授業概要
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気象や気候はさまざまな産業に影響している.社会や産業においては,急速にDXや脱炭素が進み,気象データの活用可能性が高まっている.そのような背景の中で,気象データの意味と性質を正しく理解し,気象データを適切に処理できるITスキルを有し,様々な社会や産業における課題解決のために気象データを利活用できる人材「気象データアナリスト」の養成が求められている.この講義では,気象データアナリストに求められる気象データの意味を正しく理解するために不可欠となる気象学の基本的な知識を習得するものである.
注意事項: ・授業の実施形態:すべて対面授業で行う. ・この講義「気象学特論II」の受講者は,「気象学特論I」も同時に履修すること.片方のみの受講は不可とする. ・この講義は令和5年より開始を目指す「気象データアナリスト養成講座」の中の科目(「気象学特論I・II」「気象データサイエンス論I・II」「気象データ基礎I・II」「気象データ応用I・II」)の1つであり,令和4年度は試行的に専門科目として実施するものである.この講義以外の関連講義の履修も推奨します.
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到達すべき 目標
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学習到達目標は次の通りである. ・気象データの理解に不可欠な基本的な気象学を習得する. ・気象現象,気候変動,気象要素について理解する. ・気象業務法を理解する.
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授業計画と 準備学習
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「気象学特論I」「気象学特論II」では以下の内容を学ぶ.尚,急遽講義内容が変更される可能性がある.
1 大気の鉛直構造 2 大気の熱力学1 3 大気の熱力学2 4 大気の熱力学3 5 降水過程1 6 降水過程2 7 大気放射1 8 大気放射2 9 大気の運動1 10 大気の運動2 11 大規模な大気の運動 12 温帯低気圧と熱帯低気圧 13 メソスケールの気象 14 気候変動 15 気象業務
注意事項: ・授業の実施形態:すべて対面授業で行う. ・この講義「気象学特論I」の受講者は,「気象学特論II」も同時に履修すること.片方のみの受講は不可. ・この講義は令和5年より開始を目指す「気象データアナリスト養成講座」の中の科目(「気象学特論I・II」「気象データサイエンス論I・II」「気象データ基礎I・II」「気象データ応用I・II」)の1つであり,令和4年度は試行的に専門科目として実施するものである.
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授業の特色
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学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
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使用言語
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TA,SA配置 予定
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基盤的能力 専門的能力
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授業時間外 の学習
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成績評価の 方法
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3分の2以上の出席があることは必須条件であrう. 講義中に課した課題・レポートにより,100点満点で成績評価し,60点以上を合格とする.
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到達度評価 の観点
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3分の2以上の出席があることは必須条件であrう. 講義中に課した課題・レポートにより,100点満点で成績評価し,60点以上を合格とする.
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テキスト
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No
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書籍名
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著者名
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出版社
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出版年
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ISBN/ISSN
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1.
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『一般気象学 第2版補訂版』
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小倉 義光
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東京大学出版会
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2016
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4130627252
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テキスト (詳細)
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この講義では,「一般気象学 第2版補訂版」の内容を実施する.大学での講義用の教科書である.本来,通年講義程度の分量であるが,一部省略して半期講義で解説する.また,適宜,気象データアナリストに向けた内容を追加する.あまり高度な数学は使わないが,どうしても偏微分やベクトル程度の大学の初級程度の内容は出てくる.本講義を通じて,気象現象について全体像を把握してほしい.
その他の講義資料は,毎回,講義前にAIMSに掲載する予定である.
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参考文献
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参考文献 (詳細)
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担当教員実 務経験内容 または実践 的教育内容
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実践的授業 内容等
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備考
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注意事項: ・授業の実施形態:すべて対面授業で行う. ・この講義「気象学特論II」の受講者は,「気象学特論I」も同時に履修すること.片方のみの受講は不可. ・この講義は令和5年より開始を目指す「気象データアナリスト養成講座」の中の科目(「気象学特論I・II」「気象データサイエンス論I・II」「気象データ基礎I・II」「気象データ応用I・II」)の1つであり,令和4年度は試行的に専門科目として実施するものである.
【連絡先】 [居室]玉川(工学部F203) [電話]玉川(内線2430) [メール]玉川(tama@green.gifu-u.ac.jp)
[居室]吉野(工学部C513-2) [電話]吉野(内線2439) [メール]吉野(jyoshino@gifu-u.ac.jp)
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