授業概要
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気象や気候はさまざまな産業に影響している.社会や産業においては,急速にDXや脱炭素が進み,気象データの活用可能性が高まっている.そのような背景の中で,気象データの意味と性質を正しく理解し,気象データを適切に処理できるITスキルを有し,様々な社会や産業における課題解決のために気象データを利活用できる人材「気象データアナリスト」の養成が求められている.この講義では,気象データアナリストに求められる気象庁の気象データの基本的知識を習得するとともに,多次元データのデコード,データ抽出,可視化のプログラミングをハンズオンで学習するものである.
注意事項: ・授業の実施形態:すべて対面授業で行う. ・この講義はプログラミング実習を含んでいるため,各自,Windows,MacOS,LinuxOSのノートパソコンを持ち込むこと. ・この講義「気象データ基礎II」の受講者は,「気象データ基礎I」も同時に履修すること.片方のみの受講は不可とする. ・この講義「気象データ基礎II」の受講者は,第1タームの「気象学特論I・II」と「気象データサイエンス論I・II」を履修済みであること. ・この講義は令和5年より開始を目指す「気象データアナリスト養成講座」の中の科目(「気象学特論I・II」「気象データサイエンス論I・II」「気象データ基礎I・II」「気象データ応用I・II」)の1つであり,令和4年度は試行的に専門科目として実施するものである.この講義以外の関連講義の履修も推奨します.
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到達すべき 目標
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学習到達目標は次の通りである. ・気象庁の気象データの基本的性質を理解する ・気象庁の気象データのデコード,データ抽出,可視化に関するプログラミングを習得する ・気象観測の手法を理解している ・気象予報の手法を理解している ・気象データの不確実性を考慮できる ・気象データのハンドリングができる ・気象データの入手ができる
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授業計画と 準備学習
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「気象データ基礎I」「気象データ基礎II」では以下の内容を学ぶ.尚,急遽講義内容が変更される可能性がある.
1 気象庁の様々な気象データ・入手方法・形式 2 地図上への描画方法(点データ) cartopy 3 地図上への描画方法(分布データ) cartopy 4 気象観測の原理と不確実性 5 地上気象観測 CSV形式 6 地上気象観測 BUFR形式 7 警報・注意報 XML形式 8 気象レーダ GRIB2形式 9 気象衛星 GRIB2形式 10 推計気象分布 GRIB2形式 11 気象予報の原理と不確実性 12 GSM,MSM,LFM GRIB2形式 13 GEPS,MEPS,季節EPS GRIB2形式 14 天気予報ガイダンス XML形式,GRIB2形式 15 再解析データJRA55 GRIB形式
注意事項: ・授業の実施形態:すべて対面授業で行う. ・この講義はプログラミング実習を含んでいるため,各自,Windows,MacOS,LinuxOSのノートパソコンを持ち込むこと. ・この講義「気象データ基礎II」の受講者は,「気象データ基礎I」も同時に履修すること.片方のみの受講は不可とする. ・この講義「気象データ基礎II」の受講者は,第1タームの「気象学特論I・II」と「気象データサイエンス論I・II」を履修済みであること. ・この講義は令和5年より開始を目指す「気象データアナリスト養成講座」の中の科目(「気象学特論I・II」「気象データサイエンス論I・II」「気象データ基礎I・II」「気象データ応用I・II」)の1つであり,令和4年度は試行的に専門科目として実施するものである.この講義以外の関連講義の履修も推奨します.
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授業の特色
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学生のアク ティブ・ラー ニングを 促す取組
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使用言語
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TA,SA配置 予定
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基盤的能力 専門的能力
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授業時間外 の学習
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成績評価の 方法
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3分の2以上の出席があることは必須条件であrう. 講義中に課した課題・レポートにより,100点満点で成績評価し,60点以上を合格とする.
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到達度評価 の観点
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3分の2以上の出席があることは必須条件であrう. 講義中に課した課題・レポートにより,100点満点で成績評価し,60点以上を合格とする.
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テキスト
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テキスト (詳細)
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教科書は特に指定しないがプログラムや講義資料は,毎回,講義前にAIMSに掲載する予定である.また,関連する参考書もその都度紹介する.
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参考文献
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参考文献 (詳細)
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担当教員実 務経験内容 または実践 的教育内容
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実践的授業 内容等
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備考
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注意事項: ・授業の実施形態:すべて対面授業で行う. ・この講義はプログラミング実習を含んでいるため,各自,Windows,MacOS,LinuxOSのノートパソコンを持ち込むこと. ・この講義「気象データ基礎II」の受講者は,「気象データ基礎I」も同時に履修すること.片方のみの受講は不可とする. ・この講義「気象データ基礎II」の受講者は,第1タームの「気象学特論I・II」と「気象データサイエンス論I・II」を履修済みであること. ・この講義は令和5年より開始を目指す「気象データアナリスト養成講座」の中の科目(「気象学特論I・II」「気象データサイエンス論I・II」「気象データ基礎I・II」「気象データ応用I・II」)の1つであり,令和4年度は試行的に専門科目として実施するものである.この講義以外の関連講義の履修も推奨します.
【連絡先】 [居室]吉野(工学部C513-2) [電話]吉野(内線2439) [メール]吉野(jyoshino@gifu-u.ac.jp)
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