループで研究・調査・実践に取り組むプロジェクト学習(Project-Based Learning: PBL)を行う.プロジェクト学習においては,プロジェクト実行のためのフレームワークの設定,実施計画立案,プロジェクト実行を学生が自ら行うことで,課題に対する主体的な学びを実現し,主体的な課題解決プロセスを通じて問題発見・課題解決・実行のための発展的スキルを身につける. 
到達すべき
目標
チームによる互学互習を通じて各自が主体的に問題発見,問題解決,実践するための発展的な力を身につける.プロジェクトの遂行を通じて防災・減災に係わる課題の拡がりや本質について考えるための視点を身につける.思いつきだけでなく,根拠に基づいた主張を行うことができる. 
授業計画と
準備学習
授業計画は以下の通りである.ミニレクチャーの時は各チーム時間調整の上,自由に教員とのディスカッションを行うことができる.ミニレクチャーは必要に応じて実施する.また,ガイダンスのときに,受講者の受講状況に合わせて,開講スケジュールを調整する.

なお,初回ガイダンスは4/12(水)の12:10~12:50に25番教室で行う.
連絡はATACT経由で行うため,必ずTACTのメッセージを確認できるようにしておくこと.

1.ガイダンスと導入(ガイダンスでは科目内容と進め方に関する説明,履修に関する説明および成績評価に関する解説を行う.導入では,チーム分けとテーマの設定,各チームの役割分担を行う)
2.全体セッション(実施計画・次回までの進行)
3-4.自主学習・ミニレクチャー
5.全体セッション(課題遂行状況の報告・ディスカッション)
6-9.自主学習・ミニレクチャー
10.全体セッション(課題遂行状況の報告・ディスカッション)
11-14.自主学習・ミニレクチャー
15.成果発表会 
授業の特色
討論やプレゼンテーションなど、学生による対話や発表               
フィールドワーク、インターンシップ、ものづくり等の体験型学習          
図書館やラーニングコモンズなど、教室以外の場所を活用             
ゲストスピーカーの招聘                                  
TACT(旧AIMS-Gifu)を活用した授業と学習支援                       
レポートの添削や提出物の返却                             
その他                                             
プロジェクト学習は,プロジェクトの遂行は自分たちで進める事が原則になりますので,授業時間外にも必要に応じた活動を実施する事になります. 
学生のアク
ティブ・ラー
ニングを
促す取組
実際に自分たちが関わる防災課題をテーマにしたプロジェクトに取り組むため,自分たちの実践がそのまま対策に反映されます.2016-2018年度は「岐阜大学の防災訓練の改善」をテーマとして取り組みました.訓練の企画から関わり,全員参加型訓練の実現,体験型訓練の導入,学生も主体的に関わるシンポジウムの開催を実現してきています.2019年度は,岐阜大学が避難所になった場合を想定し,岐阜大学版避難所開設キットの提案にむけて,大学内各部局における備蓄状況調査,避難者名簿の作成,避難所における張り紙キットの作成などを行いました.2020年度は日常の中で防災意識を高める工夫について検討しました.2021年度は楽しみながら行動変容を促す防災ゲームの開発を行いました. 
使用言語
日本語  
英語  
その他  
 
TA,SA配置
予定
基盤的能力
専門的能力
1.基盤的能力に関する重点指導項目  
進:   計画      実行      管理     
伝:   傾聴      発信      把握     
考:   課題      創造      論理     
2.専門的能力や資質・能力に関して、育成を意図する指導  
 
授業時間外
の学習
プロジェクト学習は,プロジェクトの遂行は自分たちで進める事が原則になりますので,授業時間外にも必要に応じた活動を実施する事になります. 
成績評価の
方法
講義とプロジェクトへの参加態度および,最終報告会に向けた資料と発表,質疑応答の内容によって成績を評価します. 
到達度評価
の観点
可レベル:課題について主体的に調べることで知識を深めている.課題に対して,根拠に基づいて自分の意見を言うことができる.課題について,チームで決めた自分の役割を果たし,率先して取り組むことができる.

良レベル:課題について主体的に調べることで知識を深め,メンバーにもその知識を提供できる.課題に対して,根拠に基づいて自分の意見を言うことができる.また,メンバーにも発言を求めることで,対話を深めることができる.課題について,チームで決めた自分の役割を果たし,率先して取り組むことができる.チームで取り組む際に,意見の相違があっても他者を尊重した行動ができる.

優レベル:課題について主体的に調べることで知識を深め,メンバーにもその知識を提供できる.課題に対して,根拠に基づいて自分の意見を言うことができる.また,メンバーにも発言を求めることで,対話を深めることができる.課題について,チームで決めた自分の役割を果たし,率先して取り組むことができる.また,自分自身の役割だけでなく,率先して協働を行うことができる.チームで取り組む際に,意見の相違があっても他者を尊重した行動ができる.理解度の低いメンバーや参加度の低いメンバーがいた場合,参加しやすい環境を作ることができる.

秀レベル:課題について主体的に調べることで知識を深め,メンバーにもその知識を提供できる.課題に対して,根拠に基づいて自分の意見を言うことができる.また,メンバーにも発言を求めることで,対話を深めることができる.課題について,チームで決めた自分の役割を果たし,率先して取り組むことができる.また,自分自身の役割だけでなく,率先して協働を行うことができる.チームで取り組む際に,意見の相違があっても他者を尊重した行動ができる.理解度の低いメンバーや参加度の低いメンバーがいた場合,参加しやすい環境を作ることができる.チームメンバーの多様性に配慮し,メンバーの個性を活かすことでプロジェクトを発展させることができる.課題を単一的な視点だけでなく,複合的な視点で捉えることができる.問題解決にあたって,関連するセクターなどと協働することができる. 
テキスト
テキスト
(詳細)
参考文献
参考文献
(詳細)
特にないが,必要があれば紹介する 
担当教員実
務経験内容
または実践
的教育内容
実践的授業
内容等
備考
授業の実施形態:すべて対面授業で行う。(コロナ感染症の状況によりオンライン併用の可能性あり。)

地域防災リーダー実践Iを受講済みであること.プロジェクト型科目となるため,開講日は変則的になります(履修生の時間割を考慮). 


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