授業概要
|
|
大学卒業後の人生の進路を決定するには、自己の志向、適正、労働条件、社会の変化、景気動向、地理条件など多くの要素を考慮しながら検討する必要がある。 本講義では受講生が将来を考える材料となるよう、教員の人生経験談、岐阜県の企業で活躍するゲストスピーカーの話、先輩や社会人との座談会等を提供する。その前後では、受講生同士でのグループワークやラーニングポートフォリオの記述を通じて、感じたことや考えたことを言語化して共有する。 多種多様な視点を取り入れながら、生きること・働くことの意義を考え、自分自身の様々な可能性に気づくことが、本講義の狙いである。
|
|
|
到達すべき 目標
|
|
○自分に求められる能力、自分が伸ばしたい能力について具体的に言語化することができる。 ○グループワークにおいて適切な傾聴・発信ができる。
|
|
|
授業計画と 準備学習
|
|
1. ガイダンス 2. 自己省察① チーム作り 3. 自己省察② 他人のライフヒストリー・自分のライフヒストリー 4. 自己省察③ 自分についての説明書 5. 世の中の変化を考える① 外の世界を知る 6. 世の中の変化を考える② テクノロジーの変化 7. 世の中の変化を考える③ 大学で学ぶことの変化 8. 様々な働き方① ソーシャルビジネスについて 9. 様々な働き方② 地域で働くということ 10. 将来のキャリア設計① 座談会に向けた準備 11. 将来のキャリア設計② 社会人を招いた座談会 12. 将来のキャリア設計③ 座談会の振り返り 13. 学びの振り返り① 14. 学びの振り返り② 15. まとめ
|
|
|
授業の特色
|
|
|
|
学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
|
|
○グループワークを通して、論理的思考力・傾聴力・説得力などを育成する取り組みを行う。 ○グループディスカッションを通して、学生間で意欲的に能力を高めあう取り組みを行う。 ○キャリア設計の手本となりうる先輩学生、岐阜県で働くことを選択した社会人、岐阜県で活躍する経営者等との出会いによって、働くことやキャリア設計を考えるきっかけとなる取り組みを行う。 ○TACTを使って、授業時間外に受講者同士がディスカッションすることを求めている。
|
|
|
使用言語
|
|
|
|
TA,SA等配置 予定
|
|
|
|
基盤的能力 専門的能力
|
|
|
|
授業時間外 の学習
|
|
テーマごとに学習の振り返りとしてラーニングポートフォリオを作成する。 ラーニングポートフォリオは学習の成果をまとめたものであり2000字程度を3回提出予定。 詳細はガイダンス時に説明する。
|
|
|
成績評価の 方法
|
|
ラーニングポートフォリオ提出(30%)、最終レポート課題(30%)、受講姿勢やグループワーク・発表(40%)で総合的に判断する。
|
|
|
到達度評価 の観点
|
|
自己評価ルーブリックを活用する他、グループメンバーの相互評価やレポート課題、発表の内容・質疑応答によって判定する。
|
|
|
テキスト
|
|
|
|
テキスト (詳細)
|
|
|
|
参考文献
|
|
| |
No
|
書籍名
|
著者名
|
出版社
|
出版年
|
ISBN/ISSN
|
|
1.
|
『「主体的学び」につなげる評価と学習方法―カナダで実践されるICEモデル』
|
スー・F. ヤング他,土持ゲーリー 法一他訳
|
東信堂
|
|
978-4798901756
|
|
|
|
参考文献 (詳細)
|
|
購入(持参)を義務付けるものではないが、この書籍が参考になる。 『「主体的学び」につなげる評価と学習方法―カナダで実践されるICEモデル』 スー・F. ヤング (著), ロバート・J. ウィルソン (著), Sue Fostaty Young (原著), Robert J. Wilson (原著), 土持ゲーリー 法一 (翻訳)、東信堂、第1刷は2013年、第4刷は2017年、いずれのものでも差し支えない。 定価1000円(+税)。
|
|
|
担当教員実 務経験内容 または実践 的教育内容
|
|
|
|
実践的授業 内容等
|
|
|
|
備考
|
|
※この講義は、すべて対面で行う。
・「次世代地域リーダー育成プログラム」の初級段階・「地域志向科目」、かつ、同プログラムの「産業リーダーコース」の必修科目である。「地域産業と企業戦略入門」をあらかじめ、もしくは並行して受講することが望ましい。 なお、プログラム修了者には、学長から修了証が授与される(詳細は、地域協学センターに問い合わせること)。 ・必要に応じたゲスト講師招聘あり。
|
|