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開講年度 2014 
科目開講学部
医学部 
対象学科
看護学科 
科目区分
専門科目 
科目分類
成人・老年看護学 
判定科目区分
対象学年
3年 
対象者の制限
開講学期
前学期 
開講時間割
金曜 3限

金曜 4限 
開講時間割特記事項
授業の形態
単位
必須・選択の別
教室
[看護]講義室1 
授業科目名[副題]
成人慢性期/急性期事例展開 
担当教員[所属]
足立 久子 [看護学科]

石黒 千映子 [看護学科]

岩屋 早苗 [看護学科]

杉村 鮎美 [看護学科]

西本 裕 [看護学科]

松田 好美 [看護学科]

高橋 由起子 [看護学科]

岩田 美智子 [看護学科]

林 瑞穂 [看護学科] 
履修コード
NSS01550 
科目番号
155 
カリキュラム
看護2012 



1.授業の
ねらい
(授業のね
らい・目標
・学習達成
目標)
成人看護論、看護方法Ⅰ・Ⅱの学びを基に成人期にある患者の看護に必要な知識を修得し、その知識を看護実践に活用していけるように、模擬事例を用いて具体的に看護過程を展開する。模擬事例には、治癒困難な慢性的な病を持つ者および急激な健康破綻をきたした者を対象とする。少人数グループでの学習であり、学生個人が積極的に学習することに主眼をおくと共に、グループ内での討議を通して学習の共有化を図り、チームワークを学ぶ。また自分の考えを論理的に説明でき、自分と異なる意見に対して尊重しながらも討議できる、コミュニケーション能力の育成を図る。
慢性期:脳梗塞の回復過程にある成人期の事例を通して、セルフケアに重点をおいた慢性病患者の看護過程を展開する能力を修得する。また、グループワークを通して、疑問を持ち自ら勉強する態度を養い、その成果をグループ内でデスカッションすることによって、表現能力と看護展開能力の向上を目指す。
1.成人各期の発達的特徴、事例患者が抱える健康障害とその看護に関する基礎的な内容について述べることができる。
2.看護過程(アセスメント・看護問題の明確化・看護目標の設定・具体的な看護計画の立案)を展開し、事例患者への適切な看護について述べることができる。

急性期:急性期の目標は、事例を通して周手術期患者の看護を展開する能力を修得することである。学習達成目標は以下の通りである。
1.術前のA氏の状態を理解する
・肺癌の病態生理,臨床検査内容の目的・方法とその意味,手術方法の種類を理解する
 ・肺癌といわれたA氏(52歳)の手術を決意するまでの心理的経過について理解し,援助方法を考える。
・術前練習,術前の身体の準備について理解する
2.A氏の手術中の経過について理解する
・A氏の手術(胸腔鏡下肺悪性腫瘍摘除術)および麻酔の種類について理解する
・術後の肺の状態と機能の変化を理解する
3.A氏の状態をアセスメントし,術後第1病日の看護計画を立案できる
・術前・術中から帰室直後までのA氏の状態について説明できる
・A氏の術後に起きやすい合併症について原因・症状・治療・看護について説明できる
・A氏の術後の状態をアセスメントし,関連図を用いて全体像を説明できる
・術後第1病日のA氏の看護問題(診断)・共同問題を抽出し,優先順位を決定することができる
・優先順位1位について期待される結果・具体的看護介入計画を立案できる 
2-1.授業計
画(授業形
態・修得し
ておくべき
科目など)
慢性期:
第1回:オリエンテーション、グループワーク(学習計画の作成)足立、石黒、岩屋、杉村
第2・3回:グループワーク(知識の整理、情報の整理と分析)足立、石黒、岩屋、杉村
第4・5回:グループワーク(アセスメント、関連図)足立、石黒、岩屋、杉村
第6回:グループワーク(看護計画の立案)足立、石黒、岩屋、杉村
第7回:グループワーク(看護計画の立案)足立、石黒、岩屋、杉村
第8回:講義(事例と看護過程の解説)足立、石黒、岩屋、杉村 *第8回の授業時間は45分間

急性期:
第1回:オリエンテーション(髙橋),課題1に基づきグループディスカッション(西本,松田,髙橋,岩田,林)
第2回:講義 病態・検査・麻酔・術式(西本),術前看護(髙橋)
第3回~7回:課題2・3に基づきグループディスカッション(西本,松田,髙橋,岩田,林)
第8回:事例のまとめ(髙橋) 
2-2.履修要
件(修得し
ておくべき
科目等)
慢性期:2年事前学期および後学期開講の以下の科目を履修していること。
     成人看護論、慢性期看護方法Ⅰ・Ⅱ、成人・老年病態論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 
3.教科書・
テキスト・
参考文献等
慢性期:
教科書:任和子(2010):改訂版 実習記録の書き方がわかる看護課程展開ガイド,照林社
    松尾ミヨ子/志自岐康子/城生弘美(2012):基礎看護学 ヘルスアセスメント,メディカ出版
参考書:井上智子/佐藤千史(2008):病期・病態・重症度から見た疾患別看護過程,医学書院
    その他、演習を行うセミナー室に所蔵されている書籍

急性期:セミナー室に設置 
4.試験・成績
評価
(試験の方法
・成績評価の
基準及び
方法)
慢性期:定期試験(30%)、グループワークへの参加状況(10%)、提出物(演習記録等)(10%)によって総合的に評価する。

急性期:50%(ディスカッションへの参加状況(20%)と提出レポート(30%)により評価を行う) 
5.その他
特記事項
【受講者へのメッセージ】慢性期:授業中に提示された予習および復習課題は必ず行い、そのうえで授業に参加する。

【オフィスアワー】足立:午後5時以降、石黒:(水)12~13時、岩屋・杉村:(水)午後5時以降、西本:(月)12:45~13:30  松田:(月)12:00~12:45 髙橋:(水)12:00~12:45


【連絡先】

 [居室]足立:601、石黒:503、岩屋・杉村:620、西本:508、松田:614、高橋:613、岩田・林:3260

 [電話]足立:3234、石黒:3252、岩屋:3259、杉村:3253、西本:3230、松田:3246、高橋:3233、岩田:3244、林:3260

 [メール]慢性期:各教員のmail addressはAIMS-Gifuで確認し連絡してください、急性期:髙橋yu-taka@gifu-u.ac.jp 
シラバス
URL
https://alss-portal.gifu-u.ac.jp/campusweb/slbssbdr.do?risyunen=2014&semekikn=1&kougicd=1NSS01550 
CourseID
20141NSS01550 


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