授業概要
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この授業では、実践・グループワークを通して自発的な学びにより、自分たちで多様な人たちが集まる「対話の場」を作り上げることを目指す。 フューチャーセンター(Future Center)とは、多様な人たちが集まり複雑化したテーマ(課題)について「未来志向」、「未来の価値の創造」といった視点から議論する「対話の場」のことを指す。 授業は、座学とあわせてグループワーク(実践)を軸とした講義形式である。 まず、フューチャーセンターに関する基本的な知識や手法、事例を学び基礎的な素養を習得し、多様な人たちが集う対話の場(フューチャーセンター)を実践(企画立案から実施)する。そして、地域など身近にある課題の抽出や解決に向けたフューチャーセンターの活用方法や有効性について理解を深め、地域を志向するための実践的な能力を身につける。
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到達すべき 目標
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①フューチャーセンターの基本的な知識や事例を学び、理解を深める。 ②「対話の場」としてのフューチャーセンターの活用方法や有効性について実践を通し理解を深める。 ③フューチャーセンターを自ら企画・立案し、実施するための能力を身につける。 ④フィードバックから課題、改善策を見出し、次回の実践を改善・向上させる能力を身につける。 ⑤対話やワークショップにおけるファシリテーション能力を身につける。
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授業計画と 準備学習
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1.ガイダンス・フューチャーセンター(FC)とは/アイスブレイクをやってみよう 2.ファシリテーションとは/ファシリテーターをやってみよう 3.KJ法とは/KJ法を使ってフューチャーセンターをやってみよう 4.フューチャーセンターの企画の立て方 5.実際のフューチャーセンター(大学・地域協学センター等主催)に参加する(日程は講義で提示する) 6.フューチャーセンター(学内)の企画/課題・テーマの検討 7.フューチャーセンター(学内)の企画/対話の内容の検討 8.フューチャーセンター(学内)の企画/当日の流れの検討 9.1回目フューチャーセンターの実施(学内の参加者のみでも可) 10.フューチャーセンターの振り返り 11.フューチャーセンター(学外)の企画/課題・テーマの検討 12.フューチャーセンター(学外)の企画/対話の内容の検討 13.フューチャーセンター(学外)の企画/当日の流れの検討 14.2回目フューチャーセンターの実施(学外の参加者を必須とする) 15.フューチャーセンターの振り返り・発表準備 16.活動発表
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授業の特色
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学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
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使用言語
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TA,SA等配置 予定
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基盤的能力 専門的能力
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授業時間外 の学習
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①フューチャーセンターのテーマや地域の課題等に関する基本的な情報収集・調査を行う。 ②フューチャーセンター開催に際し事前に現地について学習する。
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成績評価の 方法
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①授業参加姿勢(20%),②FCの理解・参加度(30%),③グループ演習(30%),④活動報告(20%)
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到達度評価 の観点
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①授業参加姿勢、②FCの理解・参加度、③グループ演習、④活動報告に基づき,「達成目標」に記述した「自らFCを企画・立案・実施する」ための必要な知識・スキルの習得、および地域を志向する積極的な姿勢について達成度を評価する。
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テキスト
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テキスト (詳細)
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講義時(TACTへの掲載を含む)に適宜資料を配付する。
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参考文献
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No
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書籍名
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著者名
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出版社
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出版年
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ISBN/ISSN
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1.
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『フューチャーセンターをつくろう』
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野村恭彦
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プレジデント社
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2012
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参考文献 (詳細)
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担当教員実 務経験内容 または実践 的教育内容
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実践的授業 内容等
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備考
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※この講義は、すべて対面で行う。
定員:30名程度 その他: ・講義内容(フューチャーセンターへの参加、企画実施)によっては学外で行うこともある。 ・月曜日の5限を基本とするがフューチャーセンターへの参加や企画実施に応じて変則的に開講することもある。
※「次世代地域リーダー育成プログラム」の初級段階・「地域志向科目」である。 なお、プログラム修了者には、学長から修了証が授与される(詳細は、地域協学センターに問い合わせること)。
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